プロが教えるわが家の防犯対策術!

引っ越ししたくて部屋をさがしています。
新築で良さそうな物件があったのですが、シックハウス等が気になって迷っています。
契約前に判断することは出来ないのでしょうか?
聞いておいた方が良いことはありますか?
明日にでも見学する予定なので、皆さん宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

判別法については、特に確実な(?)方法はありません。

採用されている建材・素材類がシックハウス対策に配慮されていることを前提にして、あとは、ogenkideさんがその部屋で不快な感じをおぼえないか、です。

ogenkideさんは、”化学物質臭に敏感”とか”アレルギー症状がある”などの体質ではないでしょうか?そのような方は、一般の方々では何ともないような室内空気環境でも、シックハウス症状を起こすことがあるからです。

・・・・・・・
アパート・マンションでしょうか?1戸建てでしょうか?一応どっちでも良いように、1戸建て向きに、簡単にお話しします。

契約前に確認したいこととしては、まず採用建材・素材類の確認です。
それぞれ、化学物質の揮発に配慮したものであるかです。フローリング・合板類、クロス・床材など内装仕上げ材、畳、ドア・建具、塗料、各接着剤、断熱材、防蟻対策内容・・・。すべてのものについて、どのように施工され、どのように配慮されているのか確認してください。

次には、竣工時にホルムアルデヒドをはじめ、揮発性有機化合物の濃度測定データの値を確認したいものです。シックハウス対策に前向きな業者ならば、測定しているケースも少なくありません。(最低ホルムアルデヒドだけは測定してあると思います。現在、国では13物質について個別に濃度指針値を示していますので、もちろん、多くの物質の測定値が確認できればいいのですが)。指針値を余裕を持ってクリアしている状況が望まれます。ただし、冬場は化学物質の揮発がすすまず濃度が出にくくなりますので、その辺を頭に入れておいてください。

そして、換気設備です。最近は24時間換気設備がついているところも多くなってきています(今度の法改正では、ほぼ24時間換気設備設置がすべての新築住宅の”標準仕様”になります)。法的に必要な最低基準以上の十分な換気量が、ちゃんと確保されるのかということです。これも、建物の実際のデータで確認したいところです。

それで、繰り返しになりますが、最後には、できるだけ長時間その家で過ごしてみて、不快な感じがでないか確認してください。建材・素材類、換気などを確認して、大丈夫かもしれないと思っていても、実際に住み始めると、不快感をおぼえるかたが少なくありません。それは前記のようなデリケートな体質の方に起こりやすいケースです。たとえ測定データの化学物質の濃度が指針値以下でも、ogenkideさん本人、ご家族がデリケートな体質でしたら、必ず、長時間過ごしてみることをおすすめします。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく良心的な回答ありがとうございます!

お礼日時:2003/01/24 19:40

こんにちは 居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置(シックハウス対策)に関する技術的基準の整備のため、本年7月1日より建築基準法が改正されます。

それ以前であっても、良心的に作られた物件であればこれに近い構造になっているはずです。当日には下記ページをもっていき、実際の物件と比較して説明してもらったらどうですか。そしてその答えは後日、かならず文書化し捺印してもらっておくべきです。

ポイントとしては、壁紙や新建材(いわゆるベニヤとか集積材とかいうもの)の接着剤(ホルムアルデヒド)シロアリ用薬剤(クロルピリホス)がどのくらい使用されているか、です。クロルピリホスは良心的な業者は1-2年前から使用を止めているようです。また下記ページのE0やFC0というのは、木材に接着剤がどのくらい含まれているかという等級で、これが現時点では一番少ないはずです。しかし7月からは、これでもケースによっては、使用面積が制限されるようになります。このほかにも防カビ材、壁紙に含まれるビニールやプラスチックの可塑剤などがありますが、家自体のほかに新品の家具などからも化学物質がでて来ることがありますので、注意してください。

化学物質フリーにしたければ、すべて天然素材の壁紙やむく材などを使うしかありませんが、それなりの値段になってしまうでしょう。ただしこれらの物質は新築後1年経つとかなりの部分が蒸発してしまうのです、来年の夏までにはほぼ問題なくなるでしょう(夏は冬よりも蒸散量が増えるので注意)。ですので強制換気システムが設定されていることもありますが、悪い設計の換気だと、例えば床下からの空気を吸い込んでしまい、蒸発したシロアリ用薬剤が部屋に入ってくることもあるそうです。

ただすべての薬剤が悪いかというと、そうではありません。薬剤無しだと数年でシロアリに襲われたり、カビが大発生したり、木を腐らせる菌が繁殖したりすることもあるので、適切な使用方法行っているか否か、を納得できるまで聞いてみてください。(必ずハンコつきの文書にしてもらうこと!)頑張ってください。

http://dir.yahoo.co.jp/Health/Environmental_Heal …

参考URL:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/07/071219_.h …
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この回答へのお礼

とても詳しく教えて頂き参考になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2003/01/24 19:38

室内に入って、接着剤の匂いとかが気になったら、とりあえず契約はパスしたほうがいいですね。


あとは専門機関に調査をしてもらうとか・・

参考URL:http://www.kankyo-kanri.co.jp/products/37.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
気になったらパスします。

お礼日時:2003/01/24 19:30

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