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トイレを流す際に吸引力が弱くなってきました。簡単な作業で吸引力を高める方法があったら教えてください。

A 回答 (2件)

トイレのタンク部分を開けて覗いたことはありますか?


科学技術がどんどん進化していく中、タンクの仕組みは笑ってしまうほど原始的です(笑)。
ちょっとした故障や不具合は簡単な作業で改善されることが多々あります。
一般的なトイレは下水側で吸引しているわけではないので、吸引力の低下は水流(水圧)の低下を意味します。

タンクでは何が起こっているか・・・。まずはその構造からご説明しましょう。
トイレの型式によって若干の違いはあるものの、基本構造はほとんど同じです。
レバーとタンクの底にあるフタが鎖でつながっていて、レバーをひねる(押す)とフタが引っ張られてタンクの底に穴が開き、水が流れます。水が流れている間は水流(水圧)でフタが開いたままになりますが、タンク内の残りの水が減ってくると水流(水圧。フタを押し開けている力)が弱くなり、フタが重みで自然に閉まり、水の重みでフタが完全に密閉されます。水が溜まって水位が上がっていくとフロート(浮き)が上がり、タンクへの給水が自然に止まる・・・、こんな仕組みになっています。水を流すとタンクから2度「カタン」という音が聞こえますが、1度目はフタを開けた時の音、2度目は水の流れが終わりかけたときにフタが自然に閉まるときの音です。試しに、タンクの上蓋を開けたまま水を流してみてください。構造がよく分かりますよ。

さて、ご質問の件ですが、
上で説明した鎖が長年の使用によって伸びてしまったり、鎖を留めている部分がズレて鎖が長くなってしまっているためだと思います。鎖が長くなってしまうとレバーをひねっても、タンク底のフタが少ししか持ち上がらず、できた隙間からチョロチョロとしか水が流れません。水の勢いが弱いと便が流れずにゴボゴボ・・・と逆流してきたりします。

対処は簡単で、鎖を短くしてやることです。
鎖を短くしてやると、レバーをひねった時にタンク底のフタの持ち上がる幅が増え、水が勢いよく流れるようになります。
タンク底蓋と鎖の接合部分は手が入りにくいので、レバーと鎖の接合部分を調節します。鎖は金具で挟んで留められていますので、ペンチか何かで金具をこじ開け、ちょうど良い長さで金具をつぶし、留め直します。
鎖をあまり短くし過ぎると、タンク底のフタが持ち上がったままになり、何もしなくても水が流れっ放しの状態になってしまいますので、実際に試しながら流れっ放しにならないちょうど良い長さを見つけてください。

長くなりましたが、大方この方法で水の勢いが上がり、吸引力が改善されると思います。
文字だけでの説明では分かりづらいですね。実際にタンク内を見ながら読んでいただければ、私が何を言いたいのかが分かっていただけると思います(笑)。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。とてもよく理解できました。早速タンク内を見て鎖の調整等してみます

お礼日時:2003/02/11 09:12

便器自体は吸引力を持っていません


排水される水が起こすサイフォンを利用している
だけです  
以前よりもこの作用が弱まったと感じるのであれば
配管内部に異物があり流れを阻害している可能性があります
配管内の洗浄作業が必要となるのですが・・・

PS.トイレの密閉度を高めてしまったとか 風量の大きな換気扇を
  新規に取り付けたとか・・・
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2003/02/11 09:10

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