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ここ20年間で、将棋人口が激減し、一家に一台必ず将棋盤があったのに
今では見る陰もありません。
少子化、TVゲーム、趣味の多様化が大きな原因だとは思います。
でも、そうした「外的要因」ではなく、
「内的要因」として将棋に魅力が無くなった理由は何でしょうか?

昔、さんざん親兄弟友人たちと将棋を差し、一喜一憂したのに
今ではやろうという気が起きません。
個人的には、全く変わらないデザインと、
単純に勝ち負けしかないルールに、
将棋の「売れなくなったマイナス要素」があるように思えるのですが。

A 回答 (12件中1~10件)

 理由は簡単です。


 将棋が卓上ゲームの中で、最も勝負に辛いからです。

 質問者もいわれていますが、大差だろうが僅差だろうが勝ちは勝ち、負けは負けです。
 大差とか僅差の評価は難しいのですが。
 私が女流プロと対局した時に、1手違いの敗戦がありましたが、完全に読みきられての結果です。
 1手違いでも、読みきられての1手違いは大差ですしね。

 しかし辛いという意味はもう一つあります。
 もう一つの意味とは逆転が難しいと言う事です。同等の実力者同士の対局で、一方がちょっとした悪手指した場合、相手がそれ以上の悪手をその後に指さないと、形勢を持ち直す事はできないのです。
 一方が悪手を一度でも指し、相手方に悪手が期待できなければ、その時点で将棋は終わっています。

 私は将棋三段で、囲碁は正式な段・級は持っていませんが、多分1~2級程度と思います。
 囲碁は左上で自分が悪手を指して形勢を損ねても、右下で相手方が悪手を指さなくとも挽回する事が可能です。

 マージャンは初心者でも、時に強豪に勝つ事ができます。
 50局対局すれば、ヒラ場ならば私でもアサダ氏とかイデ氏等の有名・高名な方相手に、1~2局は勝てると思います。

 将棋では初心者が、アマであっても高段者に勝つ事は絶対に有りません。
 実力差が100%出てしまうゲームで、将棋にフロックは有りません。
 このために将棋は、ある意味敬遠されやすいと思います。
 昔からあったと思いますが、BさんがAさんに「アンタとやっても勝てないから嫌だ」・「負けるから嫌だ」と言いました。
 でもそのBさんもCさんから同じセリフを言われるのです。

 皆、本能的に将棋の何たるかを分かっていると思います。
 そのために敬遠されていると思います。
 誰しも自分の劣勢・劣等は認めたくありませんから…
 しかし敬遠されているとは思いますが、嫌われているとは思いません。
 嫌われているならば、このようなセリフを言う人自体が存在しないはずですから。

 核家族化や、生活の多様化による選択肢の拡大等により、昔のような事は期待できないかと思いますが、デザインとかの問題ではないと思います。
 質問者の方は「単純な勝ち負け」と言われますが、本来勝負事は勝ち負けしかありません。All or Nothingであり、最も純粋な勝負事と思います。
 また質問者の方・自身の変化は、他の回答者の方も言われるように、単に趣味・嗜好の変化によるものではないでしょうか?
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将棋そのものが面白いものと感じる人はいいのではないでしょうか。


でも、将棋が勝負事として考える人は(通の人に見受けられる考え方ですね)あまりのめり込むのも生活に支障を来たすので良くないと
判断されているかと・・・・個人的な意見ですが。
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将棋のダメなところは多いけれども、


将棋は面白い。もっとアピールしてほしい。

将棋を知らない人が多いし、
将棋を知っているつもりという人も多いです。
将棋を誤解している人がいかに多いか(--;

将棋を知らない人に
将棋をちょっとすすめてみたら
熱中しておもしろそうに将棋を指す人が多いですから、
そのギャップに驚くことさえあります。

女性にも将棋が広まる可能性だって
十分にあると思ってます。

将棋のルールを知らなくても
なんとなく見ていて将棋が面白いらしいですから・・・

将棋ファンですが将棋に肩入れすることなく
公平な立場でみてますが、
アピールすれば十分に将棋ファンが増えると思ってます。

ただ、昼休み将棋を広めるにはいい機会なのに
将棋の切れ負けが浸透していないので
勝負がつかず、敬遠されがちですね。
昼休み終わっているのに
将棋に熱中しすぎるので、将棋を禁止させている
と聞いたこともあります。

将棋道場が激減しているのもダメだと思う。
人とのコミュニケーションがないのは
問題だと思う。
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私は、将棋の魅力が無くなったのではなく魅力を知る機会が減ったのだと思います。



音楽でも思うのですが、小中学校の音楽の授業でなにを習っていたかというと、ほとんど外国の作家のクラシック音楽でした。
日本の音楽は越天楽と君が代、当時のポップスぐらいしか思い出せません。
大人になった今、能や歌舞伎というものに接点がなく、かわりにモーツアルトのオペラやショパンの音楽は知っているという人は多いと思います。

幼い頃から、日本の古く良いものにもっと親しむ機会があれば将棋人口も増えるのではないでしょうか。
私も大人になるまで将棋は全くわかりませんでした。接する機会が無かったので興味もなかったのです。

今は主人に少し教えてもらったので、おそろしく下手ながらも将棋の楽しさにはまっています。
小学生の息子やそのお友達も、(DS・Wii等あるのですが)将棋やオセロを素人レベルで楽しんでいます。
香車とか飛車とか名前がかっこいいらしいです。龍になったぞ!とか。笑

