アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

モチベーションというものを説明するときに、

・誘因(賃金など外的なもの)
・動因(働く喜びなど内的なもの)

という二つの要因によってモチベーションが生じるという説明がなされていますが、たとえば「この仕事をやることでスキルアップができる」みたいな、自分の技能・技術の向上といったものは、誘因・動因のどちらなのでしょうか?

それから、たとえば宗教にのめり込む理由の一つとして、

「いっしょうけんめい信仰すれば、来世天国に行ける」

的な目標・目的があると思うのですが、これは誘因・動因のどちらなのでしょうか?


詳しい方、よろしくお願いいたします

A 回答 (1件)

誘因というのは外的な要因ですね。

外部から提供される賃金、あるいは働く機会は働くことの誘因です。行動経済学でも、心理学でもインセンティブに反応する内的な衝動がなければ行動は起きないと考えていると思います。賃金を貰いたいという欲求、働く喜びが欲しいという欲求が動因。

スキルアップできるような仕事が存在すること、スキルアップすることで新しい仕事が舞い込むような社会の仕組みが誘因、スキルアップすることを好ましいと思う傾向、より高度な仕事に就けることを良しとする傾向が動因。

天国があるという宗教の教え、あるいは不信心者は地獄に堕ちると言う教えが誘因。天国に行きたい、地獄に堕ちたくないという欲求が動因。いくつもの誘因と動因が相互作用しながら一つの判断や行動を導くことが普通なので、単純な二分法は注意する必要があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常に明快なご回答、ありがとうございます。

とてもわかりやすく、今まで読んだどの本よりも得心がいきました。

お礼日時:2009/04/27 01:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!