天使と悪魔選手権

国民年金基金への誘いがありました。
私は19年間会社の厚生年金と4年間厚生年金基金に加入していましたが、
退職して以後5年間国民年金に加入しています。
これから国民年金基金にはいって65歳からの年金受取額を
増やしたいと思うのですが、その場合厚生年金と厚生年金基金との兼ね合いはどうなるのでしょうか。
せっかく国民年金基金にはいってもその上積み分は年金の受給が始まって、19年後からの受け取りになるのでしょうか、それとも4年後からになるのでしょうか。
ご存知の方よろしくお教えください。

A 回答 (1件)

まず、公的年金制度は、



1.国民基礎年金(土台、1階部分)
2.厚生年金、共済年金の独自給付(2階部分)
3.厚生年金基金、国民年金基金(3階部分)

という構成で成り立っています。
1は国民年金又は厚生年金、共済年金などの強制加入年金に加入した人すべてが受け取るものです。
2は加入した年数に応じて受け取るものです。(1を受ける資格があることが条件となります)
3は任意の加入により、加入した月数に応じて年金を受け取るものです。

基本的に1,2は「終身年金」であり、生きている限り受け取れます。
3はいくつか選択肢があり「終身年金」でも期間限定でも、また一時金(脱退一時金)という方法もあります。

受け取る年金はどれも「同時に」受け取ることが可能です。(同じ老齢年金であるため。障害年金など他の年金との同時受給は制限があります)
つまり65歳になると、1,2,3それぞれについて、それぞれの加入期間分受け取ることが出来るということです。

ですから、kojikoji3さんは現時点で、
1.国民基礎年金
2.厚生年金19年分
3.厚生年金基金4年分
全部を65歳より受け取れます。
更に国民年金基金に加入すると、前の3つに加えて、4番目の給付として、
4.国民年金基金X年分(X:これから加入した期間)
を受け取ることが出来るわけです。

なお、2の厚生年金(3の厚生年金基金も関係します)については65歳を待たずして(正確な受け取り年齢はkojikoji3さんの生年月日により決まります)いくらかの年金を受けるとことが出来ますので、忘れずにもらうようにして下さい。(忘れる人が結構いますので)
誕生日ともらえる年金の関係については参考URLの表をご覧ください。

なお国民年金付加給付(月400円の掛け金で月200円の給付をもらう制度)を行っていた場合、国民年金基金に加入するときにやめる必要があります。

では。

参考URL:http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/nenkin/60_64 …
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この回答へのお礼

大変分かりやすく丁寧な回答ありがとうございました。
初めて知ったことも多くとても助かりました。
教えていただいたことを参考に年金のプランを立てていこうとおもいます。

お礼日時:2003/01/25 12:49

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