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すみません、脳生理学か、言語学の方かなあ、と思うのですが、素朴な疑問です。
以前、本かTVでやってた気もしますが、、

タラコタラコタラコ・・・・(まあ何でもいい訳ですが)と1分間も発語しつづけると、(まあ、5秒で10回くらい言えるんですよ。そのうちだんだん疲れてくるので次第にペースダウンして、結局だいたい100~110回くらいになるんですが)
何故か、頭の中で〔tarako〕という「音」と、あの粒々してゴハンにのせるとおいしい魚卵=わたしの好きな食べ物の「たらこ」という「意味」が分離してしまうんです。

これは、一体どういう仕組みなのでしょうか?
基礎も基礎の生理学は習ったのですが、できれば一般書くらいの平素な言葉で、どなたか教えて下さい。

A 回答 (4件)

 大脳はいろいろな部分で仕事の分担をしています。

例えば「たらこ」を食べると舌→舌に存在する味覚細胞(味覚芽)→味覚の感覚神経→大脳側頭葉の味覚野と伝達され味が認識される(味が分かる)となります。何度も食べているうちに「たらこ」を見ただけで「たらこ」の味を思い出す(分かる)ようになります。記憶野が「たらこ」を記憶していたので、視覚(見ただけで)分かるようになります。これが「学習」とよばれるもので、各分担された大脳の仕事の分野を繋ぎあわせていきます。何年もの経験によっていろいろなものを記憶し、頭頂葉で知覚認識判断できます。
 さて、「たらこ」=「美味しい魚の子」と認識されていますから、「たらこ」と言ったり、聞いたりしたら、直ぐにイメージができます。
 ところが、「たらこ」を繰り返して言う、(大脳前頭葉の運動野から運動神経→筋肉→発音の繰り返し)を行うと、その繰り返しの神経伝達だけが強く働くようになり、「たらこ」の美味しいという認知の回路より強くなってしまします。このとき、「たらこ」は意味の無い言葉としか認知されなくなります。
 繰り返しをやめてしばらく経つと元に戻りますが。
 かなり、以前の大脳の働きや「学習」から抜粋して答えましたが、現在では脳内のホルモン(ドーパミンなど)の働きも指摘されています。
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この回答へのお礼

なるほど・・・運動野が勝っちゃうんですね・・・・。
わたしちょっと活舌悪いんで、きばっちゃうのもあるのでしょうか。もう1回大脳の本読んでみたんですが、正直言いまして、わかるようなわからないような感じでした、わたしの大脳が悪くて・・・脳の話は難しいです。
 ともあれ、ありがとうございました。すっきり落ちました!

お礼日時:2001/02/28 20:19

★alamoana★と申します。



「タラコ,と100回言う」のに似ていますが,
ある漢字をジーッと見ていると,
「その漢字の見慣れた感覚が失われてくる」
ということがあります。

たとえば,次の漢字をジーッと見つめてください:


    死


漢字によって,また,見る人によって差はあると思いますが,
私の場合は,120秒程度で違和感を覚えます。

「これは,一種の解離症状である」とする説をどこかで
聞いたことがあります。

「解離症状」とは,精神分裂症の一つの症状で,
「自分が実際に体験しているはずの物事に現実感が感じられなくなる」
という感覚です。

健康な人であっても,その人が同じ漢字をずっと眺めていると,
その漢字に関する現実感が薄れていくのは,
「解離症状」として説明がつくという説です。

「タラコと何度も言う」のも,これと同様な現象と考えられます。

精神分裂症に伴う「解離症状」については,以下をご参照ください:

参考URL:http://www2.gunmanet.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/TandD …
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この回答へのお礼

解離症状・・・なるほど、です。
これで同症状を持つ人や離人症の人の気持ちがわかる・・・・ようになりますかしら・・・(そんなわけないですね)。興味深くサイトを見させていただきました、ありがとうございました!

お礼日時:2001/02/28 20:13

「餃子」でやってみました。

途中で舌がもつれたり、「ざぎょう」になっちゃったりするんですが、1分後には「餃子」を食べたくなっていました。
ご指摘の現象は再現せず、失敗でした。

タラコとギョウザでは違うんでしょうか? 
言い始めた直後に餃子を目の前にイメージしてしまったのがいけないんでしょうか?

この回答への補足

幼少時からの経験では、言いにくいものの方がこの現象が起こりやすいです。
ぎょーざは言いやすいからうまくいかなかったのでは?

「エビピラフ」「ちくわぶ」などおすすめです。
他は食べ物以外でやってみるとか・・・・。「えんぴつ」・・・!これは
けっこういいかも。

一体何の話かここだけ読むとわかんない文章ですね、素朴ギモンに付き合って下さってありがとうございます!

補足日時:2001/02/21 12:19
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根っからの文系人間Pingaです。

なので専門的なことはわかりません。
でも、脳でイメージや感覚を認識する部分と、記号や音声として認識する部分(右脳と左脳?)は異なると聞いたことがあるので、そこから推測してみました。

はじめは脳もおいしい「たらこ」というイメージに基づいて認識しながら言葉を発しています。ところが100回も(ずいぶん根性ありますね)繰り返すうち、じぶんの発する声に集中するあまり、「tarako」という音声、言語、記号などの認識する部分のはたらきが勝ってくるのではないでしょうか・・・?
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この回答へのお礼

Pingaさんすばやい回答ありがとうございました。
脳は不思議がいっぱい・・・わたしのアタマがついていってません。また不思議なことがあったら質問するかも知れませんので、ご縁がありましたら、よろしくお願いします!

お礼日時:2001/02/28 20:16

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