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中学二年のテストで薄い塩酸と石灰石の化学反応式は
2HCl+CaCo3=CaCl2+H2O+CO2 ですが、その過程がわかりません。

A 回答 (3件)

中学校では、一部を除いて物質の化学式は学ばないはずですが/???



塩酸(HCl)と石灰石(CaCO3)を反応させると二酸化炭素(CO2)と水(h2O)と塩化カルシウム(CaCl2)が発生する。
 と、起きる反応と、それぞれの物質化学式が与えられているとして。
(反応物)          (生成物)
HCl + CaCO3 → CaCl2 + H2O + CO2

係数なしで、反応物を左辺に、生成物を右辺に書く。
☆反応物と生成物に含まれる元素の種類と数は変化しない。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^を使う。

左右で、一つの物質にしか含まれない物質に着目し、その物質の、左辺右辺いずれかの物質の係数を決める。

 Caは左辺と右辺にそれぞれ一つの物質(CaCO3とCaCl2)にしか含まれていないため、左辺のCaCO3の係数を[1]とおく、
 HCl + [1]CaCO3 → CaCl2 + H2O + CO2
 これから、右辺のCaCL2一つの化学式にひとつのCaが含まれているため
 HCl + [1]CaCO3 → [1]CaCl2 + H2O + CO2
 と決まる。

 次に、CaCl2に2個のClが含まれていることと、左辺のHClに一つのClが含まれていることから
 [2]HCl + [1]CaCO3 → [1]CaCl2 + H2O + CO2
となる。

 ここで左辺のHの数から、右辺のH2O中に2個のHが含まれていることから
 [2]HCl + [1]CaCO3 → [1]CaCl2 + [1]H2O + CO2
 は決まる。

 さらにCは、左辺のCaCO3に1個だけなので。
 [2]HCl + [1]CaCO3 → [1]CaCl2 + [1]H2O + [1]CO2
 とCO3の係数も決まる。

 酸素について、確認すると
 [2]HCl + [1]CaCO3 → [1]CaCl2 + [1]H2O + [1]CO2
           3個                1個    2個

 すべての元素について、数が合うので、[1]は書かなくてよいので
 HCl + CaCO3 → CaCl2 + H2O + CO2
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この回答へのお礼

詳しく解説していただきありがとうございました。
この問題は中2の2学期末テストで自分が間違えた問題です。
回答だけ先生にかいされたけど、そこまでのやり方がわからなかったの
で助かりました。 たぶん授業では習ったとおもうのですが・・・・

お礼日時:2008/12/29 17:09

中学校で、化学反応式までするのですか?しかもカルシウム・・・



化学反応式の書き方を作る過程が分からないのではないですか?

塩酸(HCl)と石灰石(CaCO3)を反応させると二酸化炭素(CO2)が発生する。
その反応式を書きなさい。

 という問題ではありませんでしたか?

問題と、何がどう分からないかを正確に伝えることも重要です。

この回答への補足

問題   薄い塩酸と石灰石の化学反応式をかく。
答え   2HCl+CaCo3=CaCl2+H2O+CO2 ですが、
HClの前になんで2がついているのか?

補足日時:2008/12/29 14:07
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>その過程がわかりません。


無機化学では通常「過程」を問題にすることはありません。
有機化学では過程が命。^o^
石灰石が少量だけ溶けていることにして、
CO3^2- + 2H+ → H-O-C(=O)-O-H → CO2↑ + H2O
残りはカルシウムイオンCa^2+ と塩化物イオンCl^-

なお中学生だと言うことなので記号を説明しておきます
^2+、^-などは「上付き」で電荷を表します。
↑はガスが発生することを表します。
H-O-C(=O)-O-Hは炭酸です。真ん中の炭素に酸素が二重結合で付いています。
炭酸は二酸化炭素と水の反応で出来、また逆に水と二酸化炭素に分解します。どちらにも進む反応で「平衡」と呼びます。
石灰石は水への溶解度が低いですが溶けないという訳ではないので、水溶液と仮定してしまって構いません。
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この回答へのお礼

すぐに教えていただいて、ありがとうございます。

お礼日時:2008/12/29 16:51

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