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長いことクラシックのALTO SAXをやっていました。が、フラジオをうまく出すことが出来ません。アンブシュアを変える、マウスピースを変える、とか何か方法はあるでしょうか?あまり、強引に出すとアンブシュア自体が崩れそうで怖いです。

A 回答 (3件)

わたしはジャズのほうですので、ジャズ用のアルティシモの出し方ですと、クラシックのアルティッシモとは違う、と先生に怒られてしまうかもしれませんが、ごく参考として聞き流してくださればと思います(一応バンドジャーナルなど吹奏楽一般誌にも書かれていることですので、特別クラシックのサクソフォン科を専攻されている場合を除けばジャズでも一般吹奏楽でも通用するものとわたしは受け取っています)



アルティッシモ音域は、物理的にオープニングの狭いマウスピースだと出しにくいようです。これは物理的に仕方の無いことです。ですからクラシックの狭いマウスピースをお使いのご質問者様には、なかなか出なくて当たり前なのだと思います。

クラシックを演奏する以上は、開きの広いマウスピースは、使用厳禁な訳ですよね?
でも、それではいつまでたっても、自然の物理的法則に逆らって狭いマウスピースでアルティッシモを出そうと頑張っても、能率を無視した精神主義的な根性が要求されたり、時間的にも非常なむだになってしまうと思います。

そこで一案ですが、クラシック用のマウスピースは、先生の前でのレッスンや、演奏会だけ、と割り切って、アルティッシモの練習用のために開きの広いマウスピースを使用されてみてはいかがでしょうか?
クラシックのかたがジャズ用の広いマウスピースを使うと、せっかく会得した正規のアンブシュアが崩れてしまうから絶対だめ!と言われるかもしれませんが、すでに長年やっていらっしゃる訳ですから、マウスピースの違いによるコントロール変更のしかたは先刻ご存知ですよね!
(^^)

ですから、アルティッシモ練習用だけ、と割り切って、7とか8といった大きなマウスピースに柔らかいリードの組み合わせでアルティッシモの出やすい状態にして「コツだけつかむ練習」をしてみてはいかがでしょうか?
一度[コツ]をつかみさえすれば、あとはそれをいつものクラシック用のマウスピースで再現できるようにほんの少し工夫して変更すればよいわけですから。

ジャズですと、アルティッシモを出すために、クラシックでは許されない深いくわえ方をする人もいます。
でも、クラシックと同じ中庸~浅いくわえ方でもちゃんとアルティシモは出ますからご安心ください。

●マウスピースは物理法則的に大きいほうが出やすいのは仕方ありませんが、「アルティシモを出す」ということは、イコール「喉を正しく大きく開く」ということです。
これはマウスピースが狭くても大きくても関係無く、喉の開きができていなければ、アルティシモは出ません。

●喉の開き、をきっと先生から何度も「言葉で教わっている」けれど、「自分の体で体得できていない」からアルティッシモが出せない、ということだと私の体験的にGrace-Wonderさんの状態を推測していますが、いかがですか?

●「喉の正しい大きい開き方」を実感として体得する一番良い方法は、ジャズ用の開きの大きなマウスピースに柔らかいリードをあわせるのが一つのよい方法です(ほかにもっとよい方法があるかもしれませんが、私の場合はジャズでしたので狭いマウスピースにこだわる必要がなかったので、すなおにこの方法で体得できました)
大きなマウスピースに柔らかいリードをつけると、ちょっとしたアンブシュアの変動でピッチが敏感に反応してピッチがとても取りにくくなります。
しかし、何かの拍子で正しい喉の開き方が出来たときに、今まで苦労していたピッチが、ピタ!っと決まるようになります☆
あ、これだ!と思った喉(喉がうまく開けたときイコール正しいアンブシュアでもあります)、を何度か試行錯誤しながら、体でつかんでください。

●その「喉の開きのつかみかた」ですが、教本に出ている「アルティッシモ音域運指表」を最初からやってもできません。(それはもう苦労されたご体験からしてご存知ですよね!^^)
どうすればよいかというと、最低音のBフラットの運指(つまり全部のキイをふさぐ状態)で、まずは普通どおりに最低のBフラットを吹きます。
そのままわざとリードミスを起こさせるような気持ちで「音をひっくりかえす」ことをやってください。
「喉だけを(アンブシュアを)変えて」音がたやすくひっくり返る位置こそが、正しい喉の開き方(正しいアンブシュア)なのです。
とはいっても、硬く噛みついてひっくりかえしてはだめですよ(^^)
やわらかいくわえかたで、簡単にひっくりかえる(金管のような自然倍音域でひっくりかえってくれる)くわえかたが、正しいアンブシュア(正しい喉のあけ方)です。

通常音域もこのくわえ方で演奏すれば、ぜんぜん疲れ知らずで演奏可能であり、アンブシュアはまかせとけ!で先生にほめられることうけあいです。
(といっても、クラシックの先生は誉めてくれないかもしれませんが^^;)


ともあれ、せっかく出来ているクラシックの完璧なアンブシュアが崩れるのを恐れるようでしたら、とりあえず今の狭くて硬いマウスピースとリードのままでも、キイを全部おさえた状態でわざと音をひっくり返す練習をして、金管と同じ自然倍音列を出す練習をしてみてください。
これならクラシックの先生でも怒らないはずです。
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#1の者です。


最初にながながと書いてしまいましたが、ずばりエッセンスをひと言。

自然倍音をだすために、木管楽器のサックスを、金管楽器扱いにして、金管で言う所のリップスラーの練習をするのです。

全部のキイを閉じた状態でサックスの管は金管と同じ途中に空気漏れのない完全な管になります。

これで、アンブシュア(口内の容積&喉の開き具合&くわえ具合&息の圧力&横隔膜の動かし方)を総動員して、自分の理想の位置をさがすつもりで、「金管的リップスラー」の練習を行うのです。

「アルティッシモ音域」というと、HIGH-F#以上のキイがない音域を言うみたいですが、「フラジオ」というと、ノーマルの運指でない、倍音で出ている音をすべて含んでいるようですよね?(この辺の正確な定義はわたしも未確認ですが、アルティッシモという単語は直訳すると超アルト音域という意味ですから、普通の運指でも出る範囲の音域を、わざと違う運指で倍音をつかって出した音はアルティッシモとは呼ばないほうが理屈に合いそうな気がします)

「アルティッシモ」を出すためには、まず最初のとっかかりとして、「ふつうの運指で十分表現できる音域」であっても、わざと倍音でひっくりかえして出す練習から始めると、体得しやすいのです(^^)/

そのために木管を金管あつかいにしてリップスラーを練習するのです。

きっと、今まで苦労されてきたのがばかばかしいほど簡単に、なあんだ!こんなんだったのか!と実感されることと思います。
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参考URLの説明が参考になるかもしれません。

ご存知でしたら
すいません。

参考にならないかもしれませんが、私のやり方です。下の方も書いてみ
えますが。
クラシックのサックスを習っていたときは、マウスピースをくわえる圧
力は高音でも低音でも同じようにと言われていたので、口の中の容積と
息のスピードを微妙に調節していました。
今はジャズサックスをやっているのですが、マウスピースをくわえる深
さを微妙に調節しています。

参考URL:http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~eeakita/kitayama/ …
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