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RAWのままなら綺麗なのは分かりますが、補正後にJPEGに変換しようと考えています。(最終的にはJPEGしか見ないと思います。)

質問1.『RAW撮影 → JPEG 変換』 と 『JPEG撮影』の画像は『RAW撮影 → JPEG 変換』のほうが見て分かるくらい劣ってしまうのでしょうか?画質にこだわるのなら『JPEG撮影』が綺麗に取れるまで何枚も写したほうがいいのでしょうか?

質問2.『RAW撮影 → JPEG 変換』ソフトはデジタル一眼カメラに付属しているのでしょうか?
    PENTAX K100DS かK200Dを購入検討しています。

質問3.その他アドバイスがあれば教えてください。

カメラ初心者です。宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

質問1、2 について。


 『RAW撮影 → JPEG 変換』と 『JPEG撮影』の違いは、前者はソフトで現像するのに対して、後者は現像も含め全ての処理をカメラで行うことです。ソフトで行うような複雑な画像処理を行うと時間がかかりますので、カメラでは速度を重視するため複雑な画像処理は出来ません。(ただし、カメラの機種により異なる。)
ですから一般的には『RAW撮影 → JPEG 変換』のほうが高画質です。

具体的に説明しますと、付属のPENTAX PHOTO Laboratoryでは「レンズ収差の補正」機能があります。収差とは色がにじむ色収差、絞っても改善されない倍率の色収差、直線が曲がる歪曲収差、その他があります。どのような収差の補正が可能か確認できませんでしたが、これらのうちどれかは補正可能です。
この機能は古いレンズを使用する場合にはより効果があります。

* 画質にこだわるのなら『JPEG撮影』が綺麗に取れるまで何枚も写したほうがいいのでしょうか?
何枚も写すというのは手ブレなどを除くと、ホワイトバランスか露出の微調整をするときです。
例えば夕景は赤っぽく、林の中での撮影は緑色がかぶります。ホワイトバランスを適正にするということは、これらを日中に太陽光で撮影したときの色に近づけるということです。そうすると夕景や林の中の雰囲気が壊れてしまいます。このような場合には自分のイメージになるように調整します。
JPEGの場合には納得がいくまで何枚も撮り直さなければなりませんが、LAWはあとでパソコン画面を見ながら調整できるので一枚で済みます。

露出についてですが、カメラの適正値は画面の平均的な値です。通常の撮影ではこれで十分ですが、輝度差が大きいシーン(逆光で顔が暗い、室内と屋外を画面に入れて撮影、・・・)などはどの部分を重視するかで露出が異なります。
あるいはこのシーンはローキーっぽく(暗く)仕上げたいとかハイキー(明るく)に仕上げたいというふうにあなたのイメージで調整することもあります。
このような場合には(付属の液晶では確認しにくいので)前後に何枚か露出を補正して撮影しておき、パソコン画面で最も良いと思う露出のデータを使用します。

質問3 記録形式について説明します。
 RAW現像後の14ビット画像とは、通常のモニター1677万色の262144倍(約1677万×262144色)の色で描かれた画像です。JPEGに変換するにはこの画像をSRGB(8ビット)1677万色の色で描きなおすことになります。そしてそれをさらに~分の1に圧縮して記録したものがJPEG画像になります。
このようにJPEGは色情報がぎりぎりのデータなので、それ以上加工をしない場合の記録形式です。
ですから画像を調整、加工する場合にはRAWで記録したほうがいいということになります。(両方同時に記録することも出来ます)
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この回答へのお礼

どうも有り難うございます。

『RAW撮影 → JPEG 変換』のほうが高画質と聞いて安心しました。
RAWとJPEGの使い分けをうまく考えて生きたいと思います。

お礼日時:2008/07/10 21:56

1.


画質というよりも、撮影の効率を考えるとRAWで撮った方が便利です。
撮影後にWBや明るさの調整もできるので、撮影時に細かな調整ができない場合にはRAWで撮っておく方が安心です。

RAWで撮った方が綺麗というわけではなく、JPEGでもしっかり設定して撮れば綺麗に撮れます。

RAW→JPEGで劣化するとお考えのようですが、そんな事はありません。
JPEGに保存する際、圧縮をあまりかけなければ見た目はあまり変わりがありません。気にしなくても大丈夫です。

2.
PentaxのカメラにもRAW現像ソフトのPENTAX PHOTO Laboratoryが付属します。
気に入ったものを数枚現像する程度ならこのソフトで十分ですが、数十枚~数百枚を効率良く現像処理するなら、Lightroomのような市販のソフトをお勧めします。

3.
楽しいカメラライフを!
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。

JPEG変換の時は、あまり圧縮をかけないように心がけたいと思います。

お礼日時:2008/07/10 13:28

>RAWのままなら綺麗なのは分かりますが


「RAW」は「生」(なま)と訳します。
味付け前の「生」の素材、画像です。
(一般的ソフトでは見ることが出来ません。)
JPEGでの撮影はメーカーの味付けをされた画像です。

醤油味の料理を塩味に変えるのは難しいものです。
生の素材なら焼く、煮る、味噌仕立てにすると自由です。
それがRAWでの撮影の魅力です。

ホワイトバランスなど撮影時の色々な設定を撮影後に出来るともいえます。

プロカメラマンは失敗、カメラの故障などを考慮し設定を細かく変え何カットもまた複数のカメラで撮影します。
しかし、それが許されない場合はRAWで撮影するようです。

http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/tour/
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k …
http://digiichi.pentax.jp/tech/vol_01.html
http://cp.c-ij.com/japan/photoshooting/index.html
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。

