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当量を求める方法が分かりません。H2SO4が2当量と、調べた文献に載っていたのですが、この当量はどうやって求めるのでしょうか??
またMnCl2は何当量なんでしょうか??

A 回答 (2件)

こんばんは。



>>>
H2SO4が2当量と、調べた文献に載っていたのですが、この当量はどうやって求めるのでしょうか??

水に溶かしてみたときを考えれば、
2H+ + SO4 2-

1価の水素イオンが2個でもあるし、2価のSO4 2- が1個でもあるので、
当量は2です。


>>>またMnCl2は何当量なんでしょうか??

本当は、水和物云々のややこしい話があるかもしれませんが、
基本的に、Mn2+ + 2Cl- なので、やはり当量は2です。
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物質量は化学式にしたがって考えます。


当量は相当量(=等価量:equivalent)ということで何かの反応の性質に着目しています。
反応を前提としない、一般的な意味での当量というのは決まらないはずです。

酸の当量、塩基の当量、酸化剤の当量、・・・
酸、塩基の場合は中和という反応に着目しています。
H^++OH^-→H2O
ですから酸はH+を出す能力で、塩基はOH-を出す能力で濃度を表すことが出来ます。
HCl1モルは1当量ですがH2SO4は1モルが2当量です。NaOH1モルは1当量ですがCa(OH)21モルは2当量です。
中和が起こっていれば酸の当量数と塩基の当量数は等しいです。従ってHClのa当量とH2SO4のa当量は置き換わりが可能です。
等価量という表現はこういうことが前提になっています。

酸化剤、還元剤の場合は電子のやり取りが当量の基準になります。
酸化剤は電子を受け取ります。電子1モルを受け取ることの出来る量が1当量です。反応によって変わります。
硫酸酸性のKMnO4であれば
MnO4^-+8H^++5e^- → Mn^2++4H2O
ですから1モルが5当量になります。
中性、またはアルカリ性であれば
MnO4^-+2H2O+3e^-→MnO2+4OH^-
ですから1モルは3当量です。

酸化還元反応においては酸化剤の当量数と還元剤の当量数はいつも等しい事になります。

MnCl2の当量は決まりません。
基準にする反応が決まっていないからです。
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