プロが教えるわが家の防犯対策術!

父親の会社をこの度継承した26歳です。

担当会計士との話合いの中でわからないことがあり、
私がまだ一人前ではないためなかなか質問しづらいことも
ありこの場を利用させていただきました。

私の肩書は一応役員であります。実質は普通の社員と一緒に
日頃がんばっております。

私個人所有の土地と建物を会社に貸し付けている状態となっており、
その会社はその土地と建物を利用して営業を行っております。

その建物にかかる設備費や修繕費を会社の経費として計上
しようとしているのですが、会計士からすると
個人の持ち物なので個人の確定申告の際に経常すると
いっています。

会社がその建物を専従利用しているので、会社の経費として
経常すべきとおもっているのですが、いかがでしょうか?

私にはその経費が払えるだけの貯えもないので、
給与を増額しないといけなくなるのではと素人的に
考えております。

どうか教えてください。

A 回答 (2件)

個人の不動産を同族会社に貸し付けた場合には、感覚的にはどちらで経費計上しても同じではないかと思われるかもしれませんが、やはり一般的な賃貸契約に基づいて考えなければいけません。



一般的に考えて大規模な修繕や設備はやはり大家がするべきことであり、費用は大家側が持つことになります。逆に言えば借りている側が勝手に改築をすることはできません。
もちろんちょっとした修繕(電球が壊れた等)であれば借りている側で直して修繕費として計上することは問題ないかと思います。

ご質問文からして今回の修繕や設備費用はそれなりの額かと思われますが、もし法人のほうで費用計上してしまうと、税務調査で否認された上に、役員賞与とされる可能性があります。
(役員賞与は損金算入ができないので、法人税と所得税等がダブルでかかることになります。)

どうしても費用がないのであれば、とりあえず会社から借りておいて、決算後に役員報酬の増額、もしくは妥当な範囲内であれば家賃の増額で対応したほうがいいかと思います。

会計士(税理士事務所の方ですかね?)の方にはしつこいくらいでも納得できるまで質問できる状況を作っておいたほうがいいですよ。
せっかく費用を払っているんですからね。

この回答への補足

もう一つ伺いますと、、、例えば、、

壁紙を張り替えた、ウォシュレットをつけたなども
やはり大家側になりますでしょうか?
またベッドや備品などはいかがでしょうか?

空調設備については大家かとは思いますが、そういうこまごましたものは会社かなと。

金額によるのでしょうね。

補足日時:2008/07/12 14:28
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この回答へのお礼

お忙しいところ、丁寧なご回答をいただき本当にありがとうございました。
そうですね。やはり大規模な改修については大家側になるということは理解できます。

税理士(すいません、会計士ではなく税理士でした)の先生には
もう少しくらいついて質問できる関係を築いていきたいと思います。

本当に役に立ちました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/12 14:28

一般的な大家と店子の関係に照らし合わせて考えていただければいいかと思います。



壁紙については微妙ですが、借主側が損傷した壁紙を大家さんの許可をもらって借主が自己負担で修繕するというのは認められるのではないかと思います。
このあたりは状況により意見が分かれるところかもしれませんので顧問税理士とも相談してみて下さい。

その他のウォシュレット、ベッド、備品等はあくまでも借主の所有するものになりますので、借主の経費もしくは減価償却資産になります。
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この回答へのお礼

本当に参考になりました。
ありがとうございました。

私の税理士さんとも相談してみます。

お礼日時:2008/07/12 16:34

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