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学生実験で酢酸と1-プロパノールから濃硫酸を触媒として、酢酸プロピルの合成をおこないました。

手順を簡単に説明すると、
1.酢酸、1-プロパノール、濃硫酸を加えたフラスコをリービッヒ冷却管を使って蒸気を逃がさないようにして加熱。
2.その後、蒸留して全体の約2/3を留出させる。
3.分液ロートに移し炭酸ナトリウム水溶液を加えて振り、2層に分離したら下層を捨てる。
4.純水を加えて振り、2層に分離したら下層を捨てる。
5.食塩水を加えて振り、2層に分離したら下層を捨てる。
6.上層をフラスコに移し、無水硫酸マグネシウムを加えて振り混ぜる。
7.別のフラスコへひだ付ろ紙をつかってろ過し、蒸留。初留分と主留分を別のフラスコで受ける。
という形です。

手順5、6でそれぞれ食塩水、無水硫酸マグネシウムを加えた理由はなぜでしょうか。
食塩水については手順2の蒸留で酢酸プロピルと一緒に留出してしまった酢酸およびプロパノールを確実にナトリウム塩として水相に入れ、捨てるためと考えたのですが、適当な文献を探し出せず合っているか確かめられませんでした。

A 回答 (1件)

食塩水で振らないと、有機層に多量の水が混入するからです。


それでも少量の水が入ってくるので、それを除くために硫酸マグネシウムで脱水します。

これらはいずれも抽出操作の際の常套手段です。

>食塩水については・・・・と考えたのですが、
間違いです。


なお、水が混入していると、その後の精製操作に支障を来しますので、濃縮する前に除いておく必要があります。
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この回答へのお礼

答えて下さってありがとうございました。

僕の考えとは全然違ったんですね…^^;
文献もその方向で探していたので見つからなかったのも納得です。

詳しい事は改めて図書館で探してみます!
助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/05/26 22:45

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