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今年から情報工学系の院に入ったものです。

自分の希望で、学部の時とは違う研究室に入りました。何となく研究したい分野があり、そこの研究室を選んだのですが、勉強不足で具体的なテーマは持てませんでした(早く決めなければとは思っていたのですが…)。

そして、この前、指導教官にテーマについて指導を受けたのですが、与えられたテーマについて、「何か違うなぁ」という漠然とした気持ちを持っています。というか、ここに来て(多分必要に迫られて、いやでも考えるため)自分の興味が少しずつ変わっていると思いました。しかし、研究したいことについて、具体的に何か話せるといったレベルではありません…。

せっかく院にまで入ったのだから、自分がやりたいことを研究したいのですが、それが明確にならない不安と、2年間をだらだらと過ごしてしまうのではないかという不安があります。

質問なのですが、修士での研究テーマが決まってから、後でテーマが2転3転するということはあるのでしょうか?
研究テーマに不安を持つということは皆あるのでしょうか?
ある場合、現在のテーマを進めながら他のテーマも考える、という風に平行して進めているのでしょうか?

経験談ですと、特に嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

旧帝大で教員をしています。



今までどんな優秀な学生であっても、M1の時点で自分でテーマを決めれた人間は見たことありません。
よって、教員側がテーマを設定しています。
また、4回生の時よりも広がりのある研究をするべきだと思いますので、
半年で結果が出るような短絡的なことはさせません。
だから、修士の学生とは徹底的に話し合ってからテーマを走らせるようにしています。
もちろん、大まかなプランはありますが、具体的な手法については今もディスカッション中です。

学生としては自分のやりたいことを説明できさえすればよいのではないでしょうか。
その後は最初の案に従ってディスカッションを深めながら論文探索をして、
5月ぐらいから具体的に動き始めるのがよいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
教員の方からの回答は、特に身にしみます。

お礼日時:2009/04/09 23:07

#5です。



私の感覚で言えば、『相談』にくる学生を情けないとは思いません。大学院では、程度の差こそあれ、教員も学生も最先端の事をやるんですから、誰だって研究内容を「模索」しなければいけません。相談は大歓迎です。

一方で、「答えをください」的な『質問』は情けないと思います。そのような質問の答えは、すでに論文の形で公表されていて誰でも見られるようになっているか、もしくは教員でさえも答えを知らない最先端の事でしょうから。そういった学生は「自分が何を質問しているのか」さえ理解していない事が多いです。質問者様は前者の『相談』のケースだと思いますが、相談に行く前に「何を自分は相談しに行くのか」をはっきり考えてから、行かれるとよいかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

・やりたいと思ったこと。
・それのために、今まで何をどんな風に勉強してきたか。
・しかし、テーマが絞れず…という「質問」に書いた内容。
・研究テーマを立てる、ということについて(立てるまでのプロセス)。

といったことを、相談?しようと思っています。

お礼日時:2009/04/09 18:10

大学教員です。



建前的には、修士は自分でテーマを見つけなければいけません。しかし、その一方で、研究費(貴方のPCを買ったり、本を買ったり)はすでに教員が「○○について研究します」と約束して、国や企業からもらっているお金だというケースが大半です。だとすると、好き勝手な研究はできない訳です。

毎年、手探りでこの両者がバランスする所の課題を、うまく切り出してやらせなければ行けません。ただ時間は二年間しか無いわけで、二年目には学会発表や学位論文執筆をしなくてはいけないでしょうから、迷えるのは夏休み前までという計算になります。それまででしたら、わたしは二転でも三転でもしてかまわないと思います。

ただ、手を動かさないまま、頭の中だけで、これは嫌だなぁ、これも嫌だなぁというのでしたら、無駄な時間の浪費になりますので、もし、貴方が自分自身でやりたい事が明確に説明できないのなら、指導教官の与えてくれた課題をやってみたらいかがでしょうか。

多分、自分の興味を説明できないとい事は「手持ちの武器が無い」って事だと思います。なのでまずは走り出して、論文のサーベイをしたり、システムの設計したり、プログラム組んだりしている間に、色々な知識が身につき、「ああ、自分のやりたい事は、こう説明できるんだ」と気づくと思います。その時にそっちに転向すれば、べつに指導教官から与えられた最初の課題も無駄にはならないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり、一度正直に相談してみようと思います。
もしよければ、今回の質問とは別に大学教員の方として、お聞きしたいのですが、こういったいわば「情けない学生」から相談されるのは、うざったいでしょうか?

