プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

群の定義を見ると、線形性に相当する概念を要請していないように見えるのですが、各所で線形性の概念を用いている気がします。

例えば、群の表現において、基底関数というものを導入し、「群の要素が作用した結果が基底関数の線形結合で表せる」という議論があります。

そのような基底関数が必ず存在するという事実は、線形性から帰結されると思うのですが。。。

A 回答 (1件)

群そのものに線形性が備わっているわけではありません。

群を、線形空間を表現空間とする
作用とみなしたとき、この作用が線形性をもつならば、群の線形表現が可能となるのです。

この回答への補足

読んだ本が、物性物理学者向けの本だったせいか、基底関数が必ず選べる、という書き方がしてあったもので。。。

「群に対して基底関数を選んで、表現する」というのは、一般の群に対して出来るのでしょうか?

補足日時:2008/07/20 10:30
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!