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SMAPの草なぎ剛君のなぎ字(弓偏に前+刀)はJIS漢字ではありませんが、IBM拡張文字に含まれているため、Windows環境ではほぼ標準的に表示や印刷することができます。

 ※「なぎ」字(弓偏に前+刀)はJIS漢字外であるため、以下、「ナギ」と表記します。

で、このナギ字ですが、なぜ、IBM拡張文字に含まれているのか、ご存じの方、いらっしゃいましたら、ご教示ください。

というのも、当時、日本IBMがわざわざこの漢字をIBM拡張文字を含めたのには何らかの理由・根拠があるはずですが、数冊ものの人名事典や地名事典、百科事典、歴史事典などを調べても、【SMAPの草なぎ君以外に】ナギ字で始まる人名・地名や「草ナギ」といった人名・地名を1つも見つけられなかったため、疑問に思っているものです。
なお、電子媒体の事典では「ナギ字が含まれている項目」といった検索もしてみましたが、紙媒体ではそういった索引は無いため、「ナギ字で始まる項目」と「草ナギ」だけを調べてみました。結果はいずれも見つけられませんでした。

当時の日本IBMの役員や取引先VIPの中にこのナギ字を人名に持つ人がいたのだろうか?と想像はしていますが、当時の紳士録や企業総覧などはわたしが調べに行った県立図書館ではすでに廃棄されていたため、確認できずにいます。

たとえば、「30年ぐらい前の○○○社の社長が山ナギといった名前だったような気がする」といった情報でもOKですので、よろしくお願いします。
なお、文字コード全般やIBM拡張文字に関する解説は不要ですので、ご理解・ご了解のほど、お願いします。

A 回答 (4件)

「全国の苗字」は有用ですね。

色々調べてみました。
結論として、[弓剪]を含めるのは妥当だと思います。

まず1万位までの中でJIS第2水準までに入っていない字は、
[弓剪]
はしご高
立崎
[工刀](功の俗字)
の4字しかありませんでした。
このうち[工刀]以外はIBM拡張文字です。

また、「JIS第2水準外の苗字」のところも見てみました。
これは「第2水準外」とは言っていますが、IBM拡張文字も含んでいないようです。
ここに載っている苗字は、「[工刀]刀」を除き、多いものでも50軒程度、順位にして2万位程度のものしかありません。
なお[工刀]刀は草[弓剪]より多いです。

以上より言えることは、
JIS第1第2水準+IBM拡張文字を使うと、日本の2万位くらいまでの苗字が[工刀]刀を除き書ける
ということです。

なので、日本の苗字2万位くらいまでを書けるようにという選定基準で字を選べば、[弓剪]は入ってしかるべきです。
草[弓剪]より多い[工刀]刀が漏れているのは不可解ですが、1つだけなら単なるミスとして片づけられなくもありません。
草薙と功刀で比べれば草薙の方が多いですし。
なお[工刀]の字を使う苗字は[工刀]刀の他にはわずか1軒しか見つかっていない「[工刀]通」の1つのみです。

余談ながら、最新のJIS2004には[工刀]もJIS第3水準として含まれています。
http://www.unicode.org/cgi-bin/GetUnihanData.pl? …

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>およそ0.001%、すなわち、10万世帯に1世帯
>この数字を「そこまでまれでもない」とみるか、あるいは、「かなり稀」とみるかは

見方を変えれば、10万個の苗字がある中で5700位ということは上から数えて5.7%です。
この数字を「そこまでまれでもない」とみるか、あるいは、「かなり稀」とみるかは…
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

IBM拡張漢字の中でJIS第2水準までに入っていない漢字の中で
 はしご高
 立崎
の2つはそれぞれ「高」と「崎」の異体字で、この漢字が姓名や地名に使われている事例が多いことで以前からかなり有名な漢字ですね。
なので、これがIBM拡張漢字に入っていることには、何ら違和感を覚えません。
それに対して、ナギ字は? 

ちなみに、「10万個の苗字がある中で5700位ということは上から数えて5.7%です」というご指摘がありましたが、このサイトの順位表をよく見れば、
 ・5702位 草ナギ 434軒
 ・6000位 玉腰  399軒
 ・7000位 丸藤  323軒
 ・8000位 大広  261軒
 ・9000位 溝脇  216軒
 ・10000位 永光  183軒
となっていて、ず~~となだらかな曲線を示しています....おそらく10000位以下も同じ傾向が続くかと。

こういった分布になっている場合、5700位という順位に注目しても、日本人全体の中でこの姓がどの程度の多さでいるのかということを把握することはできませんので、軒数の方に注目して、「およそ0.001%、すなわち、10万世帯に1世帯」と書いた次第です。
【仮に】草ナギという姓が日本人全体の5.7%いるという話であれば、「そこまでまれでもない」とする見方にまったく異論はありませんし、そもそもこんな疑問を抱くこともなかったのですが、実際には日本人全体の0.001%しかいません(同サイトの調査結果を信じる限り)。

わたしも、何らかの漢字使用調査結果(たとえば、当時、コンピュータの有力ユーザであった生命保険会社の契約者名で使われている漢字表など)を元に収録したものかも知れないなぁと想像はしていますが、日本人全体の0.001%しかいない姓に含まれている漢字までも収録するのであれば、ほとんどどんな漢字でも収録可能となってしまいそうなので、単純な使用頻度以外の理由もあったのではないだろうか?というのが、わたしの【素朴な】疑問なんです。

お礼日時:2009/05/03 09:41

まず草[弓剪]をGoogleで検索してみました。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E3%81%AA% …
琢仁
http://archives.bunkenkyo.or.jp/national/kusanag …
重要文化財 草[弓剪]家住宅
http://www.public-image.org/kusanagi
洋平
http://members.jcom.home.ne.jp/amici/kusanagi.htm
英子

