天使と悪魔選手権

例として、”Mary studied history ysterday"は、動詞の尻にedを付けて過去を表す文ですが、過去進行形の文である”I was listening to the radio at that time"では、be動詞を過去形に直して動詞を~ing形にして表しています。どうもこの2つが区別できません。

上記に一般動詞の過去形の例として出した文を過去進行形に変えて、
”Mary was studying histry ysterday"としても意味は殆ど同じのような気がします。反対もしかりです。

一般動詞の過去形の文では。行動した物事を既に終了した形で書かれ、過去進行文では、文字通り過去のある時に進行した状態であったことを表しているのでしょうか?なんだか頭が混乱しています。簡潔に質問できなくて本当に申し訳ないのですが、回答願います。

A 回答 (5件)

はじめまして。



ご質問1:
<一般動詞の過去形の例として出した文を過去進行形に変えて、~としても意味は殆ど同じのような気がします。>

同じではありません。


ご質問2:
<一般動詞の過去形の文では。行動した物事を既に終了した形で書かれ、過去進行文では、文字通り過去のある時に進行した状態であったことを表しているのでしょうか?>

その解釈で結構です。どちらも時制は過去形です。ただ、文の形が異なるだけです。

1.単純過去形:

(1)過去形は「過去のある時にした、という事実のある動作・状態」について言及します。

(2)「過去のある時」は「1点」と見なしますが、その範囲は関係ありません。
例:
yesterday「昨日」(範囲は1日)
last month「先月」(範囲は1ヶ月)
in 2005「2005年」(範囲は1年)
in Meiji era「明治時代」(範囲は数十年)

それぞれ過去の時を表す副詞でそれぞれの「期間・範囲」の長さはことなりますが、それぞれを「1点」と見ることができます。

(3)従って期間が異なっても、その1点の時にある動作をした、という過去の事実を明示できるのです。
例:
I studied hard English yesterday.「昨日は英語を熱心に勉強した」
I studied hard English in 2005.「2005年には英語を熱心に勉強した」

両文の期間・範囲は異なりますが、それぞれの時を「一点」と見なし、「英語を熱心に勉強した」という過去の事実=既に終ってしまった出来事を述べています。


2.過去進行形:

(1)過去進行形は「過去のある時に絶え間なくしていた、という継続的な動作」について言及します。

(2)上記と同じく、「過去のある時」は「1点」と見なしますが、その範囲は関係ありません。ちなみに、when節「~する時」も、過去の一点を表す副詞節になります。

(3)ただ、進行形はその動作が絶えず継続している状態を表しますから、使われる時を表す副詞は限られています。

例えば、勉強する動作を1年中続けることはできません。従って
例:
I was studying English in 2005.(X)
「2005年は(年中絶え間なく)英語を勉強していた」
という文はあり得ないのです。

この場合は、日本語が「~していた」となっていても、2005年となっていれば単純過去形を使うのが正しい語法です。

(4)従って、過去進行形はその動作が続けられる時間の場合にのみ使われる形です。
例:
「午前中は勉強していた」
ここでは、午前中ずっと勉強し続ける動作が可能なので過去進行形が使えます。


ご質問3:
<”Mary was studying histry ysterday"としても意味は殆ど同じのような気がします。>

この英文は常識的に不可能です。昨日という1日を、ずっと勉強するという動作を連続して続けることが常識的にあり得ないからです。

英語では「常識」が判断の要になることがあります。この文が成立しないのも、その常識からの判断です。


ご質問4:
<”I was listening to the radio at that time">

1.ここではat that time「その時」を「過去の1点の時」と見ています。

2.この時点では「ラジオを聞く」という動作を継続していたことを表します。その範囲はわかりませんが、その前後の動作が「継続的な動作」だったことを表しています。

3.もし、ここをlistenedという単純過去にすると、「その時」のみの動作に言及します。
例:
I listened to the radio at that time
「その時ラジオを聞いた」
と訳すと、一瞬「瞬間の動作」のように聞えますが、文脈によって必ずしもそうなりません。

at that time「その時」の期間・範囲は決まっていないので、文脈によってはat that time=in 2005「2005年」、at that time=in Meiji era「明治時代」と範囲が広くなることも可能です。その場合は、瞬間動作ではなくなり、過去に起こった動作になります。


以上ご参考までに。

この回答への補足

なるほど。ありがとうございました。皆さんのおかげで期末テストの結果は上々でした!またお会いしたら宜しくお願いします。

補足日時:2008/09/11 17:48
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こんばんは。



過去形と進行形を分けた方が解りやすいと思います。
過去進行形は過去形+進行形です。
ついでにこれから勉強すると思われる現在完了形も一緒に。

過去形:遠くにある事柄を眺めている感覚(距離感)
進行形:動いている感覚、躍動感
現在完了形:遠くにある事柄をぐっと身近なことに感じる(遠→近)

