激凹みから立ち直る方法

こんにちは。風力発電に興味をもってる学生です!!
今ヨーロッパでは非常に風力発電が普及してるとのことですが、日本では山地が多くてなかなか安定した風がふかないみたいで、ある程度風のある東北地方など上のほうでしか設置できないみたいですw

これから日本で風力発電を普及させるためにはどのようにしたらいいと思いますか?教えてください!!
また風力発電でこれはしっておけ!というのもあればお願いします!!

A 回答 (8件)

ヨーロッパやアメリカでは風力発電はもはや「新エネルギー」ではありません。

コストの面でも原発や火力発電などと遜色の無い(場合によっては安価な)普通の電源として認識されています。

また、他の回答にある「バードストライク」についても生態リスクマネジメントや鳥類の専門家(野鳥の会などではなく大学で教鞭をとるレベル)は、大きな問題では無いと結論付けています。(バードストライクが全く無いという意味ではありません)。

小型の風車の普及をという意見もありますが、山小屋のような特殊な環境の場所以外は小型風車はモニュメント以外には役に立たないというのが現実です。垂直軸型風車も同様です。

国内にはまだまだ大型風車建設が可能な風の良い場所はたくさん残っていますが、送電線網が弱いことがネックとなり、風車を建てても系統連系できないというのが実情です。ですから送電線網を強化する必要がありますが、これには相当の費用がかかりますから国民の理解が得られるのか?という問題が残ります。

風力発電や太陽光発電の導入が進んでいる国ではフィードインタリフといって固定価格で電気を買い取る義務付けがなされています。これも最終的には国民負担が発生する話ですから、送電線網の強化と併せて国民の合意形成が必要となります。

風車導入について現時点でもっとも気をつけないといけないのは騒音の問題です。言い換えれば、住宅などから十分な距離がとれる場所であれば、どんどん風力発電を導入するべきだと思います(もちろん風が吹く所にです)。
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風力発電は稼働率が重要な要素です。


稼働率=年間発電電力量/風力発電の出力(kw)×(24×365)
おおむね15%以上の稼働率があれば経済的に成り立つようです。
国内の風力発電適地は北海道や東北地方の北部に多くありますが、これらの地域は電力需要が少ないために送電線の容量が小さくなっています。このような送電線に発電電力の変動が大きい風力発電を増やしすぎると、電圧が変動するなど、不安定になります。
このため、電力会社は風力発電を制限しているのが実態です。
送電線を増強すれば、もっと風力発電を増やせる可能性がありますが、民間会社である電力会社が自主的に多額の投資をすれば、すぐに電気料金に影響しますから、そんなことは出来ません。
もし、国策として、風力発電を増やすのであれば、国でインフラとしての送電線建設に補助するなどの政策が必要だと思います。

ところで、日本の年間総発電量は大雑把にいって1兆kwhほどありますが、2004年で風力は13億kwh(0.13%)ほどしかありません。 原子力や火力の代替という議論がありますが、風力が今の10倍や20倍に増えても、まったく代替というレベルにはならないということは前提として認識しておいてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!やはり日本ではむずかしいですね・・・

お礼日時:2008/11/11 20:36

風力発電といってもいろいろあります。



最近の流行は、数10mもあるような巨大な風車で一度に大きな電力を起こすものですが、逆に、小さな羽根でたくさんの発電機が電気を起こすような発想もあります。羽根も、風向きに合わせるプロペラ型が有名ですが、風向によらない垂直軸型の風車もあるし、最近注目されているのが「ループウイング型」という、ちょっと面白い風車です。

要は、いろいろな風車があり、それぞれどういう長所と欠点があるのか、どういうところにはどういう風車が適しているのか、ということをよく理解した上で、風力発電を「手段」として用いることで一定の効果は見込めるでしょう。しかし、現実には風力発電風車には一種の「宗派」があって、垂直軸にこだわる人もいれば、大型化にこだわる人もいるし、適性がどうかよりもとにかく実績を作りたいという「布教」にこだわるあまりに、十分な効果が得られず失敗する事例は後を絶ちません。

大事なことは、正しい理解とあきらめる勇気です。勇気ある撤退も、普及のためには時には必要だということです。

参考URL:http://www.loopwing.co.jp/
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>日本で風力発電を普及させるためにはどのようにしたらいいと思いますか?


>また風力発電でこれはしっておけ!
日本は都市部を離れると自然もなんとか残っています。
また、シベリヤ~東南アジアに渡りをする鳥たちの中継地点でもあります。
この渡り鳥たちにとって脅威となるのが稜線に立ち並ぶ風車群です。
最近は、渡り鳥の飛行ルートの再調査や、設置の是非を問う運動もおこっています。
http://ehime-wbsj.com/report/hozen/Strix_Vol25_p …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E7%94%B0% …

また、風車の回転による低周波騒音の問題もあります。
前記の地域では、麓の住民に「安眠妨害」の反対運動もあるようです。

また世界一の風力発電電力の多い米国でも環境破壊の懸念があると反対運動が続いています。
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風力発電は「一定の風が一定方向から一年中吹く」のが一番いいのですが、日本にはまずありません。


しょっちゅう出力が変わるような電源では使い物になりません。
1基あたりの出力が小さいので、大規模化する必要がありますが、そうなると広大な土地が必要です。
土地や機材の維持コストと、発生電力の売却益を考えると見合いません。

また、案外環境負荷が高く、鳥が巻き込まれて大量死する問題もありますし、
風車を通ることで風が弱まるとしたら、気象にも影響が出てきます。
また、発電機材も日本の風土にあったものは少なく、外国製品などは台風で破壊されまくりです。

こういう、いわゆる「エコ発電」に対し、税金面等の法整備をして、特別扱いしないかぎり、
普及は難しいとおもいます。

当方の持論では、大規模電源を造るより、コンパクトで小回りの効く「コジェネレーション発電」を普及させるべきと思います。
これは、たとえば、小型の発電機をビル等に設置し、ビルの電源はそれでまかなうというものです。
出力調整も容易で、発生する熱も冷暖房に使用できるので、エネルギー効率は飛躍的にあがります。
これは、ガスタービン、ディーゼル、燃料電池等で製品も存在します。
風力に限れば、ビル風で動くマイクロ発電機や、屋上設置の風車でしょうか。
お隣韓国では、地下鉄の通気口に風車を設置して発電しようという試みもあるそうです。
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私も現在の風力発電施設には懐疑的です。



火力や原子力に代わる施設としては頼りなく、その規模の割には安定した発電量が得られない。
自然に対する影響や、居住環境に与える悪影響なども言われ始めています。

私の意見としては
・小規模施設の多数化による、コンパクトで小地域的な発電施設の実現
・電力会社の主導による、小規模施設の建設と、建設地域への無料や、格安での電力供給の実現。
・買電装置の簡素化、コストダウンによる普及発展
などを考えています。

もちろん
・省エネルギーの法定化
も、これからは必要と考えます。
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風力発電にしても太陽光発電にしても、電力会社にある程度強制的に買い取らせないと普及しないんじゃないかな。


現にヨーロッパではやってるでしょう。
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こんにちは。


以前、羽の台が根元から捥げて倒れたことがありました。
日本では台風があるので、機器の構造上、風力発電は向かないという意見があります。
建築基準法もあいまいで、法整備も必要だと思うし、市街地では騒音、山間部ではバードストライクも起きている、まだまだ発展途上な発電方法と理解しています。
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