勝ち負けしかないルールでも、勝てないので、勝ちたくて必死で。(^-^;
まだまだ突拍子もない駒の動かし方ですけど、将棋は奥がとても深そうで魅力的だと思います。

ただ、駒を買おうとしてネットで調べたら80万円とか・・・お手頃価格で10万円とか・・・
子供が駒を紛失すると遊べなくなるので安価なマグネットのセットが欲しいな~と思います。
素人発言、長々とすみません。
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べつに将棋がダメなわけではなくて、現代はゲーム機など娯楽が多様化しているから遊びの選択肢が増えただけだと思います。

私の若い頃は家の中で遊ぶなら将棋か囲碁か麻雀かトランプぐらいしかなかったけど、いまはDS、Wii、PSP、インターネットなどできることがたくさんあります。選択肢が多いから、将棋をやる人の割合は減りましたが、これはしかたがないでしょう。
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ざっと考えただけでも


沢山のマイナス要因はあると思ってしまいました。

・負けたら腹が立つ。
・ルールを覚えにくい。
・目新しさがない。
・神経を使う。
・積極的に将棋ファンを増やそうとしなかった。
・イメージが悪い(古い)。
・二人だけでしか遊べない。
・時間が必要と思われている。
・手元に将棋盤と駒があっても駒が無かったりする。
・将棋は面白いことを知らない。

それでも将棋は面白いです。
そこで提案。

【提案内容】
素人でも短い時間でも
将棋ができることをアピールする。
アピール後に、
将棋盤に必ず時計をつけて売る。
将棋の駒が無くならないように
予備の駒を必ずセットで用意する。
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そういえば以前どこかで読んだ記憶があるのですが、


囲碁や麻雀と比較して将棋は勝負の要素が厳しすぎ、
気軽に楽しむ娯楽としてやや不利な面もあるそうです。

囲碁や麻雀の場合はどれくらいの差で終了したかが
数値で出るので、同じ負けるにしても接戦ならば比較的
精神的ダメージが小さくても済む事があるのに対し、
将棋の場合は一手違いであろうとも、大差負けであろうとも、
どちらにせよ数値で結果が出ずに「勝ち」か「負け」しかなく、
勝てば満点、負ければ0点という気分になりやすいと。

子供時代には楽しめた将棋が成長して魅力を感じなくなった
とすれば、成長するとともに遊びの好みが変化して、
将棋のように勝敗を厳しく決するたぐいの勝負が趣味に
合わなくなってしまったという事があるのかもしれませんね。
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どういう御分析の結果そういう結論になったかは知りませんが、明らかに間違っています。


まず、単純に勝ち負けしかないというが、勝負の世界で勝ち負けがなければ興味半減です。
これは絶対にあり得ない仮定なので百歩譲ってルール内容に変化がないと仮定しても、
ゲームとして普遍性が保障されていなければ何百年も続くわけがありません。

逆にいえばその固定された世界で奧が深いからこそ、
プロ団体が成立し、多くのファンを惹きつけ長い年月成立しています。
将棋というゲームの本質に問題ありとするのは誤りです。

要因はやはり文明の発達、とりわけTVゲームの普及による娯楽の多様化でしょう。
スカパーなどテレビのチャンネルも随分増えました。そこへインターネットです。
デジタル機器も随分普及してきて、昔よりやることは大分増えました。

TVゲームと将棋をポンと置かれ、どっちをやると聞いたら大抵の子供はTVゲームです。
昔はゲームといえば囲碁、将棋、トランプ、そして野球盤とかの玩具しかなかったのですから
将棋との接点が多かったです。そして周りもみんなやるから自分もやるみたいな。

結局、将棋人口が減ったのは連盟の無策にも原因があります。
しかし、さすがにスポンサーが少なくなってきて現状では無視できません。
競技人口が少なくなったため、棋戦継続の意義をスポンサーから突きつけられています。

これに少子化の問題も絡んで、今では連盟は子供の囲い込みに力を入れています。
子供の将棋大会も随分増えました。これなどは私の子供の頃では考えられない話です。
ですが、本当の意味での普及は学校へ足を運ぶなど、もっと草の根的に行う必要があります。

それで、あなたの場合は単純な嗜好の変化ではないですか?
人間年齢を重ねると誰でも億劫になるものです。
子供の頃は何でも熱中できますが、大人を動かすのは大変です。
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ここ20年というと分かりませんが、


1990年代は羽生全冠制覇とNHKテレビ小説「ふたりっこ」ブームが重なって大いに盛り上がりました。そういう一時のブームはすでに去ったものと思います。
いまも将棋大会はあちこちで開催されていますし、主要な新聞では将棋のタイトル戦の連載が続いています。本当に将棋が好きな人の数はそれほど減っていないのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

本当の将棋好きは、確かに変わらないかも。
でも、以前は会社や工場の休息時間に何組か必ず将棋をやっていたのに
やっぱり今ではいませんね。
全体的には、大幅に減っていると思います。

お礼日時:2008/05/21 03:34

魅力自体は大して変わってないと思いますよ。

なにせ、何百年もの歴史を持っているゲームですし、ルーツを辿っていけばさらにすごいことになりますしね。同じルーツを持つチェスなどと比べると取った駒が使えるとか、ほぼすべての駒に”成り”の概念があるとか、ルール的にも奥深いものを持っていると思います。次の一手や詰め将棋などは結構良いパズルだとも思います。

ただ、これだけいろいろな楽しみが増えてくると相対的に見劣りしてしまうのは避けられないでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かにチェスよりは、ゲーム性があるとは思うのですが
チェスはデザイン的には将棋より優れていると思いますよ。
昔ドイツでチェスのお店に行ったことがありますけど
面白いバリエーションがあって、見た目に楽しかった。
子供的に将棋より興味持てそうでした。女子にも受けていたし。

「相対的な見劣り」は、あのデザインの幅が無いように思えるのです。

お礼日時:2008/05/21 03:31

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