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塩酸酸性、硝酸酸性、硫酸酸性の違いを教えてください。

たとえば、水質分野だと
・ ヘキサン抽出物は塩酸酸性で保存
・ 砒素 前処理を要しないときは塩酸添加で酸性
     前処理を要するときは硝酸添加で酸性    本参考

違いはなんなんでしょうか?
またどうしてその塩酸なり硝酸を選ぶのでしょうか?

A 回答 (1件)

ごく簡単に説明すると、


塩酸:還元性あり(酸化剤と会うと塩素ガスになる)、揮発性あり(後処理の時除去できる)、周囲を酸で侵す可能性あり。銀や水銀と不溶性の塩を作る。
硝酸:希硝酸でも酸化性あり(銅をとかせる希酸は希硝酸だけ)、酸化性に伴い、どんな金属類でも溶解できる(核物質の取り扱いはもっぱら硝酸)、窒素酸化物を発生するのでその注意も必要。
硫酸:熱濃硫酸では酸化性、脱水性を示すが、希硫酸は酸化性も還元性も示さない、しかしアルカリ土など不溶性の塩を作るので、取り扱い順序を間違えると、問題が発生する。揮発性がないため除去が困難、だが周囲を侵す心配がない。
と言った基準で選ばれています。
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この回答へのお礼

お礼の方が遅くなってしまい申し訳ありません。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/14 22:44

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