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次の職業の自由の制約に対する説明のうち、薬局距離制限に対する最高裁判所の判決に照らして、明らかに適当でないものを選びなさい。


① 判例によれば、裁判所が職業の自由を制約する法律が違憲かをどれだけ厳しく審査するかを決める1つの観点として、制約が何のために行われるか(目的)に着目する。

② 制約の目的が、人々の生命・健康を守るため(消極目的)である場合、そのような重要な利益を守る法律は重要であるから、原則として職業の自由に対する制約を合憲としなければならない。

③ 職業の自由を制約すること目的が経済政策や社会政策にある積極目的の場合には、裁判所は国会の判断を尊重し、法律の内容が合理的裁量の範囲にとどまる限り合憲であると判断すべきである。

④ 社会経済政策(積極目的)のために職業の自由を制約する立法を裁判所が厳しく審査しない理由の1つに、民主主義がある。すなわち、そうした政策的判断について国民代表である国会できちんと議論や交渉、妥協が行われたうえで法律が成立している以上、国会の判断を尊重しなければらなない、という理由である。

答えどれですか?

A 回答 (1件)

「4」かな。


理由は、もし「4」の論理が成り立つなら、そもそも違憲審査という司法の機能自体が死に体になるから。

「3」も似ているが、「合理的裁量の範囲にとどまる」という制約があるので、妥当性を認められると思う。
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