プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

前受金の仕訳でわからなくなってしまいました.
英会話教室を例に出しますが,
コノ手の業界では,入会金と数十回の受講料をまとめて払う形になると思います.
で,良心的な教室だとして,途中解約で未受講分は全額返金するものとし,
受講料の売上は受講毎にあげるものとします.

入学金10万円,受講料1回5000円×30回払うものとして,現金で一括払いした場合,
(現金)250,000  (売 上)100,000
          (前受金)150,000

受講毎に
(前受金)5,000  (売 上)5,000

という仕訳になると思います.

では,これがカード払いの場合はどのようになるのでしょうか?
(売掛金)250,000 (売 上)100,000
          (前受金)150,000

受講毎に
(前受金)5,000  (売 上)5,000

カード会社から振込があったら,
(振 込)250,000 (売掛金)250,000

と,売掛金に対して前受金勘定を立ててよいものなのでしょうか?
それとも,
(売掛金)100,000 (売 上)100,000

受講毎に
(売掛金)5,000  (売 上)5,000

カード会社から振込があったら,
(振 込)250,000 (売掛金)100,000 + 5,000×受講分
          (前受金)5,000×(15回 - 受講分)
のような形になるのでしょうか?

前者のような形であれば,受講生がいつ,いくらローンを組んで,いつ回収できたか,
また,受講料の売上も現金と同様な処理(前受金から売上振替)に統一されわかりやすいと思うのですが,
後者の場合だとその辺りがわかり辛いように思えます.
だた,逆に前者であると,本当の前受金額がわかなくなりそうですし・・・

実際はどのように仕訳するのが正しいのでしょうか?

A 回答 (4件)

ANo.3の者です。

申し訳ありません、今読み返したら、カード会社との間の関係を失念し、完全に誤った内容をコメントしていたようです。お詫びして訂正いたします。

カード払いであれば、顧客がカードを切ったときに、店舗とカード会社との間で金融債権債務としての立替払契約が成立します。そのため、カードが切られた時点でカード会社に対する売掛金(ないし未収入金)を計上する必要がありましょう。

従い、前者が適切かと思います。なお、この場合の売掛金はカード会社に対する金融債権、前受金は受講者に対する役務提供義務を表すことになります。
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お書きの設例でいえば、学習としての簿記、および外部に開示するための会計(制度会計)の場合は、後者とするのが原則です。

学習としての簿記でなければ前者でも期中は構いませんが、開示の際には後者の仕訳の結果と同様の結果を得られるように修正仕訳をしなければなりません。

根拠は、金融商品に関する会計基準注解注3です。ここでは、商品等の売買や役務提供の対価に係る金融債権債務は、原則として商品等の受渡し完了時・役務提供の完了時に発生を認識せよと定められています。そのため、講義という役務を提供していない段階で「売掛金」を計上することは出来ません。従い、前者は正しくありません。


他方、社内向けの会計(管理会計)の場合は、前者でもまったく構いません。管理会計は、企業会計原則その他の会計基準に従わなくても構わないとされているからです。

この回答への補足

やはり後者となってしまいますか・・・

受講生がいつ・いくらローンを組んだかというのを仕訳だけで判断できる方法、
あるいは、現金でいただいた場合と同じような考え方の、
売上の仕訳方法はないものなのでしょうか?

たとえば・・・
(売掛金)250,000 (売 上)100,000
          (勘定A)150,000

受講毎に
(勘定A)5,000  (売 上)5,000

カード会社から振込があったら,
(振 込)250,000 (売掛金)250,000

のようになる”勘定A”の勘定科目でしょうか・・・

補足日時:2008/11/05 13:57
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※先ずメモで整理して仕訳処理をしてください。


※この場合一旦現金を前受金で処理します。それから仕訳処理してください。

※入金の際の仕訳処理
借方(D r)          貸方(C r)
※現預金250,000 / 前受金250,000
              (入学金10万円受講料5千×30回)を一旦債務計上します。お金は入金されたが英会話教室の資産になっていない。

※前受金から取り崩します。
(D r)         (C r)
前受金100,000 / 売上100,000
A(入学金取崩し)

(D r)         (C r)
前受金  5,000 / 売上  5,000
B(X月分月謝取崩し)

(D r)(C r)
前受金100,000 / 現預金100,000
C(途中解約返還)

A・B・Cはあくまでも参考金額です。先にお金をもらっているので前受金から取り崩すと思います。売掛金は発生しないと思います。三分割法に当てはまらない取引なのでこのやり方が解りやすいと思います。

この回答への補足

そうですね。
では、現金でいただかないで、カードで支払いの場合はどのようになるのでしょうか?

補足日時:2008/11/05 13:30
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(売掛金)100,000 (売 上)100,000



受講毎に
(売掛金)5,000  (売 上)5,000

カード会社から振込があったら

預金 105,000  売掛金105,000

以降入会金を除き・・・同じ
         

この回答への補足

やはりそうなってしまいますか・・・

受講生がいつ・いくらローンを組んだかというのを仕訳だけで判断できるやり方ってないものなのでしょうか?

補足日時:2008/11/05 13:25
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