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先日TLCでフタル酸エステル(フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル)の分離をしたのですが、炭素数が多くなるほどRf値が大きくなりました。炭素が多くなるほど極性が大きくなる気がするのですが、実際は炭素数が多くなるほどRf値が大きくなりました。何故でしょうか?

A 回答 (3件)

No1です。


補足ありがとうございます。少し考えさせられるご意見です。
あなたの説明を使うと例えばペンタンとデカンではデカンが極性が高いことになりますね。実はこの例に対する厳密な答えを知らないのですが、一般論としては極性はほぼ同じです。

さて、極性をミクロに説明するのは双極子モーメントで、どの程度の分極、電気陰性度の差が分子間相互作用に必要か、ということだと思います。マクロに説明、というか極性の一つの指標はオクタノールと水で分液した時の分配係数(双方にどれだけ溶け込むかの比)が代表的です。水は水素と酸素の分極が豊富にあり、オクタノールはそれがオクタンの分だけ希釈された状態(少し適当な説明です)。双極子モーメントで水と相互作用できる部分の比率が多いほど極性が高いことになります。

電荷が無かったり、静電的相互作用が弱い場合、支配的なのは分子間力です。極性が高いということは分子間力を上回る静電的相互作用が働いていることになり、炭素ー水素程度の分極はこれを上回らない、という事ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます

お礼日時:2008/10/18 13:20

>どこが間違えているのか…


C-Hにわずかな分極があっても、長鎖炭化水素は複雑に絡まった形の方が安定なので、見かけの分極は非常に小さくなります。
なおメタンの場合分極が打ち消しあってゼロになるのは分かりますね?

この回答への補足

回答ありがとうございます。
メタンの場合打消しあうのはわかります。

補足日時:2008/10/16 20:43
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(1)どのタイプのTLCを使ったのでしょうか?(書いていないだけで種類があることはご存知だと思いますが)



(2)Rf値が大きいものほど極性が低いのは確かですか?(1)と関連します

(3)炭素が多くなるほど極性が大きくなる気がする、ということですが、どのような物質・構造が極性を高くするか、また逆に低くするか、教科書の極性についての記述をもう一度読んでみてください。気がする、ではなく正しい答えが分かるようになると思います。

この回答への補足

(1)あまり詳しくないのですがシリカゲルが塗ってあるものです
(2)これは確かだと思います
(3)正直これがわからないんです。結果から炭素数の増加に伴い極性が低下していると思われるのですが、炭素は水素よりほんのわずかですが電気陰性度が高いのでC-Hノの結合はO-Hなどの結合に比べれば遥かに小さいですが若干の極性が生じているように思います。ですから炭素数の増加に伴い極性が大きくなるのではないかと考えているのですが、結果と矛盾します。結果から自分の考えが間違っていると思うのですがどこが間違えているのかわかりません。ご教授ください。

補足日時:2008/10/16 09:49
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/16 20:42

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