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尖閣諸島の土地の所有者は存在しますか?もし、住むとしたら、どこで
土地が買えますか?

A 回答 (3件)

 ちょっとはしょりますが、尖閣諸島は1885年に沖縄県に編入された以降、事業家の古賀辰四郎の「管有地拝借願」の提出を認め、翌年30年間の無償貸与されています。


 1932年には息子の善次に有償で払い下げられています。ですので、この時点では古賀善次が所有者だったということになります。

 その後紆余曲折があり、第二次大戦後、アメリカ占領下のもとで成立した琉球政府に尖閣も組み入れられましたが、それでも尖閣を射爆場として使っていた米軍から、善次にきちんと借地料が支払われていました。そして沖縄日本復帰の1972年、同じ年に古賀善次は尖閣の一部を所有権を埼玉の実業家、栗原国起に譲渡し、善次死亡後、未亡人によって残りの島々も栗原に譲渡されています。

 その後今に至る様々な問題が惹起したというわけですが、結論的には、2002年に日本政府が栗原が所有する尖閣の島の内の、主要4島を借り上げて、現在に至っているという状況です。

 ですので、所有者は存在しておりますので、現在の借主である日本政府の承諾さえあれば、法律的には尖閣諸島のいずれかの島を買おうと思えば可能だといえます。また、居住を目的とするなら、それに適した島といえば、やはり魚釣島がいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/20 17:11

長期取得時効というのがあります。


占有を開始した時点において自己の物でないことを知り、または過失によって知らない場合(つまり悪意または有過失の場合)には、20年間の時効期間の経過により所有権を取得することができ、これを長期取得時効という(民法第162条第2項)。

これは民法ですが、国際法廷においても同じように通用してしまったら、某国のものということになりますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/20 17:09

現在の登記簿上の所有者は以下の通りです。

     
魚釣島、南小島、北小島:栗原国起氏
久場島:栗原和子氏(国起氏の母)
大正島:財務省

栗原国起氏は現在さいたま市在住です。 なお、平成14年10月から日本政府が年間3,000万円で栗原家から借り受けているので、もし土地を購入したければ、栗原家及び日本政府と交渉してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/20 17:11

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