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こんばんは。

亡くなられた方の悪口を言うつもりはありません。

事件の直後、お二人の年金改革等に尽力を尽くされたことが報道されていました。
確かに先ずは、犠牲者の生前の功績を称えるべきでしょう。

でもそれでは片手落ちだと思います。
お二人は長年にわたり不埒不正腐敗(3ふ)厚生省の幹部だったのです。
事務次官ですから最高責任者と言ってよいのではないですか。
(大臣はコロコロ変わりますから)
3ふ厚生省を、作り上げた?その前から3ふだったのであればそれを修正できなかった?
最高責任者としては問題ありだと思います。

Q1.なぜこのような内容は報道されないのでしょう。

私は事件直後、3ふ厚生省に対する必殺仕置き人の仕業かと思いました。
(出来ればそうであってほしいと思う)

昨日TVで爆笑問題と東京・大阪・宮崎の3知事の討論番組がありましたが、
皆さん中央官僚の暴走を止めることが大事、と言っていました。

Q2.政治家も国民もなぜ、中央官僚に勝てないのでしょうか?

以上、この事件の直接の疑問ではありませんが。
巻き添えになった奥様が気の毒でなりません。

では宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

日本には、「在りての厭い、亡くての偲び」という言葉があります。


「人の在世中は嫌なところばかり目につくが、いざ亡くなると美点が思い出されてなつかしく思われる。」という意味です。
それに、「屍(しかばね)に鞭打つ」という事は、一般的に嫌われる風潮があります。
マスコミは、世間に嫌われることは避けますからね。


因みに、年金行政ですが、まだまだ真相がよく分かってないのが現状ですよ。
被害者である元次官が設計した「基礎年金制度」そのものが失敗だったのか、それとも運用の仕方が失敗だったのかが、まだ総括されていません。
まぁ、責任を取りたくない官僚と、その言いなりの歴代大臣との馴れ合いが原因なんでしょうけどね。


>Q2.政治家も国民もなぜ、中央官僚に勝てないのでしょうか?

これは、やはり「官僚制の特徴」の問題があると思います。

近現代国家の官僚制の特徴を指摘したのは、M・ヴェーバーです。
彼は、近代官僚制の特徴を研究し、次のことを主な特徴として上げています。

==引用==
・権限の原則
・階層の原則
・専門性の原則
・文書主義
==以上==

これらの原則や主義によって、合理的で効率的、継続的な業務遂行が出来るとして、評価しています。

一方、ロバート・キング・マートンという人物が、ヴェーバーが指摘しなかったマイナス面を指摘しています。
こちらは、「官僚制の逆機能」と言われます。
==引用==
・規則万能(例:規則に無いから出来ないという杓子定規の対応)
・責任回避・自己保身
・秘密主義
・画一的傾向
・権威主義的傾向(例:役所窓口などでの冷淡で横柄な対応)
・繁文縟礼(はんぶんじょくれい)(例:膨大な処理済文書の保管を専門とする部署が存在すること)
セクショナリズム(例:縦割り政治や専門外の業務を避けようとするなどの閉鎖的傾向)
==以上==

昨今の年金行政の失敗について、この逆機能のうち「責任回避・自己保身,秘密主義」という弊害がモノの見事に現れている気がしますね。
官僚制というのは、ヴェーバーが指摘したような優れた点もあれば、マートンが指摘したようなマイナス面もあります。
今後はなるべく、マイナス面を押さえてプラス面を出すような制度にかえていく必要がありますね。
ただ、そうした議論よりも官僚批判だけが踊ってるマスコミ・ネットなどの世間の風潮が、今回の事件を引き起こした面があるような気がします。

引用部分はWikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%98%E5%83%9A% …
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この回答へのお礼

こんなの初めて知りました。
マートンさんの言っていることがそのまま今の日本の官僚制ですね。
まるっきりそのままです。
・拒む
・逃げる
・隠す
・マンネリ
・えばる
・ヒマ
・縦割り

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/26 19:14

この殺人事件(傷害も)は、何も年金の問題を探る機会ではなく別にやれば良いからではないですか?



ここで深い問題を単純に彼らの責任と決め付けられないからだと思いますが

逆にここでそのことを言えばそれがあるから犯人は許される的な論調にも思われるからでしょう。
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この回答へのお礼

事件の目的が解らない現在では確かに間接的な話ですね。

まぜこぜにしない方が良いかもしれません。
先ずは真相究明を。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/26 19:17

最初の質問にお答えします。



高級官僚が退職した後、特殊法人を数年毎に転職を繰り返し、その都度多額の退職金をもらう、いわゆる 「渡り」 が大きな社会問題としてクローズアップされて久しくなります。

彼らの退職金を確保するために、毎年膨大な補助金が特殊法人に流れているわけです。 どこまで出来るか分かりませんが、民主党はこれにメスを入れようとしています。

今回被害に遭われた元次官ですが、彼らも当時の厚生省を退職した後は特殊法人を何社も渡り歩いたと思われますが、この事実を報道しているメディアはありません。

被害者のどちらか忘れましたが、今でもどこかの団体に週に1回程度出社しているとの事でした。 それも昼から ・・・

批判はともかくとして、この二人の厚生省を退職した後の 「渡り」 の経歴を報道してほしいものです。 それが本来の報道のあり方だと思います。

ところで、この元次官たちの陰の部分をなぜメディアは伝えないという事ですが、やはり根底には日本人の宗教観があるように思います。

つまり日本では死んだ後はみんな 「仏様」 になると考えられていたからです。 死んだ人の悪行を暴くのは 「死者に鞭打つ仕業」 として厳しく戒められてきた独特の歴史があります。

西洋や中国では全く逆です。 憎い相手がたとえ死んでも永遠に憎み続け、唾を吐きかける精神文化があります。

日本人にはそんな事は出来ませんね。 こういった死んだ人に対する扱いというか、日本独特の宗教観が影響しているように思います。

もし日本のメディアがこれら陰の部分を報道した場合ですが、おそらく読者や視聴者から 「あんな被害に遭ったのに、仮に事実だとしても、そんな事まで知らせる事は無いだろう!」 というような批判が集中するのは間違い無いと思います。
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この回答へのお礼

そうですか。やはりそういうことなんですね。

でもお二人は公人で、退職後も公金からの支給をたくさん受けているわけですよね。
(今後も遺族に対して支給されるかもしれない)

この犯罪の目的が厚生省に対するお仕置きであれば、今後報道されるかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/26 19:06

言いたい事は分かりますが、


死者に鞭を打つ行為は日本では好まれないからです。
ただ、週刊誌では厳しい内容がでてくると思います。

中央官僚は数十年間も同じ職場で組織的に仕事をしているのです。
1年も持たない総理や、もっと短い大臣がコントロールする今のシステムでは無理なのです。
なお、民主党は100名を各省庁に送り込むと公約しています。
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この回答へのお礼

>死者に鞭を打つ行為は日本では好まれないからです。

やはりこれかとは思っていました。

>中央官僚は数十年間も同じ職場で組織的に仕事をしているのです。
1年も持たない総理や、もっと短い大臣がコントロールする今のシステムでは無理なのです。

大臣の意味がないですね。外部との折衝ぐらいですかね。

やってほしいですね、民主党。これ政権とらなくても出来るのでは。
ただ古い体質を打破できるかどうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/26 18:56

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