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政教分離原則について説明した次の文章のうち,適当でないものを1つ選びなさい。

①日本国憲法において政教分離原則が定められた歴史的経緯としては,明治憲法下における国家神道体制が事実上の国教として機能し,軍国主義や全体主義の一因となったり,他宗教の弾圧をひき起こしたことなどを挙げることができる。

②政教分離原則の趣旨は,宗教的マイノリティの保護にあるだけではない。これに加えて,国家による宗教の政治利用などを防止し,自由で合理的な政治的議論の場を保護することも政教分離原則の目的だと考えられる。

③最高裁は,政教分離原則を厳格に解釈して,国家と宗教のかかわり合いを一切否定し,宗教系の私立学校に対する助成も政教分離原則に反し,許されないという判断を示した。

答えどれです

A 回答 (1件)

不適切なのは③です。



最高裁は、厳格基準ではなく
目的効果基準を用いて
地鎮祭などを合憲、としています。


○津地鎮祭訴訟
憲法で規定する政教分離原則は、国家が宗教的に中立で
あることを要求するものではあるが、

『『国家が宗教とのかかわり合いをもつことを
全く許さないとするものではなく、』

宗教とのかかわり合いをもたらす行為の目的及び効果にかんがみ、
そのかかわり合いが諸条件に照らし
相当とされる限度を超えるものと認められる場合に
これを許さないとするものである。
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