海外生産

家の電気製品を見ていて感じたのですが
テレビ-MADE IN マレーシア
ソニーのDVDプレーヤー　MADE INマレーシア
ビクターのビデオデッキ　MADE IN マレーシア
シャープ製ポータブルMD MADE INマレーシア
パナソニックのFAXのコードレス子機の充電器のアダプター
MADE IN チャイナ
ポータブルＭＤのアダプター MADE IN チャイナ
N503iの充電器　MADE IN チャイナ
ノートＰＣのアダプター MADE INチャイナ

何故マレーシアはオーディオが多いのでしょうか？
中国製はアダプター類が多い気がします。
それに対し日本メーカーの中国製テレビって見ない気が
するんです。

No.2 ベストアンサー 回答者： tnt 回答日時： 2002/12/24 23:31

中国の人は、どうもあまり技術指導をきっちりと聞いてくれないらしいです。

で、現地の資本の会社が作ったものを
購入する形になります。
そうすると、複雑な物は作れないんですね。
で、ＡＣアダプタのようなシンプルな物が得意になります。
三洋電機が輸入する製品（これは現地資本（ハイアール）がしっかりしている）
も、白物家電です。

一方、マレーシア、シンガポール等は、
日本の会社が直接工場を造ることを歓迎している上に、
現地の人は指導を良く聞いてくれます。

このため、工場をうまく立ち上げられれば、
あとは高信頼な製品が作り出せます。

結構知的集約製品であるはずの
通信機（ケンウッド）、パソコン（DELLなど）に至っても
この２ヶ国で作られています。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
マレーシア製って意外に信頼できるんですね。
実際家にあるマレーシア製品（もちろん日本メーカーのですが）
のは無事です。

お礼日時：2002/12/26 02:56

No.1 回答者： martinbuho#2 回答日時： 2002/12/23 07:09

正確にお答えするにはアジア各国への日本メーカの進出度合いや生産品目の把握、競争力の分析などが必要ですが、一般論として述べさせていただきます。

家電製品は（高度技術商品は除く）今や日本製は競争力がありません。海外生産は本来その国及び近隣諸国への供給とアメリカの産地規制に対応するために始められたものです。しかし、円高、人件費高騰などの日本製のコストアップ要因が多く、現在は殆んどの家電が輸入（自社の海外製品なので逆輸入とか持ち帰りと呼ばれる）に変っています。エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの売れ筋はマレーシア製が多く、今後中国製が急増するでしょう。韓国製も増えていますが、これは韓国メーカの純粋な対日輸出です。最新のデータは知りませんが、エアコンに関してはマレーシアは生産量、輸出量ともに世界一の筈です。

違った観点から見れば家電生産に限らず、材料、部品、半完成品など世界中から調達されています。（部品調達の国際化が進んでいます）アメリカは30年ぐらい前から今の日本に近い経験をしています。日本メーカは余剰労働力を高度技術商品（携帯電話、カーナビ、フラット型テレビ、パソコン、デジタルカメラ、など）で吸収する努力をしていますが、それだけでは間に合わず、最近は人員整理も進んでいます
（他の産業へシフト）中国製テレビが見られないのは、日本のテレビが高級化しすぎているからでしょう。20インチ以下の普及品は海外製が多くなっていると思います。中国は間違いなく世界一のテレビ生産国になるので、日本の高級品分野にもいずれ進出してくると思われます。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
良く見たらノートＰＣのアダプター
MADE IN JAPANでした。今時珍しいな
っていうか嬉しかったです。

お礼日時：2002/12/24 05:37