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上記の、質問文のような小説をご存知でしたら、教えてください。
女同士の絡みがあるような本が読みたいのです。同性愛的な描写があるのも大変好みです。
ドロドロしていて、愛と憎が絡み合うような小説を教えてください。

または、”ワルイ女””強烈な女”が出てくるような小説でも結構ですので、ぜひ教えてください。

今までに読んだ中で、
・「蝶々の纏足」、「卍」は同性愛のテイスト漂う小説として読み、嵌まりました。

・「虞美人草(藤尾がお気に入りです)」「三四郎(美禰子が最高でした)」「TUGUMI」、「ぼくは勉強が出来ない」、有吉佐和子の作品などは、出てくる女性人物が魅力的で面白かったです。

和書、洋書、時代など一切気にしないので、どうぞお気軽に貴方様のおすすめの本をたくさん教えてください。
よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

女性同士の恋愛小説といえば、松浦理英子氏の『ナチュラル・ウーマン』(河出文庫)をまず第一に挙げたいと思います。

これはとにかく秀逸です。
次に同じ作者の『セバスチャン』(河出文庫)。氏の作品は『ナチュラル・ウーマン』を読めば他はいらないと思えるほどですが、『セバスチャン』も結構な作品だと思います。

ただ、松浦氏の作品は所謂エンターテインメント小説ではないので、「昼メロのようなドロドロとした愛憎劇」みたいなのとはちょっと違うかなとも思えますが、いろんな意味で堪能できる小説だと思います。

また、同じく女性同士の恋愛小説では、中山可穂氏の作品はどれも「泣ける」小説です。これもまた「ドロドロとした愛憎劇」というよりは「とてもせつない物語」という感じなので、お求めのものとは少し違うかと思いますが、私はとりあえず「泣きたい」時には中山氏の作品を読むことにしています(^^ゞ。

「魅力的な女性キャラ」というのでぱっと思いついたのは桐野夏生氏の「探偵ミロ」シリーズですが、こちらはエンターテインメント小説でさらっと読める感じです。同性愛要素はありません。「探偵ミロ」が事件を解決していく話です。読んだ時はとても面白く読み、「ミロはカッコいいなあ」と思いつつ読んだのですが、いかんせん、読んだのが随分昔で、さら~っと読んでしまったのであまり詳しい内容は記憶にありません(>_<)。

よかったら読んでみてください(特に松浦氏の作品を)。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
『ナチュラル・ウーマン』は題名だけは存じていました。
オススメということで、絶対に読みたいと思います。
桐野夏生氏、中山可穂氏の著書についても教えてくださり、どうも有難うございました。春休みを使って読んでみます!

お礼日時:2009/02/03 17:26

香山リカの「眠れぬ森の美女たち」


精神科医として本をたくさんおだしになられている香山リカさんが、書かれた小説です。
同性愛的な話ではないし、個人的に香山リカさんの思想はあまり好きではないし、小説家ではないので文書のレベルや構成力も高くはないです。

ですが、ここに出てくる女性達の心理・行動描写については割とよくかけていると思います。
特別に強烈な女性を描いているわけではなく特別なドロドロを描いているわけでもなく、よくいそうな女性のよくありそうな揉め事を書いています。

ストーリーを簡単に説明すると、老後に女性だけが住む家を経営しようとしている主人公。
その家に様々な女性たちが集まってきます。
そんな女性たちの葛藤を描いた小説です。

お勧めするほどの作品ではないのですが、出会う機会が少ない本かな?と思ったので紹介してみました。

あとは山本文緒さんの「恋愛中毒」は印象に残っています。
これも同性愛的なものは全くないですが。
女性は割りとよくかけていますし、ドロドロですし、ふつうに評価の高い作品です。
でもまあ、有名だから知っているかもしれないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

香山リカさん、山本文緒さんの著書は読んだことはあったのですが、
ご紹介された本は知りませんでした。

「眠れぬ森の美女達」…あらすじを伺うに、好みド真ん中な気がします。ご紹介有難うございました。

お礼日時:2009/02/05 17:55

レズビアン、どろどろ、ファムファタルもの・・・ですね。


以下のものはどうでしょうか。
いろいろな意味で非常に個性的な女性たちが登場します。

サラ・ウォーターズの「茨の城」「半身」のヒロインたち、
ゾラの「居酒屋」のジュルヴェーズ、
スタインベックの「エデンの東」主人公の母親、
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」、
ウラジミール・ナボコフの「マルゴ」
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この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます!

知らない作家さんばかりの作品ですので、
楽しんで読めそうです~!ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/05 17:50

下記の作品などどうでしょうか


・フィリッパ・グレゴリー ブーリン家の姉妹(上・下) 集英社文庫
16世紀英国王室でヘンリー8世をめぐる姉妹の愛憎劇を描いた作品
・平岩弓枝 女のそろばん 集英社文庫
大財閥の家族を舞台に会長の妻、嫁や秘書ら女の思惑と計算、愛憎を描いた作品
・山崎豊子 女系家族〈上・下〉 新潮文庫
大阪・船場の老舗を舞台に遺産相続問題をめぐる女の色と欲を描いた作品
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この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます!
どれも面白そうですね。
「ブーリン家」は映画になっていましたよね。
ドロドロしたストーリーのようですね~たまりません。
読むのが楽しみです。

お礼日時:2009/02/03 17:31

 少し古いミステリなのですが


島田荘司 著
「幽体離脱殺人事件」を思いつきました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

ミステリー物なのですね。
購入して読んでみようと思います。
ミステリーはあまり読んだ事がなかったので、
新しいジャンルに挑戦ということもあり、読むのが楽しみです。

お礼日時:2009/02/03 17:20

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