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「日本語が亡びるとき」という本を読んでものすごく感動したのですが、どうにも気になるのが「亡びるとき」という言葉です。正しくは「亡ぶとき」ではないかと思うのですが、「亡びるとき」というのもありなんでしょうか?考え出したら気になって、気になって…。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

既に出ている回答に補足すると、上一段活用の「ほろびる」と五段活用の「ほろぶ」は、口語の活用形の揺れによる違いであって、意味は同じです。



この語は、もともと文語では上二段活用の「ほろぶ」でした。
文語の上二段は口語では上一段に変化するので、文法的には上一段の「ほろびる」が規範の形であって、五段の「ほろぶ」はやや変則的な形といえます。
『広辞苑』をはじめほとんどの国語辞典でも、「ほろぶ」と引くと「ほろびる」を見よ、とカラ見出しを立てていることからも、「ほろびる」が本来の形であることがわかります。
ネットでざっくりと検索してみても、今のところは「ほろぶ」より「ほろびる」のほうが優勢のようです。
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この回答へのお礼

ご親切にありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ありません。使い方がよくわからないために、自分ではもうお礼を申し上げたつもりでいたのですが、あれはどこに行ってしまったのか…。

ともあれ、日本語の奥深さがしみじみよくわかって、ちょっと感動しました。これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/02/24 16:21

 ほろぶ  終止形て連体形 ほろび ました。

 ほろんだ
 ほろびる 同 上     ほろびた        ほろんだ(ここは同じになりますね)

 意味も違うし、ことばも違うようですね。
 上の活用の考えは、或いは間違っているかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご教示で恐縮しております。おかげさまでよくわかりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/02/10 13:47

「亡ぶ」と「亡びる」は、意味は同じでも全く別の動詞です。



「亡ぶ」は五段活用で、
「亡びる」は上一段活用です。

「亡ぶ」の連体形は「亡ぶ」で、
「亡びる」の連体形は「亡びる」です。

「亡ぶ」の命令形は「亡べ」で、
「亡びる」の命令形は「亡びろ、亡びよ」です。

この回答への補足

早速のご回答、ありがとうございます。追加の質問ですが、「亡ぶ」と「亡びる」とでは、どう違うのでしょうか?今広辞苑を見たのですが、「亡びる」は口語体だとのことです。もう少し詳しく知りたいのですが、適当な資料を教えていただけませんか?

ご面倒をおかけして申し訳ありませんが、高校卒業後ウン十年、すっかりうとくなってしまいまして、見当がつきません。よろしくお願いいたします。<m(__)m>

補足日時:2009/02/10 00:19
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