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あるホームページで『シリコンの純度を100%に出来ないか』という質問に対し、『出来ない』という回答があったのですが、なぜ出来ないのでしょうか。

またイレブンナイン(テンナインでしょうか?)の純度をさらに上回ることが現在の技術を通して可能なのか。実際に高純度のシリコンを使うメリットとかはあるんでしょうか?

変な質問文で申し訳ありませんが、わかる方お願いします。

A 回答 (5件)

高純度のシリコンを使うメリットに関して。


高純度のシリコンそのものの使用にメリットがあるのではなくて、添加する不純物の割合をこまかくコントロールする為、ベースとなるシリコンは不純物を(出来れば)ゼロにしたいと言うことでしょう。
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一応確認してみましたが, Si は真性半導体です>#3.

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純度100%のシリコンだと、半導体はできないと思いましたけど違いましたっけ?

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本当は「不純物を取り除く」だけではなく「格子欠陥をなすく」ことも重要なんだけどね. いずれにしても, #1 で言われるように「0 に近づける」ことはできても「0 にすること」は不可能です.


ちなみに「格子欠陥をできる限りなくした [28]Si 単結晶の球体」を作って測るというプロジェクトが国際協力のもとで行われています. 単に「(国際キログラム原基に代わる, より高精度な) 1kg の基準を与える」だけなんですが.
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不純物の濃度を下げるということは、たとえは悪いのですが


「ジュースを10倍の純水で薄めたら何回で純水になるか」という問いかけに近いのです。
1回で不純物10%以下 2回で1%以下、
その後何回繰り返しても不純物0%にはなりません。
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この回答へのお礼

なるほど。そのたとえはわかりやすくていいです。ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/12 00:39

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