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工場で半導体の製造をしています。
人に半導体が何かと聞かれて、うまく答えれませんでした。

良い回答例を、教えてください。

A 回答 (4件)

半導体はある時は導体の様に電流を流し、ある時は絶縁体の如く電流を流しません。



例えば、シリコン(ケイ素)が半導体に使われています。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4% …
シリコンは4価の元素です。

原子軌道が一番外側が4つの電子が存在するのです。
このシリコンに不純物として5価の元素を混ぜ込んだモノがN型半導体に成ります。
更に、シリコンに混ぜる不純物が3価の元素を混ぜるとP型半導体になります。

N型半導体は原子の一番外側の軌道が5つの元素を混ぜて作ります。
シリコンはダイヤモンドの様に4本の手を持っているので、
1つのシリコン原子に4つシリコン原子が繋がるのですが、
5価の原子を混ぜると、そこだけ1つ電子が余ってしまうのです。

一方、P型半導体は原子の一番外側の軌道が3つの元素を混ぜて作ります。
3価の原子をシリコンに混ぜると、そこだけ1つ電子が足りない穴(正孔)が出来てしまい、
電子が足りなく成ってしまいます。
(電子はマイナスの電荷を持っていますが、電子の無い部分はプラスの存在に成るので正はプラスの意味がある、プラスの孔。)

N型では余った電子が、P型では正孔が、電気の流れを作るのです。
N型とP型を一体化するとPN接合面に一方方向に電流が流せるのです。
そう、わざと不安定にしコントロールして、流れる方向と流れない方向が作れるのです。


さて、バイポーラトランジスタではPNPやNPNと3つ組み合わせます。
そう、N型半導体の間にP型半導体をサンドイッチするか、
P型半導体にN型半導体をサンドイッチするのです。
で、真ん中と片方の端に小さい電流を流すと、端から端へと大きい電流が流せるのです。
なので、この増幅作用を利用しトランジスタはアンプに利用されるのです。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9% …

他にも半導体の電子パーツが存在しますね。
ICもその1つですね。
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この回答へのお礼

詳しい説明有難うございます。
2回読んで、少し理解できました。

お礼日時:2009/01/16 19:15

すみません、#3ですが、『原子』と『電子』を間違えて書き込んだ箇所が幾つかありました。



そう、原子核の周りを廻る電子が鍵なのです。
すみませんが、#3で書き込んだ部分のいくつかを読み替えてください。

さて、
原子核の周りを廻る最も外の電子が、半導体として利用されているのです。
4価の元素(シリコン、ゲルマニウム)を使い、
1つ原子が4つの原子と電子を補完し合い安定しています。

安定してると半導体として使いにくいので、
5価の元素、原子の最も外側を廻る電子が5つの原子を混ぜたモノと、
3価の元素、原子の最も外側を廻る電子が3つの原子を混ぜたモノと、
を作ります。

5価の元素を混ぜたものをN型半導体(ネガティブ)電子が余ったものです。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/N%E5%9E%8B%E5%8D%8A …
3価の元素を混ぜたものをP型半導体(ポジティブ)電子が足りない(正孔)モノです。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/P%E5%9E%8B%E5%8D%8A …

この余った電子と、足りなく穴が開いた正孔とを使い電流の流れを作るのです。
N型とP型の半導体を組み合わせて使うのです。
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工場と全然関係のない一般の人に「どういう仕事しているの?」という感じで聞かれたのでしょうか?



だとしたら、作っている物の用途から説明するのが普通の人には分かりやすいのではないかと思います。「パソコンや携帯電話などの電子機器の材料」といった感じで。
最先端のことをやっているニュアンスも出て、イメージが良いのでは?
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この回答へのお礼

「パソコンや携帯電話などの電子機器の材料」
今度からそう答えます。

お礼日時:2009/01/16 19:08

「俺、うまく説明できないから自分で調べてくれ」



知ったかぶってテキトーにモノを言うよりはるかにマシです。
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この回答へのお礼

それもひとつですね…

お礼日時:2009/01/16 19:06

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