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今回のイスラエルの空爆に対し、狭義の前提となるハマスのロケット弾攻撃に関して、どの程度の規模で行われて来たか、それに対しての現在に至るまでのイスラエルの姿勢に関して教えてください。
マスコミ等、ハマスのロケット弾攻撃に対する非難は、ほぼゼロとの認識であり違和感を覚えております。
ここに触れると問題は広義に拡大しニワトリと卵、どちらが先論になるのでしょうね?

A 回答 (4件)

No.3です。


遂にイスラエルがガザ地区へ地上軍を投入しましたね。
そのニュースを見ながら書き込んでます。

>具体的な攻撃回数、その期間、被害規模を知りたいところです。

攻撃回数は分かりませんが、一応被害状況が分かりましたので補足します。
件の戦闘停戦期間終了後に行われたハマスのロケット弾の打ち込みにより、イスラエルの兵士4人が死亡、30人強が負傷したそうです。
その後、イスラエルの報復空爆により、パレスチナ人400人以上が死亡、負傷者は2000人以上に上るそうです。

で、CNNやBBCの報道の論調は、「ハマスのロケット弾打ち込みはけしからんが、それに対する報復空爆はもっとけしからん」って感じですね。
4人の命に対して400人の命を奪ったのですから、過剰報復だというわけです。
ヨーロッパを始めとした各地でも、パレスチナ側を支持するデモが行われているようです。

ヨーロッパ各国もイスラエルの行動を非難しています。
一方、米国は相変わらずパレスチナ側を非難しイスラエルを擁護してるみたいですね。
日本政府の声は・・・・・聞こえてきませんね。
因みに、米国のイスラエル擁護の姿勢はCNNですら批難してますね。
こうした状況もあって、日本のマスコミも「反イスラエル」に偏重しがちになるんでしょうね。

>日本のマスコミは左派に牛耳られていると認識しており、報道姿勢にその様な疑問を感じてしまうのです。

う~ん、どうでしょうかね。
日本のマスコミは視聴者や購読者が興味ないと思っているのか、ほとんど報道しませんからね。
先の回答にもちらっと書きましたが、7~8割がたは欧米や現地の報道機関の使い回し(二次報道)ですから。
あとは、フリージャーナリストがたま~に持ってくるネタを、あたかも自分とこの手柄の様に報道するだけですからね。
日本のマスコミ勤務の人間は、ジャーナリストである以前に会社のサラリーマンですから。
深く考えもせずに、「(世界各国の報道機関が)米国批判=イスラエル批判」ってステレオタイプで報道してるんじゃないかと思いますね。(おそらく米国が絡んでなきゃ報道すらされない?)
今回の侵攻も、CNNやBBCはライブで中継してるのに、民放はおろかNHKですらチラっと「エルサレム」の安全なスタジオから「地上軍を投入して、地元の報道で行軍が放送されました」って報道しただけですからね。
つまり、日本のマスコミは総じて「無関心」なんですよ。
まぁ、日本人(視聴者)が「無関心」なんで売れないと判断してるんでしょうけどね。
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この回答へのお礼

重ねての御回答をありがとうございます。

空爆開始以降の状況は、まあ、それなりに情報を得ております。
空爆開始に至る、それまでのハマスのロケット弾攻撃の規模、期間を、私の周囲の反イスラエル派に提示して見たかったのです。
渋谷の映画館へも提示し反応を見てみたくも思います、反論の論理は予想できますが、、

マスメディアへの左派の影響ですが、それが露呈したものとしては、椿事件、NHKの天皇を裁く女性戦犯国際法廷事件が上げられるのでは、
又昨年亡くなられた某ニュースキャスターの番組、類似した他チャンネルの番組、最近の一連のNHKの特集番組等にその影響が見られるのでは、と、どうしても思ってしまいます。(上記はTVのみですが、又先に述べた様に左翼の定義は共通項はあるものの現在あいまいですね、何故そうかは私なりに理解しております。)

お礼日時:2009/01/04 16:27

まぁ、日本のパレスチナ地方の報道の7~8割はAFP通信や米CNN、英BBCなどの諸外国メディアの二次報道がほとんどですからね~。



あの地域は、各国の思惑が入り乱れていてなかなか一朝一夕には理解できませんが、とりあえず基礎的な歴史をなぞってみます。

紀元前10世紀にユダヤ人の王国がたてられます。
んで、その王国は分裂して崩壊。
それ以後、ユダヤ人は自分たちの国を持たずにヨーロッパ中で暮らしていました。
で、その後はキリスト教徒の国が出来たり、イスラム教徒の国が出来たりと常に係争の地になってきました。
そして、現在の争いの直接の引き金は19世紀後半~第1次世界大戦前後にさかのぼります。
この時期に、英国が悪名高い「三枚舌外交」を展開します。
フサイン=マクマホン協定(中東のアラブ独立を約束)・ サイクス・ピコ協定(英仏による中東分割)・ バルフォア宣言(パレスチナにおけるユダヤ民族居住地建設)という3つの約束をそれぞれ結びました。
一連の協定により、誤解と自分たちの都合の良い解釈をしたために混乱し今でも相争う事になっています。