○Mary studied history yesterday. 【過去形】
 昨日の勉強を遠い過去の出来事のようなまなざしで話しています。
 ・う~ん、昨日は歴史を勉強してたなぁ~
○Mary is studying history.【進行形】
 勉強している動作を感じて話しています。
 ・歴史を(一生懸命本を読んだり、語呂合わせしたりして)勉強している。
○Mary was studying history yesterday.【過去進行形】
 上の二つの掛け合わせです。
 ・う~ん、昨日は歴史を(一生懸命本を読んだり、語呂合わせしたりして)勉強してたなぁ~
○Mary has studied history.【現在完了形】
 過去から現在まで勉強の動作がせまっている感じです。
 ・歴史を(以前から今まで)勉強している。

以上、ご参考になれば。

この回答への補足

ありがとうございました。凄く分かりやすかったです。

補足日時:2008/09/11 17:45
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ANo。

2です。
補足です。最後の
When I turn on the radio, my friend called me up.

When I turned on the radio, my friend called me up.
です。
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そうですね、 Mary studied history yesterday. と Mary was studying history yesterday. 意味はそんなに違いませんね。

ただ、勉強をし“た” と “ていた” との違いは、日本人でしたら誰にでも解りますよね。日本語は文章の末尾を変えることで過去と過去に行っていた事柄を表します。英語は、日本語の過去と過去進行形の意味合いだけではなく、構文(現在、現在進行、過去、過去進行・・)を使い時間を特定して聞手に解らせることが出来ます。この手法が日本語の表現と異なるため解らなくなることが多々あります。

一番理解がしやすいであろうと思う説明をしてみます。下記の図で“O”が話をする人の時間を表しています昼の12時に話をしています。

午前 ←                            → 午後
x x x x x x x x x x x x x O z z z z 

He studied English this morning. は、上の図を使うと x であればどの x(時間)を指してもかまいません。 x は午前(過去)の特定の時間を示しますが、貴方の x の場所と私の x の場所が違っていてもかまいません。同じ時間に合わせたいのでしたら、at 10 o’clockを文の間につけます。各xに時間を入れ、朝10時の x を指せば話手と聞手は同じ時間を図の中で共有できます。これで理解ができたと思いますが英語の過去形は過去の時間の”ある1点”を示します。

He was studying English this morning.を図であらわすと“x x x”(2つでも3つでもいくつでもかまいません)となります。過去進行形は過去系のxと言う点から幅を持った xxx の時間帯になります。時間を明確にしたいのであればaround10 o’clockですよね。(at 10 o’clockとなるとxの1点です。ここは1点では無く xxx ですのでaroundと幅を持った言葉を使う以外方法がないですよね)

この2点を踏まえてI was listening to the radio at that time.を説明します。上記と同様に朝ラジオを聴いていたとします。
I was listening to the radioは午前のどの位置でもかまいませんのでxxxと時間帯を取りますよね。at the timeは“その時”ですからxの1点を指しますよね。 xxx の真ん中の x がat the timeの位置とするのが自然ですよね。at the time はat the time when ….と文章が続きます。例えば、at the time when my friend called me up. もしくは単純にwhen my friend called me up.二つの文章は過去形ですのでxの中の1点を指します。

これで解っていただいたと思いますが、過去形は過去のある時間 (点)を指し過去進行形は過去の時間帯を指していることです。時間の特定がなければ過去のどの1点を示してもかまいませんし、どの時間帯(2つ以上の点)を示してもかまいません。但し、これらの文が繋がった重複文になると時間の点は時間の幅の中に入れる。で無く入れないといけません。バラバラにはできないのです。上記のように時間の区分を構文(過去、過去進行形)を使うことで聞手や読手に明確に表現できるということです。
ですから、I was listening to the radio when my friend called me up.は”ラジオを聴いていたら、友達から電話があった。”と訳せるのです。

当然、時間の点と点が重なる事柄はあります。上の文を例にとると、
I listened to the radio at the time when my friend called me up. (call up=電話をする)
は、“ラジオを聴いた。調度その時に友達から電話があった。”は不自然ですよね。でもこのようなことは当然起こりえます。自然な文章にしたければ
When I listened to the radio, my friend called me up.
When I turn on the radio, my friend called me up. (turn on =ラジオをつける)
とすれば過去の点と過去の点が繋がりますよね。

理解していただけたでしょうか?

この回答への補足

皆さん長い文章を書いてくださって、感動してしまいました。おかげでよく理解できたかな、と思っています。ありがとうございました。

補足日時:2008/09/11 17:43
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こんばんは。



I was listening to the radio at that time.
は、もちろん正しいですが、
I listened to the radio at that time.
は、あまり正しくないです。
なぜならば、
「そのとき、瞬間的にラジオを聴いた。」
というニュアンスになってしまうからです。


同様の理由で、
Mary's father came home when she was studying history.
は正しいですが、
Mary's father came home when she studied history.
は無理があります。
(やはり、「勉強をした瞬間、父親が帰ってきた」となってしまうため。)


以上、ご参考になりましたら。

この回答への補足

なるほど。良い事を聞きました。お礼が遅くなって申し訳ないですが、回答ありがとうございました。

補足日時:2008/09/11 17:41
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