お礼日時:2009/04/09 16:20

かなり「自分の責任」だと思って居られる様ですが、四苦八苦した経験のあるものから言わせると「自分のせいじゃない」と言いたいです。


確かに、「これは自分のやりたかったテーマじゃない」と思えてくることは往々にしてありますが、その場合よく言われることが「しょうもないテーマでも報文に出来て一人前」です。
これから研究職や技術職に就くことになるでしょうが、ある程度意味があることだったらまとめ上げて報告にする事が大切です。
企業などで三週間で見込みが無ければ捨てる、ということは良くあるのですが、そうでない場合はちゃんと他人に理解出来る報告にまで仕上げて仕舞わないと「後々」他の人が「同じ穴に嵌る」恐れがあります。
修論は何とかこね上げれば通るので、多少苦痛でも整然とした研究にして査読付きの論文誌に出せるように努力することを薦めます。
私の後輩でどうしても修論の分量に足りない事があったので、私のテーマで彼に近い所を切り取って渡しました。^^
修論にするとき多少構成に無理な所がありましたが、半年頑張って一年分ぐらいのデータを稼ぎ某大化学メーカーの研究員になりました。
偉いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/09 16:19

私も1回、テーマを変えたことがあります。

(手法は変えていませんが。)
一つ言えることは、2年間というのは長いようで短いです。
大幅なテーマ変更は、時間のロスが大きく、下手をすれば2年で卒業できなくなる可能性があります。
特に、分野変更した場合、手法や考え方、勉強面で出遅れている分、基礎の部分に時間がとられます。
テーマ変更は、結果の確証(自信)がなければ難しいですよ。

一つのテーマに見切りをつけるまで半年として、二転すれば一年、三転すれば一年半を無駄にすることになります。
一年半後には、データをまとめる必要があると考えると、いかに難しいことかわかるかと思います。
そもそも、指導教官も「修士は2年」という意識で、その期間で終わるようなテーマ
(博士課程に進学するなら、応用がきくもの)を与えます。
半年で終わるようなテーマは、学部生の卒論にしてしまいます。

もちろん、2つのテーマを並行して研究している学生も知っています。
ただ、その人はご自身の方向性に経験的な確証や自信をもっています。
終わり(まとめ)の目途が立てられないなら、並行してやるのは危険すぎると思います。

というか、そういう「主張」があるなら、ご自身でテーマを決められるわけで、こんな事態にはなってないですよね。
修士の間はおとなしく与えられたテーマをして基礎を固め、話の決着をつけ、
博士課程から本当にやりたいテーマに移るという方法もありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/09 16:17

こんにちは



院ではないですが、同じ研究室に院生を見てての感想です

理系の院の場合って、その研究室が代々テーマにしている
研究内容があって、指導教授から指示されて、先輩の院生と一緒に
研究するとかではないですか?

自由に選べるようなことはあんまり無い様な気がします
むしろその院の中で優秀な人は、歴代のテーマを引き継ぎ
そうでもない人は、その人の2年間の研究で立ち消えするような
テーマを選んでいたように思います

そういうことでよろしければ、自分独自でテーマ探しはありなんじゃないでしょうか?

>修士での研究テーマが決まってから、後でテーマが2転3転するということ
>はあるのでしょうか?
院生を当時見てた状況から言うと、そういう院生はいわゆる落ちこぼれ的だった
と思います。教授からも見放され、先輩院生からのフォローもなく
卒業研究の延長線上の煮詰まらない研究テーマをちょっとかじってあきらめ
また違うテーマにしてみたり・・・

そもそも院試が終わってから、今まで結構時間あったと思うのですが
なぜに具体的テーマが決まってないですか?
自分がしたいことがあって、学部とは違う分野を選んだのなら
なおさら準備しておくべきではないかと思うのですが・・

教授からテーマ与えられたのであれば、少々自分のしたいことと違ってても
それをやるんじゃないですかね?
それが嫌なら、そもそも違う分野の院のしかもその研究室選ぶんじゃないよ
と言う気もしますが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
すべて、仰るとおりですね。よく考えます。。

お礼日時:2009/04/09 12:31

修士論文は卒論とは違ってオリジナリティがしっかりしており、内容も充実していなければならないので、テーマを二転三転換えるなんてとんでもないことです。

已むを得ない場合には1回は換えることがありますが、2回以上はまず不可能と言っていいでしょう。
テーマは自分で決めるのが原則ですが、自分で決められない学生には仕方なく指導教授がテーマをあてがうことがよく行われます。ただ、この事で多くの学生はテーマは与えられるものと勘違いしている節があります。しかし自分の研究テーマは自分で決めるのが本来の筋であることを自覚して貰いたいと思います。それは授業料を支払っている学生の権利でもあるのです。テーマは少なくともM1の後期には決めてこれに向かって全力で研究を進めるべきで、M2になってからまだふらふらと考えているようではお先真っ暗でしょう。与えられたテーマが不満ならその旨を指導教授に伝え、どういうテーマにするかを相談して決めるのがいいでしょう。頭からテーマを与える先生は貴方の権利を侵害したことになるのです。但し、それをモノにするのは飽くまで自己責任ですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね。すべて、自分の責任だと思っています。

お礼日時:2009/04/09 12:31

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