もう少し詳しく書くと、フサイン=マクマホン協定では英国の庇護下の元にアラブ国家が(オスマン・トルコからの)独立を約束したのですが、アラブ側は英国の庇護下ではなく完全の自治独立を確約したモノと解釈・主張しています。
そして、サイクス・ピコ協定では「シリア、アナトリア南部、イラクのモスル地区をフランスの勢力範囲」「シリア南部と現在のイラクの大半をイギリスの勢力範囲」「パレスチナを国際管理下に置く」という3つの密約が決められます。
で、「バルフォア宣言」で「ユダヤ民族居住地建設」をユダヤ人に約束したのですが、多くのユダヤ人は英国の庇護下でイエルサレムを含む地域に「ユダヤ人の独立国家が出来る」と解釈され、移民が大量に流れ込みました。

当然、移民が大量に流れ込むと、現地に住んでる人と衝突するようになっていきます。
第1次世界大戦後は、パレスチナ地域は英国の委任統治領となりますが、そこでは、「イスラエル建国」を目指すユダヤ人とそれに反発するアラブ人、そして共存共栄を目指す人々などが入り乱れ、治安が乱れました。
そして、第2次世界大戦後になんとか面子を保ちたかった英国も結局は米国の圧力に屈して国連による「パレスチナ分割決議」に妥協します。
これにより、「パレスチナの56.5%の土地をユダヤ国家、43.5%の土地をアラブ国家とし、エルサレムを国際管理とする(人口は圧倒的にアラブ人が多い)」という国連決議を採択しました。(英国は棄権)

当然、この決議にはユダヤ・アラブ双方が反発し両者のテロが激化します。
そして、国際批判が続く中で1948年5月に英国のパレスチナ委任統治の権限が切れたのをきっかけに、先の国連決議を根拠にイスラエルが一方的に独立を宣言します。
当然、イスラエルの建国を阻止したいアラブ側はこれに反発し進軍。
第一次中東戦争が勃発します。
この戦争でイスラエル側が勝利し、独立国家としての地位を築くことになりました。
そして、この時に「ガザ地区」がアラブ国家であるエジプトの統治下に入り、その為にアラブ人(パレスチナ人)難民がなだれ込みました。

その後も紆余曲折を経て、1965年にPLO(パレスチナ解放機構)が結成されます。
PLOは、パレスチナのアラブ人難民が作った幾つかの組織が加盟する寄り合い所帯です。
当初は、「イスラエルを含む民主的・非宗教的な独立国家を樹立することを目標」としていましたが、後に「イスラエルと共存するヨルダン川西岸地区およびガザ地区でのパレスチナ国家建設」という現実路線を獲っていきます。
よくニュースで出てくるファタハが最大派閥となっています。
イスラエルからの解放を唱え、テロ活動や(アラブ難民に対する)慈善活動により影響力を強め、1993年にイスラエル政府とPLOの相互承認とガザ地区・西岸地区におけるパレスチナ人の暫定自治を定め、PLOの武装闘争の放棄を定めたオスロ合意にこぎ着けました。
これにより、パレスチナ自治政府が樹立されます。

一方、ハマスは1987年に結成された組織で、PLOの和平路線を批判しその活動とは一線を画してきました。
特に、オスロ合意とそれを下敷きにした和平路線を潰すために、イスラエルへのテロ行為を激化させていきます。
その一方で、パレスチナ難民に対し医療・教育などの福祉をおこなっており、パレスチナ人の中では人気があります。
その為、パレスチナ自治政府が樹立された折には、PLOと協力して内閣を組んでいました。
しかし、対話路線を主張するPLO側に対しあくまで武装闘争を主張し協力関係もぎくしゃくしたモノでした。
イスラエル側も、PLOとは対話するがハマスとは対話しないとして非難しています。
そして、ハマスを押さえ込むのを口実にしばしば空爆を加えています。
それに対して、ハマス側も徹底的にテロで応戦しています。
自治政府内でも、イスラエルの空爆が激化するにつれてPLOは支持を失い、ハマスが台頭します。
2006年のパレスチナ評議会選挙で、過半数の議席を占める圧勝となりました。
そして、翌2007年6月12日、ハマスはガザ地区を占拠し、これによりPLOとの協力関係は崩壊しました。
日本を含む先進各国は、ハマスは過激なテロばかりをやる組織であり、これが政権を握った事で和平が遠のくとして懸念する声が上がっています。
ハマス側は、そうした声に対してイスラエルの空爆によるパレスチナ側の犠牲の方が多いが、欧米はそれを無視していると反論しています。