失敗が許されないときにはRAWで撮影することを心がけます。

お礼日時:2008/07/10 13:25

RAWとJPEGの差は階調の表現範囲の差。

RAW:12bit or 14bit、JPEG:8bit。
画像は光の3原色R・G・Bで構成されており各要素の階調の段階数が2のべき乗数あります。
扱える色数はJPEG:1677万色、14bitRAW:4兆3980億色。

JPEG記録とRAW記録後JPEG変換する場合では差は殆ど感じられないはずです。
しかし、最終的な表示デバイスであるPCモニターやプリンターでは8bitが殆どなので一般的な用途ではJPEG記録でも十分であり、画質の差を感じることは殆どないでしょう。

レタッチ(補正)を前提にするならRAWが有利ですが、JPEGで撮影した場合レタッチ後は16bitTIFFで保存した方が画質の劣化は最小限に抑えられます。

このへんはカメラ雑誌を毎月読んでいれば1年のうちに必ず出てくることですけどね。
質問3の「その他のアドバイス」としては、何でも良いのでカメラ雑誌を毎月購読して良く読んでください。他のメーカーのカメラについての記事でも勉強になることが多くあります。
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この回答へのお礼

RAW:4兆3980億色はすごいですね!
JPEG変換しても差が無いと聞いて安心しました。

どうも有難うございました。

お礼日時:2008/07/10 13:23

No1とNo2の回答が理解できればもう初心者脱皮です。


初心者では少し難しい処があると思いますので、カメラ
購入後、試行錯誤してみるのがベストと思います。
JPEG撮影でもパラメーターを色々変えて撮ってみるとか。
RAWからのJPEG変換の画像と見比べてみるなどいろんな事を
試すことは可能ですから購入前から想像してもどうでしょうか?
質問3
PCモニターのキャリブレーションを正しく設定して下さい。
折角、適正露出で撮影しても色再現の基準が間違っていては
水の泡です。
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この回答へのお礼

『PCモニターのキャリブレーション』は考えもしませんでした。
試行錯誤を試してみます。

貴重なアドバイス有難うございました。

お礼日時:2008/07/10 13:19

1.画質と撮影内容の良否は別のものです。

また綺麗かどうかも個人の官能的な部分に依存するので、RAWで撮れば必ず綺麗に撮れるわけではありません。JPEGであろうと優れた写真は撮れます。
RAWからJPEGへの変換は、単純な変換ではなく現像的行為です。質問者が一コマ一コマ現像パラメータを変えながら手間暇をかけて最適と思われる画像に仕上げる行為です。
一般論としては「通常はJPEGで撮り、色温度など追い込んで調整したい被写体はRAWで撮る」と考えられます。何でもかんでもRAWで撮ると、メモリーカードへの記録コマ数がJPEGと比べて大きく減りますし、現像作業が大変です。旅行スナップの数百コマもの画像を一々RAW現像なんてやってられません。
またJPEGも画像形式の一つに過ぎないことをお忘れ無く。JPEGは最も普及している形式ではありますが、それは圧縮効果が高く、限られた容量のメモリーカードにたくさん記録するには都合がいいからであって、他にTIFFやPSDなど無圧縮か可逆圧縮の画像形式がたくさんあります。それぞれの形式の特長を考え、最適な画像形式を使い分けなければなりません。短絡的に画像はJPEGにするものだという思考は、考え物です。JPEGで撮った画像をレタッチしたらTIFFやPSDで保存する、必要な場合だけJPEGに変換して出力する、と言う具合に適材適所で使い分けます。

2.RAW現像ソフトはカメラに付属してきますし、市販されているものもあります。どちらを使ってもかまいません。

3.特になし
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この回答へのお礼

RAWの現像作業が手間なんですね!
JPEGだけじゃなくTIFFやPSDも検討してみます。
どうも有難うございました。

お礼日時:2008/07/10 13:12

RAWのままなら綺麗という単純な表現では語れませんが、RAWとJPEGを簡単に観念的に理解するには、RAWというのはネガフィルム的な存在で、PC上で現像することで、さまざまな光の状態を調整することが可能です。

JPEGとはポジフィルム的なものだと考えてもらえれば良く、その時点でのカメラの設定での現像結果だけがJPEGとして残されます。

無論JPEGからもPC上でさまざまな色の調整などが行えますが、すでに圧縮されたファイルなので、再圧縮された画像は荒く、またゲインや露出調整などをjpegから行うと、その時点でのJPEGの情報では光の情報が少なく結果はRAWから編集した物にくらべグラデーションなどが荒くなったり色の諧調を失ったりします。

単純に画質をこだわるならば、RAWで撮影し、後に細かく設定を見直し現像するのが意に沿う絵を作りやすいとは言えます。
どちらにせよ適正露出を心がけ、なるべく最終的な画像にもっとも適した露出を行うのが肝要ではあります。

通常現像ソフトはカメラ付属のソフトウェアとして添付されます。
pentaxではsilkypixという他社のカメラのRAWも現像できる現像専門ソフトのエンジンを使用したPENTAX PHOTO Laboratory 3 が付属しております。

質問3.まずは適正露出
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

大変よく分かりました。大事な場面の写真はRAWがよさそうですね!

お礼日時:2008/07/10 13:05

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