幼稚園時代「何組」でしたか?

ファンデルワールス力は、
分子の質量・極性によって強さが変わると聞きました。
それなら、質量をもつイオン結晶や金属結晶にも、
一応働いてるんですか?

A 回答 (2件)

そういうことになりますが、いわゆるイオン結合や金属結合に比べればはるかに弱いです。

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ファンデルワールス力は基本的には中性の原子分子の間に働く力です。

分子が双極子を持つ場合の、双極子相互作用の引力もファンデルワールス力に含めることがありますが、もっとも中心的な概念は誘起双極子間の相互作用によるものです。即ち、中性分子(原子)でもある分子(原子)にかすかな電荷のプラスマイナスの揺らぎが生じれば、それに誘発されて近隣の分子が反対向きに電荷分布の揺らぎを生じ、そうしてできた誘起双極子同士が引力を齎すのです。これがr^(-6)に比例するポテンシャルになっています。距離が長くなると電荷揺らぎ効果の伝播の遅延の効果でr^(-7)に比例するポテンシャルになります。
しかしこの理屈であればマクロなもの同士でも非常に近接させれば一方でかすかな電荷の揺らぎを生じて、相手側にかすかにδ+が分布し、他方が対応して電荷の揺らぎを生じδ-が生じれば引き合うはずと考えられます。実際にそうした測定がああり、巨視的な物体間の距離をDとしたとき、距離が短いとD^(-2)に比例、長いとD^(-3)に比例するポテンシャルが観測されています。これはそれぞれr^(-6), r^(-7)に比例する分子間ポテンシャルをマクロな物体にわたって積分したものに対応しています。
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