そこまで有名そうな人は見つかりませんでした。
ただ、インターネットの無い当時の情報がインターネットに載っていない可能性は十分ありますのでこれだけで判断することはできません。

さて、しかしなぜ[弓剪]のみを気にするのかが疑問です。
IBM拡張文字には他にも何に使うのか分からないような字が多数あります。
中国や韓国の人名地名にしか使わないような字もある中で、日本人のしかもそこまでまれでもない人名に使われている字を入れるのは特に不思議ではないと思います。
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この回答へのお礼

まず、ご回答、ありがとうございます。

「しかし、なぜ[弓剪]のみを気にするのかが疑問です。」とのことですが.........IBM拡張文字の中でも、SMAPの草ナギ君という飛び抜けてメジャーな実例が1つだけ存在しているものの、それ以外の実例がほとんど見あたらず、しかも、IBM拡張文字の元となっている文字集合が定められた時にはSMAPの草ナギ君はいなかったワケですので、「なぜ?」と興味を覚えたものです。それだけです。

ご指摘の通り、IBM拡張文字の中には出典のよくわからない漢字がほかにもありますが、以前、ざっと調べてみたところでは、人名や地名で見かける漢字、古典文学で使われている漢字、中国や台湾の地名・人名・企業名に使われる漢字、JIS漢字の異体字が大半を占めていて、少なくとも、漢和辞典で「姓に使われている」という解説しかなかった漢字はこのナギ字のほかに見つかりませんでした(調べ漏れがあるかもしれませんが)。

ちなみに、「日本人のしかもそこまでまれでもない人名」とのことですが、日本人の10万強の姓を調べたというサイト「全国の苗字」によると、10万余種の日本の姓の中で
 ・このナギ字を含んだ姓は「草ナギ」しかない
 ・その順位は10万余種中の5702位で、434世帯
だそうです。
同サイトの調査世帯は3098万世帯(全国の70%)だそうなので、およそ0.001%、すなわち、10万世帯に1世帯にあたります。
この数字を「そこまでまれでもない」とみるか、あるいは、「かなり稀」とみるかは......ご判断はこれをお読みになった皆さんにお任せします。

お礼日時:2009/05/02 18:09

官公庁へパソコンを納品する際、人名として使われているJIS漢字外の字面があると他のメーカーと比べて有利(フォント購入のための追加費用が発生しない)。



住民基本台帳の人名や地名はJISにはない文字が沢山ありますからね。戸籍に至っては誤字で登録されていればそれが正式な文字になってしまいます。

でも、だからといって役所の窓口パソコンが全部IBMではないんですけどね。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

で、なぜ、日本IBMはこのナギ字を収録したのか、具体的な理由をご存じですか?

「人名として使われているJIS漢字外の字面があると他のメーカーと比べて有利」なのは確かでしょうが、それはその漢字が実際にそれなりの頻度あるいは重要度で使われているからですよね?
私もそう思って、質問に書いたようにいろいろと調べてみたのですが、SMAPの草ナギ君以外に有名人を1人も見つけることができなかったため、その典拠を知りたいと思ったものです。

もちろん、有名人が1人もいなくても、たとえば、その漢字を含む姓名が日本人の姓ベスト100に入っているといったケースであれば、疑問を挟む余地はありませんが、このナギ字を含む姓って、わたしはSMAPの草ナギ君しか知りませんし、新聞のバックナンバーを検索しても彼以外1人も見つかりませんでしたので、かなり特殊な、レアな姓ではないかと思っています。

一方、姓で数多く使われている漢字でなくても、当時の日本IBMの役員や顧客企業のVIPの中にこのナギ字を含む姓の人がいたら、その人のためにこのナギ字を採用した可能性は無くは無いと考えています。
そこで、【たとえば、「30年ぐらい前の○○○社の社長が山ナギといった名前だったような気がする」といった情報でもOKですので、よろしくお願いします。】と書いたものです。

もちろん、この推測自体が間違っている可能性もありますが.....

お礼日時:2009/05/02 13:58

当時、文字数の多さがフォントや辞書商品のアピールポイントでしたから


それで各社が色々な文字を登録しました

A社系:1万文字
B社系:2万文字

どっちを買いますか?(^_^;

その名残ですね(^_^;

この回答への補足

お詫びと(文字数制限の関係で質問時に端折った)補足です。

まず、質問などでうっかり
 草なぎ剛のなぎ字がIBM拡張文字にある理由
と書いてしまいましたが、時代的な順序を考えると、正確には
 草なぎ剛のなぎ字がIBM拡張文字の元となった日本IBMの文字集合(IBM日本語文字セット)に含まれている理由
と書くべきでした。お詫びして訂正します。

あと、漢和辞典などでのナギ字の解説ですが、たとえば、JIS漢字やJIS拡張漢字(X0213)の出典などを解説してある『JIS漢字字典』にも
 [一般]「草ナギ」(新聞)
 [人名] ナギ 草ナギ(クサナギ・姓)
と載っているだけですし、諸橋大漢和を含めた漢和辞典も同じような内容となっていて、「草ナギ」という人名(姓)以外での利用例を知ることはできませんでした。

補足日時:2009/05/02 13:39
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この回答へのお礼

まずは、ご回答、ありがとうございます。

で、なぜ、日本IBMはこのナギ字を追加したのか、具体的な理由をご存じですか?

いくら文字数が多い方がいいとは言っても、5万字以上もあると言われる漢字の中で、しかも、(当時の)小型漢和辞典にも載っていないような漢字をわざわざ選んだのには、それなりの理由があるハズなのですが。

お礼日時:2009/05/02 12:44

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