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お世話になります。
漫画家矢口高雄氏のエッセイを何冊かよみました。
矢口氏は秋田県の旧西成瀬村(現在の平鹿郡増田町)に産まれたそうです。
「小学校まで2キロ、中学校までは8キロの道のりがあり、夏は徒歩または自転車で通っていたが冬季は雪道を徒歩通学していた。吹雪の時などは年長の男子生徒が先導し、新雪を掻き分けて道を造り、その後ろを女子生徒、年少者が集団で寄り固まってはぐれないように歩いた。吹雪がひどいときは前向きに歩けず、背を向けて歩いたこともあった。
 高校まで(県立増田高校)は20キロあり、夏季は自転車通学したが、冬季はさすがに20キロもある道を徒歩通学するのは不可能なので高校の近くに冬季のみ下宿した。」
というように雪国における過酷な少年期の様子がつづられていますが、平成の現代では秋田県の山中の小中学生はどのように登下校しているのでしょうか?
 雪の降らない地方に住んでいますので興味があります。教えてください。

A 回答 (1件)

 増田町は現在,横手市増田町になっています。


 通学距離の長い児童生徒がいる場合は,スクールバスがあります。スクールバスは通年の場合もあるし,冬期間だけの場合もあります。
 
 高等学校の場合はスクールバスはありません。自転車で通わない場合は,保護者が自家用車で送り迎えしています。今は,一家に数台の自家用車が当たり前になっています。

 送り迎えが無理な家庭,遠くの学校に入学した場合など,今でも下宿をしている高校生はいます。(かなり少数になっていますが)
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
増田町はすでになく、市に組み込まれているのですか、それは知りませんでした。
なるほど、スクールバスですか。そりゃそうでしょうね。いまどき相当山の中まで舗装道路が発達していますからね。
 矢口氏は銀行員をしながら漫画を描き続け、その後漫画家として独立したとのこと、漫画技法のうまさや豊富な釣り経験からくるストーリの引き出しの多さだけでなく、少年期を過酷な自然環境・経済環境で送ったことによるハングリー精神も漫画家としての魅力になっているのだと思います。


 プロフィールを拝見いたしました。秋田県で学校の先生をされているとのこと。正確な情報を教えていただき、ありがとうございました。
 矢口氏という偉大な先輩を輩出した秋田県の人をうらやましく思います。
 またよろしくお願いします。

お礼日時:2009/05/05 10:22

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