プロが教えるわが家の防犯対策術!

主人が「肝門部胆管癌」のため手術を受け、
左葉肝切除と、右葉肝胆管間にあったごく小さな癌の摘出、
胆管から膵管との合流地点までの、3分の2を切除して、
術中病理検査した ところ、明らかに癌がいるとの結果が得られたため、
さらに数センチを切除したところ、ごく微量の癌があるとの結果が。

それ以上先の切除となると、「膵頭十二指腸切除 」となるため、
再手術の準備をした上で、残存胆管は2mmほど上部を縫合して、
閉じました。

先日の病理検査の結果では、右葉肝胆管間の癌は、
切除した箇所より先に癌細胞は無し。
リンパ節にも転移は無し。
癌のタイプは浸潤性の進行癌で、ステージ1でした。

医師の見解では、残存胆管については、経験上、90%の確率で、
癌細胞はその先にはいない可能性が高いと言えるとのこと。
不安であれば、再手術をすることができる。
その場 合は、膵頭十二指腸切除となる。
ただし癌が無い可能性もある。

逆に、もし癌がいた場合、今度は、膵管や膵臓から周辺へと、
拡散していく恐ろしさもある。
併せて、膵頭十二指腸切除自体のリスクもある 。

二回目の手術は、8月の初旬予定です。
一回目の手術の回復も完全ではない状況で、
侵襲性の大きな手術を受けることが、
果たして主人の場合、「今すぐに」必要なのかどうか、
夫婦で悩んでいます。

そこで、半年とか1年位は、定期的に検査を受けつつ、
まずは体力回復と、精神的にもリラックスしてから、
再手術をするかどうか、考えてもいいのではと話しています。

医師からは、手術をする、手術をせずに定期検診で様子を見る、
1年位、再発予防として抗がん剤の投与を受ける、
各種免疫療法を望む場合は、うちではやっていないので、
専門のクリニックなどで相談してもらってもかまわない、と、
選択肢を教えていただきました。

そこで、私たち夫婦の考えとしては、
二度目の手術の体に対する侵襲性の高さを考えると、
少なくとも半年位は、3ヶ月程の入院・治療・検査生活から脱却し、
まずは療養、静養を優先、手術の傷口をしっかり直し、
身体的にも精神的にも余力を蓄え、さらに癌や体についての知識も
蓄えた上で、判断する、という時間が欲しいと考えてます。

その中で、今後の再発予防について、次のような案を検討してます。
(1)主人の仕事自体が郊外であっても需要が大きい仕事なので、
玉川温泉など、ラジウムの含まれる自然の癌治療で有名な場所の
近くに引越し(今は都内です)、生活・仕事・療養を兼ねた湯治の
3つを両立させた生活をする。ちょうど片親に今の住まいを貸せる
状況にあるので、タイミングを見て都内に戻ってきたり、
定期検診だけは、都内の病院で、ということも十分可能な状況です。

(2)ひとまず、このまま都内に居住し、病院で定期検診を受ける
とともに、「樹状細胞療法によるがん標的免疫療法」を、
受けてみる。その場合は、お値段も相当なものなので、
主人のタイプに合致するか、果たして有効性はいかなるものか、
調べつつ、相談に行こうと思ってます。

(3)定期検診のみで、後は食事療法や、運動など、
生活改善と体力増進、特に血液の質や血中酸素濃度を上げるための
努力をしてみる。この場合は、半年区切りでその効果を見て、
あまり変わらないとなれば、体の回復具合を見て、
「膵頭十二指腸切除 」を受けることを再検討してみる。

医師からは、上記の問題の胆管内部以外に、
「血中には、まだ動いていない癌がいることが、
検査でわかっている。ただそこに潜んでいるが、
拡散するなどの活動を始めていない種類のものだ。」とも、
言われています。

ということは、残存胆管部と、その血中の癌が、
問題になってくる、ということですよね?
この血中の癌、とは、一体なんなのでしょうか?
一度、癌になると、出てくるものなのでしょうか?
それとも、胆結石のように、誰でももっているものだけど、
一生知らず出ずで過ごす人もいれば、
痛みが出て胆嚢摘出をしなくてはいけない人もいる、
というようなものでしょうか?

まさに、当たるパチンコ台をどう選ぶか、のような、
当たり宝くじを買うのはどの売り場がいいか、のような、
言い方は悪いですが、そんな選択をさせられている感じです。

人それぞれの体や遺伝子の違いによって、
何が再発を防止するか、は、結局は、それをしたことで、
本人、そして家族が、良く出ても悪く出ても納得できる方法を
選べばいいのだと思いますが、正直、悩みます。

お詳しい方、ご経験のある方の、ご意見などを賜れば、
大変助かります。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

胆肝癌、膵癌は腹部の癌のなかでは悪性度の高い癌になります。

浸潤傾向が比較的強い癌ですので、期間をあまり空けずに膵頭十二指腸切除をお勧めします。幸いリンパ節等には転移が無いようですので十分根治の可能性は残っています。再手術は嫌だと思いますし、確かに癌は無いかもしれませんが、断端が限りなく怪しいようですので切除がよいと思います。ちなみに抗癌剤は効くかどうか分かりません。体力面は心配かもしれませんが、中には一度に左肝切除+膵頭十二指腸切除をする患者さんもいらっしゃいますし、悪性が相手ですからあまり延ばさない方が良いかと思います。
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