と、まぁこんな感じかと思います。
国際社会では、イスラエル・パレスチナ双方の過激派が非難される感じですね。
ただ、米国は若干イスラエルよりの対応が目立ちますが。
そうしたこともあり、日本ではパレスチナの方に同情的な意見が目立ちますね。
長文失礼しました。
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この回答へのお礼

御回答をありがとうございます。

偶然ですが、渋谷のアップリンクという小規模映画館より年明けのメールを受領しました。(通常は映画の紹介)

内容は、映画の紹介と以下、一部引用

年末は事務所とアップリンクの施設の日替わり大掃除が忙しかったのと
突如始まったイスラエルの空爆によるガザのパレスチナ人の虐殺で
頭がいっぱいでした。~~→


先ほど通信社の配信によるとリビアが提案した国連安保理の議決の提案を常任理事国アメリカが当然ながら反対したそうです。

同案はアラブ連盟外相会議での議論を踏まえ、アラブ諸国を代表してリビアが提示した。
「民間人に対する軍事攻撃」の即時停止や、ガザの検問所の開放をイスラエルに要求している。
決議案の全文は読んでいませんがいったいこの提案に反対する論理というものが世界に存在するのでしょうか。

国連安保理の決議は15カ国のうち9カ国の賛成で決議され、
その決議は法的効力があるとされているそうです。
ただし、5カ国の常任理事国は1カ国で拒否権があります。
日本は非常任理事国です。

年明けの国会では、失業者の福祉の問題と同時に、国連で日本はイスラエルの空爆に反対する決議を討議するべきだと思います。

以上ここまで、引用。

反イスラエル映画を時々上映する映画館で、この主張はその姿勢から違和感はありませんが、この様な発想、論理は一方的との評価しかできません、私の周辺のいわゆる左派に多く見受けられます。

かつての日本赤軍、重信房子の論理ほどではありませんが(現在では当然破綻しており重信房子自身も過ちを認めている。)反米姿勢からの発想、論理であり、しかしそれを体系化できない、というところでしょうか、
日本のマスコミは左派に牛耳られていると認識しており、報道姿勢にその様な疑問を感じてしまうのです。

お礼日時:2009/01/04 08:20

実際問題として、ハマスのロケット弾攻撃は、「のどに刺さった小さなとげ」です。


直ぐに大きな影響を及ぼすわけではないですが、常に嫌な刺激を発信し続けることとなります。
また、化膿を引き起こす可能性もあります。
あまり良い喩えではないですが、嫌な刺激は直接被害を受けるイスラエル国民の犠牲であり、引き起こされる化膿は、過激派及びその支援国・組織の活性化です。
そして、イスラエル国軍の反撃は、リンパ球のそれに例えられるでしょう。
ただ、歴史的経緯と地政学的から、周辺諸国と違い、国民数・地積が劣るので、人命を大切にします。
これを現実に当てはめると、現実路線を取り、国際協調を図るPLO本流に対して、国際的に孤立を深めるハマスが暴発したのが、今回の事件です。
攻撃の規模としては、小規模なものです。
>マスコミ等、ハマスのロケット弾攻撃に対する非難は、ほぼゼロとの認識であり違和感を覚えております。

日本のマスメディアは、国際情勢の変化等戦略的発想に乏しいので、現代の火薬庫のひとつであるパレスチナ情勢を継続的に観察する視点が無いのです。
まあ、日本政府は更に超近視的視野しか持っていませんが。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

>>まあ、日本政府は更に超近視的視野しか持っていませんが。
そんな感じですね、
>>日本のマスメディアは~~視点が無いのです
というよりNO,1さんへもレスしましたが何か意図的なものを感じてしまいます。
>>のどに刺さった小さなとげ
ですか、、相当な被害が継続しておりイスラエル国民の感情はロケット攻撃を看過できぬ次元と聞きます、具体的な攻撃回数、その期間、被害規模を知りたいところです。

お礼日時:2009/01/03 21:28

マスコミというのは日本のマスコミですね。



新聞は小さい記事ながらハマスがさんざんロケット弾攻撃していることは伝えてますが、それを好んで読む人はマニアです。
なので、ほぼゼロと言っていいでしょう。

それに、パレスチナ問題を数千年前のことに端を発しいつまでも宗教紛争が続く地というステレオタイプで報道し続けるので、
記事として意味もなくイスラエルが攻撃を仕掛けたような雰囲気の記事になります。
ここの回答でも数千年前のことが原因だと嬉々として回答する人がいますね。

今起こっているの原因が数千年前にことに起因するはずもなく、ハマスがことの原因であり、
そのためイスラエル対する国際社会の非難はいつものように少ないですね。
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この回答へのお礼

御回答をありがとうございます。

ご指摘の様に日本のマスコミです、上手く整理できないのですが日本人でイスラエル批判の立場に立つ人達はいわゆる左派に属する様に感じます。
左派といっても現在では定義があいまいですが、、
マスコミの姿勢には何か意図的なものを感じてしまいます。

お礼日時:2009/01/03 21:27

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