ＫＬＭの機体について

Question

７月上旬にＫＬＭを利用しオランダへ行く予定です。
そこで質問です。

1) 機体は　"Boeing 747-400 Combi" なんですがこれってどんな機体ですか？
2) それとこの機体で「なかなかよい座席」または「ここはよくない座席」とかありますか？
  （今の時点で座席は39Dです）

公式ＨＰでみるとこの機体は"最大 280 座席"と書いてあり、少し小さい？って気もしますが普通ですか？
それと他の教えてｇｏｏで見たのですが
「私が乗った時は、小さい機体で座席前の画面がなかったです」（←機体名は不明）
と書き込みも有り「そんなバカな～（汗）」って思っているんですが
もし自分が乗る飛行機がそのタイプだったら１０時間以上どう過ごせばよいのやらと悩んでおります。
どんな情報でもかまいません。
皆さんの知っていることを教えてください。
よろしくお願いします。

Sasakik · Accepted Answer

機材についてだけ・・・

＃１さんの回答にもあり増すとおり，Combiは貨客混在型で，ボーイングの付けた型番では747-400Mといいます。
胴体後部が貨物室になっていて，貨物室側面にカーゴ（貨物）ドアが付いています。
通常の旅客機では運びきれない貨物があるけど，わざわざ専用の貨物機を飛ばすほどでもない路線に投入される機材と言ったところでしょうか。
結局は「帯に短し・・・」だったらしく，KLM以外からの発注が無かったようで，今は製造されていません。

ついでに言うと747-400（ダッシュ400，通称ハイテクジャンボ，テクノジャンボ）には，大きく分けて
-400が基本形
-400Dが足回りを強化し，最大離陸重量を引き下げた短距離多客需要に対応させた「日本国内線専用仕様」。中規模空港での運用も考え主翼端のウィングレット非装着。
-400Fが貨物機
-400ER（F）が航続距離延伸型
-400LCFが「ドリームリフター」と呼ばれる大型特殊貨物機
という仕様があり，そのほか，基本形やD型を貨物機仕様に改造した-400BCFなんてのもあります。
さらにクラシックと呼ばれる世代には
747-200Cというコンバーチブル貨客転用仕様という，季節や需要にあわせて”比較的”簡単に旅客機と貨物機に切り替えられる機体だったんですが，実際には，ずっと貨物仕様で運用されていたのが大半とのことです。

＞"最大 280 座席"と書いてあり、少し小さい？って気もしますが普通ですか？
「飛行機」のコンフィギュレーション（内装）って，各航空会社のオーダーメイドになるので「普通」という発想が馴染むかどうか？という疑問もありますが・・・
国内線ジャンボの550席超を基準にすると少なく映るでしょうが，長距離国際線機材になると，フルパッセンジャー（完全旅客）タイプでも400席弱です。
国内線と国際線を比較すると，目立つところでは，ギャレー（調理室）の大きさ・数が違います。
ドリンクサービスと上級席限定のミール（食事）サービス（1回だけ）しかない国内線に対し，全席に複数回のミールサービスをしなければならない国際線ではギャレーそのものの大きさだけでなく，配置数も増え，ミールの保管場所などにもスペースを用意しなければなりません。
また，食べたら当然，出ますね・・・ラバトリー（トイレ）の数も増えます。

あと，シートピッチ（前後の間隔）が違ったり，上級席（特にファーストクラス）だとシートの大きさ自体違ったり・・・。
乱暴な言い方をすると「短時間だからと置けるだけの座席を”目一杯”配置した」国内線仕様と「長時間だから（気持ちだけでも）”ゆとりを持って”座席を配置した」国際線仕様という違い　かな。

ジャンボで300席未満というと少なく感じるでしょうが，コンビ機ならそんなものでしょう。
-400Mに乗ったことがないんですが，ジャンボはジャンボなんで，国内線仕様の767-300の280席級の機材より機内の空間にはゆとりがあるでしょうね。

