プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「知らずに犯す罪」の方が、「知って犯す罪」より重い、と釈迦が阿難に教える場面があるのは、何という経典ですか。出典を教えてください。

A 回答 (3件)

お礼有難う御座います。



連休で暇だったので、書棚を整理していたら『ミリンダ王の問い』/東洋文庫(平凡社)が出てきました。

P246
第7章第8「智恵の重視」ー知っていて悪を茄子のと知らないで悪を為すのとの相違

に、ミリンダ王とナーガセーナ尊者との問答がありました。

訳の引用
「大王よ、あなたはどうお考えになりますか。灼熱し、燃焼し、炎熱し、炎上した鉄丸と、一人が知らないでつかみ、一人が知っていてつかむならば、いずれがひどくやけどをするでしょうか?」

という喩えです。
大学で勉強したときには、パーリー語だったのですが、もう30年も前なので、原語は忘れてしまいました。「鉄丸」か「火箸」かは定かではありませんが、かの中村元先生が訳しているのですから、間違いはないでしょう。
    • good
    • 1

#2です。


訂正します。

『ミリンダ王の問い』は本生譚ではありませんでした。仏教の経典『那先比丘経』です。
学校でズーと以前に習ったので、やや記憶に混乱があったようです。失礼しました。
    • good
    • 0

『本生譚』という釈迦が生まれる前、前世の逸話を集めたもののなかの『ミリンダ王の問い』という中にあります。



ただし、これは、釈迦が阿難に教えたのではなく、ナーガセーナがミリンダ王に教えたという問答集ですが・・・

灼けた鉄を知らずに触るのと知っていて触るのと、どちらがやけどが少なくて済むかという喩えを使って、「知らずに犯す罪」の方が重いと説明しています。これでは、ないですか?

この回答への補足

「灼けた鉄を知らずに触るのと知っていて触るのと、どちらがやけどが少なくて済むかという喩え…」
←そのとおりです。しかし、「鉄」ではなく「火箸」と言っているらしいのですが…

補足日時:2008/04/29 22:05
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す