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炭酸ナトリウムを塩酸で滴定するときに指示薬として、メチルオレンジを使いました。てことは、炭酸ナトリウムは弱塩基でいいってことなんですかね?

A 回答 (2件)

そういう問題ではないと思います。


この中和滴定において、どの部分を調べるかによって指示薬を変える必要があります。

すなわち、炭酸ナトリウムは結構強いアルカリ性になります。炭酸水素ナトリウムは弱アルカリ性です。
したがって、下記の2段階の中和反応の、2段階目の終点を見たい場合には、酸性側で変色する指示薬が必要であり、それがメチルオレンジということです。
よく使われるフェノールフタレインはアルカリ性側で変色しますので、1段階目で変色します。
Na2CO3 + HCl → NaCl + NaHCO3
NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2

メチルオレンジを使うことと、炭酸ナトリウムが塩基であることは関係ありません。あるとするならば、「炭酸水素ナトリウムが弱塩基(正確には炭酸水素ナトリウム水溶液が弱塩基性)」であるということです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。大変わかりやすかったです。

お礼日時:2006/04/23 19:35

炭酸ナトリウムは弱塩基性物質です。


化学では塩について、一通り覚えなくてはなりません。
それが分からないと液性が分からないので・・・

一度まとめて覚えてください^^
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/23 19:35

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