Sasakik · Answer

＃３です。ご質問とは全く無関係に勝手に話を進めますが・・・

繰り返しますが，飛行機の座席数や配置なんて航空会社（と路線）の都合で物理的に収まる範囲で如何様にでも変更できるものなんです。

最近の例では，国内線やアジア路線で運用されているB-737は，機体長により120～180席というのが標準的なレイアウトですが，全日空が成田－ムンバイ路線に投入したB737-700ER「ANA Business Jet」はオールビジネス（ClubANA BJ）で36席しかありません。
と思えば，ドイツのハパックロイドは，どう考えても，”せいぜい近距離国際線仕様だろ”っていう737で，日本－ドイツのチャーター便を飛ばせたことがあるし（しかも，2年連続で・・・）。

昔は，長距離飛行時のエンジンの信頼性などの問題で国際ルールの縛りがあり，国際線にはエンジンを３～４基搭載した機材＝燃料も沢山積まなければいけない＝中～大型機となっていたのですが，今は，エンジンの信頼性も高くなり燃費も格段に向上したので，双発の小型機を長距離路線に投入することも難しい話じゃありませんね。

あ，39Dだと，OverheadVideo＝要は”前方のスクリーン”によるビデオサービスがあるようですね。
ちなみに，「全席のモニターを完全に管理することは出来ない」→「上級席を優先するため，エコノミー席のモニターが故障したままフライトさせる可能性がある」→「自分の席のモニターが壊れていたら悲しい思いをするだろう」→「だからエコノミーにはモニターを付けない」という方針の航空会社もありますから「パーソナルモニターなし＝サービスが悪い」とは言えないでしょうね。

まあ，世界中で数百機が現役で飛んでいるジャンボの中で7機しか存在しない”レア”な機材ですから，その辺も楽しんできてください（って，本当に”-400Mならでは”を楽しめたら，相当なマニアだな）。

gallina · Answer

それに乗ったことがないのでわかりませんが、
No.1の方が挙げてらっしゃるサイト（Tripadvisorにはそんなページもあったんですね！）によれば、一番後ろはpoor seatだそうですよ。
良くない席。
http://www.seatguru.com/airlines/KLM/KLM_Boeing_747-400_combi.php
....limited recline and pitch
....The procimity of the galley and cargo area may also be bothersome
リクライニングがあまり出来ないしピッチが狭い
ギャレーやカーゴエリアがわずらわしいかも、など。
緑色がGood seat, 24-26あたりは頭上のビデオスクリーンが見づらいそうです。

後ろが壁なのは、後ろの人を気にせず済むしそんなにリクライニングしないので、個人的には良いんですが。

別の会社の別の機材での経験ですが、壁の後ろがギャレー、つまり調理場兼飲み物置き場兼乗務員待機所だとうるさい場合があります。
（そうでもない会社もあったけど）
夜（消灯時間）に寝たい人は避けるべき。

トイレやギャレーからほどよく離れた、通路側の席がお勧めです。

なお、座席前に画面があったとしても快適かどうかは分かりません。
前の人が椅子を倒すと画面と目の距離が狭くて疲れますし。
上海ゲーム等やって暇つぶしにはなりますが・・・・
ちょっと前はどの飛行機でもオンデマンド画面なんて無かったので（映画は前方のスクリーンにて！）、無いと旅行できないわけではないんですけどね。
本を読むとか、音楽を聴くとかなのでは。

smzs · Answer

＞　1) 機体は　"Boeing 747-400 Combi" なんですがこれってどんな機体ですか？

　旅客・貨物混合機だと思います。

http://www.seatguru.com/airlines/KLM/KLM_Boeing_747-400_combi.php

　一般の旅客用のジャンボ機は、貨物室は床下にあるだけですが、コンビだと、客室と同じデッキの後方にも貨物室があり、その分だけ、客室が小さく、必然的に定員も少なくなります。

　どの座席がいいかは、この機材に載ったことがないのでわかりませんが、上のURLが参考になると思います。39Dだと、最も後ろのキャビンですね。

参考URL：http://www.seatguru.com/airlines/KLM/KLM_Boeing_747-400_combi.php

ＫＬＭの機体について

機材についてだけ・・・

＃３です。

それに乗ったことがないのでわかりませんが、

＞ 1) 機体は "Boeing 747-400 Combi" なんですがこれってどんな機体ですか？

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