牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

… 以下の文章です。何分、尾張地方の方言が分りませんので。

地元の百姓が言う。
 なんでも石田三成さまは、小西行長、宇喜多秀家、島津義弘、豊久の諸将とともに、大垣城に立て篭もり、東海道をこっちに向かって来よる、家康の軍勢を赤坂で食いとめてな、ここいらで、どえりゃあ、一大決戦をおっ始めるつもりでおられたらしいだがや。
 「ふーん」
 ところが、その徳ぎゃあ軍の総大将の家康が、赤阪の岡本の本陣に到着するとなもし、
 「おい、おみぇあさん、聞いとりゃあすと」
 「はいな」
 家康は、大垣城を攻めるのをやめ、関が原を素通りして、石田様の佐和山を一気に攻め落として、大阪城に攻めいろうって、こういう計画を立てた訳だがや。
 「ふーん」
 そうしてその計画が何時しか間諜の耳に入ってなもし、石田様の知るところとなったぎゃため、石田様も、さすがに慌てなさってな、
 「うん、分かる」
 急に作戦を変更して、昨夜 大雨の中を大急ぎで、大垣城にいた全部隊を関が原に移動させ、徳ぎゃあの全軍を迎え討とうとされた訳だがや。
 「あいやあ、もう少しで食い物が、踏み散らされるとこじゃったぞなもし」
 「うん、良かったぞなもし」しかしこうなると、やはり関が原での大決戦は まぬがれまい、と言った。

… 出来るだけユーモラスな表現にしたいのですが、宜しくご指導して下さい。お願いします!!

A 回答 (2件)

ここは哲学の欄ですから、歯に衣着せずに批評致します。


「面白い」とか「ユーモラス」という言葉の意味にはいろいろありますが、最も安っぽいものとして、無教養さとか、白痴的な面を押し出して、笑いを取ろうと言うものから、意表を突いて意外な驚きを経験させて面白さを味わってもらう、程度の高いものまであります。質問者さんの例文は、どちらかというの前者に近い、安っぽい笑いをユーモラスと言っているようです。

拙文になっているとは思いますが、後者に近づけた文を試みてみます。方言は判りませんので、その部分は適当に書いてみます。

地元の百姓が言う。
「田子作、おい、田子作、ああ良かった、良かった、大変なことになるところじゃったぞ。もう少しで食い物が踏み散らされるとこじゃった」
「なんじゃい、何が良かっただか」
「いやーな、聞いた所によると、石田三成様がここんとこの赤坂の岡本の本陣でな、どえりゃあ一大決戦をおっ始めるつもりでおられたらしいだがや。なんでも、小西行長様や、宇喜多秀家様や、島津義弘様や、豊久の殿様なんかと大垣城に立て篭もってな、東海道をこっちに向かって来る家康様と一戦おっ始めるつもりだったらしいわ」
「そりゃ大変じゃ」
「ところがな、徳川様の方じゃ、大垣城を攻めずに回り込んで、関が原を素通りして、石田様の留守にしている佐和山を攻め落としてな、大阪城に一気に攻めいろうって、こういう計画を立てたんだと」
「ふーん」
「その計画が石田方の間諜の耳に入ってな、石田様も、さすがに慌てなさってな、」
「うん、分かる、分かる」
「急に作戦を変更して、昨日の大雨の中を大急ぎで、大垣城にいた全部を関が原に移動させたんだとよ」
「んじゃ、関が原で大決戦てわけか。いやあ、お前の言うように、もう少しでわしっらの食い物が、踏み散らされるとこじゃったぞなもし」
「うん、良かったぞなもし」

私には、このようにいきなり「良かった、良かった」という言葉は出てきた方のが、読者が何でよ良かったのか気になり、読み進めてみようと言う動機付けをしてくれという意味で、すなわち「面白い」とは「興味をそそる」という意味で、知的な面白さを醸し出しているように思えます。

蛇足ですが、もとの文では、三成は大垣城に居るのか、佐和山に居るのか混乱させる文になっているので、読み辛かったです。

この回答への補足

流石、知的な文章ですね。「回り込んで」という所が、地理的に少し気になりますが、早速プリントしてみますね!!
なるほど、関が原の合戦前夜の様子が、手に取るように感じられます。

補足日時:2009/04/19 08:09
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この回答へのお礼

真心から感謝致します。ありがとうございました!!

お礼日時:2009/04/19 08:24

やはり面白さはギャップから生じるものが多いかと思われます。


予想もしていなかったことにたいして人間は驚きと共に
可笑しさを感じるのです。そこで、戦国の尾張を現代文学の最先端で
用いられる言葉へ手直ししてみました。




「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
三成は、叫んだ。
「許してくれよ!関ヶ原で布陣したかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
家康はかまわず進軍し続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
三成が悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
家康が叫びながら進軍し続ける。
「ギャー」
三成の下痢があたりに飛び散った。家康の本陣も間諜で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
家康の形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、
農民も西方の諸将も言葉を失ってしまっていた。
思わず農民が言った。
「家康様!それ以上やったら大阪城落ちゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
家康には、まったく聞こえていない。三成も失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
農民が叫んだ。
「あっ……はい」
西方の諸将が後ろから家康を押さえた。





色々、ごめんなさい。

この回答への補足

いや、構わないのですよ。ポイントゲットのチャンスです。

補足日時:2009/04/18 19:45
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この回答へのお礼

どうも、ありがとうございます。文学賞は、ちょっと無理ですね!

お礼日時:2009/04/18 19:50

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