1つだけ過去を変えられるとしたら?

経済学者の大塚啓二郎さんは、アメリカに留学してた頃、原書で1日に100ページぐらい読んでいたと言ってました。
私は日本語の本でも1日100ページは読めません。まあ1ページあたりの量にもよるんでしょうけど、そんなことが可能なんでしょうか?

A 回答 (6件)

アメリカに住んで40年目になりました。

 私なりに書いてみますね。

私が来た時点ではまだかなり苦痛を感じましたが、一日100ページはそれほどのページ数だとは思いませんよ。 ひどい時には150ページは軽く読んでいなければ授業にはついていけないことがありましたね。 あの小さな活字の分厚い教科書の、です。 文法なんてくそ食らえ、って言う感じですね。 日本語の意味なんて考えている暇なんてとんでもない事でした。 ですから、英文の意味は分かるけど日本語の表現は分からないと言う単語や表現はかなりあると思います。

授業によっても違うでしょうが、100ページはそれほど多いとは思いません。 一つの授業で一日に40ページ分を講義する事はそれほど少なくないと言うことであり、分からない事柄などは図書館でそれを説明している本も読まなくてはいけません。 今のように、信頼性は高いとはいえませんが、少なくてもインターネットで簡単に調べる事は出来ます。

今でも報告書やレポートを読んだり(書類、メール、ネットサイト、書籍、文書編集、記事などを含めて)すると、一日に100ページ近くは読んでいるでしょう。 弁護士への報告や文書のチェックはやはり疲れます。 時間に追われながら適切に文章を理解し使えるものなのかを判断し、書き直させてまた同じものを読む、一度読んだからといって「読み流しは決して出来ません」ね。 間違いも読み流してしまったら私の役目はできていないと言うことになってしまいます。 読み流ししないように目を通し更に文章を編集していく、じっくり読まなくてはならないと言うことになりますので疲れるわけです。<g> 時には、何で俺がこんなことしなくちゃいけないんだよ、と思うことさえありますよ。 お風呂でゆっくり章背でも読みたいと思うわけです。 

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
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私は英語、日本語に関係なく、質問者様と同じようなことを思っています。

何を言おうしているのか、どうしてそのようにいえるのか等々の考える過程を無視すればそのようなことが可能なこともあるかもしれませんが、私の場合は、無理なように感じています。
以下は、文化長長官をされておられました河合隼雄氏の著書からの抜粋ですが、全くその通りに思っています。参考になれば幸いです。

「本が解らないことの他に、もう1つの問題は、私にとって読書は非常に時間がかかる、ということであった。私がながながとかかって、一冊の本を読み、・・・友人たちに話してみると、彼らは私よりはるかに早くその本を読みおえているのである。・・・受験勉強の話(省略)・・・この頃になって、私は自分の読書の少ないことや、時間のかかることは、それほど困ったことでもなさそうだと思いはじめていた。そのことは、本を読んで疑問に思うことを他人に聞いてみると、本をよんだはずの人々がほとんどの場合、私の質問に答えられないばかりか、そのような疑問を感じることさえしないことに気がついてきたからである。私にすれば、初歩的でまったく申し訳ないと思いながら、読書家の人たちに質問するのだが、期待に応えてくれる人はきわめて少数であることが解ってきたのである。・・・・あわてて沢山読もうとしたりしなくともいいと言いたいのである。・・・自分がこれぞと思う本にとりつき、じっくり考えてゆくと・・・・一冊の本はじつに多くの可能性をわれわれに提供してくれる。・・・一冊の本をじっくりと読んでいる人は、意外と少ないものである。」
対話する人間(潮出版社/1992年)
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一般に日本人の英語を読む速さは1分75語くらいだそうですが、TOEICで上級レベルを取る人(アメリカの大学に留学を許可されるくらいのレベル?)は、150語/分くらいは読むし、教養あるネイティブは200~300語/分くらいで読むそうです。



1ページに何語くらいかにもよりますが、だいたいの単行本は300語/ページくらいだと思います。150語/分の速度で読んだとしても100ページ×300=30000語を読むには約200分。3時間20分です。アメリカの大学はレポートが大変だとはいえ、学生で、しかも自分の専攻分野の本を読むということなら、物理的には十分可能でしょう。

集中力が持つかどうかは、その人の興味の持ち方、その分野の基礎知識(理解度)に左右されるのではないでしょうか。後に学者になるような人でしたら、その分野に強い興味を持ち、学習意欲も高かったと思えるので、毎日3、4時間くらい本に没頭するのは、当然のことだと思います。

こういう話って、「そういう努力をしたから、そういうえらい人になれたんだ」とひきあいにされることが多いようですが、実際には、そういうことに強い興味を持って、進んでやりたがる人だからこそ学者になれたんだと思うべきでしょう。

なお、日本語の本でも1日100ページ読めないという人は、けっこうおられるのかなと思いますが、社会科学の研究者には、そういう人は、おそらくいないと思います。そのくらいの本を読むのは、当たり前のことじゃないでしょうか。
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例えばあなたが高校生で、マクロ経済学の専門書を日本語で読もうとしても、多分、なかなか読めないでしょう。

一日、10時間以上費やしても、数ページかもしれないし、数10ページかもしれません。
けれど、あなたが、経済の専門家であれば、その専門の分野の本を読むことは、たとえ、外国語でも、かなりたやすくできるはずです。なぜかと言えば、専門用語や論理になじみがあるからです。
母国語での話ですが、歴史に興味のある方が、歴史小説を読むとき、多分、かなりのスピードで読めるはずです。探偵小説に興味のある方なら、同様にシャーロックホームズをかなりのスピードで読めるでしょう。
同様に、外国語でも、ある程度、その外国語をやってい、専門用語と対象分野の基礎知識があれば、一日100ページは、そんなに難しいことではないはずです。
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かなり集中してたらいけますね。

文庫本サイズの本で、かなり面白かったら1冊読みきれるかもしれません。
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全ての文章を読むには大変な時間がかかると思われます。

(人にもよると思いますが…)

読書の得意な人は斜め読みという特殊なリーディングテクニックを使うそうです。それは文章を飛ばし飛ばしでかいつまんで読み文章の骨組みをとらえ、ストーリーを頭に描ききるという方法です。それを使えば可能な人は可能になると思います。難しいですが。
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