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No.3
- 回答日時:
簡単な回答:
30周忌33周忌50周忌など仏教的区切りの法要で
区切られる場合が有ります。
なぜ?:
特に50周忌などからは、自身から2~3世代前の方の
霊位となる為に、現実的な墓石管理においても「戒名」
のみ彫りこむなど維持管理のために簡略化する傾向に
有ります。
でも!?:
しかし 今現在でも「家墓」(代々の墓)でなく古典的な
個人墓・夫婦墓などが基本の地域もあるため、半永久的に
祀る地域もありますが、現代の少子化・墓地管理・手狭な
墓地環境・宗教意識の変化・家督意識の低下など
長期の墓地管理には難しい時代となっているために
自身の祖父・祖母程度の旧世代の「祀りごと」が現代では
現実的な範囲になりつつあります。
田舎では:
都市部・各家族世帯を除いた農村部・漁師町・古都・宗教意識
の強い町では現代でも先祖代々を100年以上以前の墓石を守り
続ける価値観も有ります。その様な場合、「五輪塔」など
別途に建立しまとめて お祀るケースなどが有ります。
No.2
- 回答日時:
「墓地は何年祀るものなのでしょうか」
これがご質問ですか?
現在の日本の仏教のお墓は「家族が順番に入る墓」が基本です。
この場合、子孫が続いている限り、お墓の寿命は「永遠」となります。墓石が損耗して刻まれている字が読めなくなり、お墓を作り直すことはありますが、祭祀が途絶えたわけではなく、むしろ「将来に向けて先祖の祭祀を確実にする」効果を持ちます。
私の家の墓は江戸時代から続くお寺にありますが、お寺の墓地には、
「土台は古いままで、上に載っている字を刻んだ石(棹石)だけ新しくした」
ような例が散見されます。
お墓全体を新品に作り直す例も散見され、その方が多いと思います。
作り直しをしない、昔のままのお墓も散見されますが、昔 (江戸時代、明治時代) の墓石は今よりも小さく、柔らかい石を使っていたようで、色合いも今の墓石とは違うので一目で分かります。そういう古くからのお墓は、建立当時に彫られ、風化してほとんど判読できない刻字と、最近になって彫られたはっきりした刻字が並んでいます。
私の家の墓は、私の祖父が昭和の初めに作り直したもので、その前にどういう状態だったのかは分かりませんが、江戸時代からそのお寺に墓があったことは藩の文献に記載があり間違いありません。
質問者さんのご質問に即して言いますと、
「子孫が途絶えないので、400年ほど祀っている」
ことになります。
もし
「亡くなった人はいつまで供養する、法事を執行するものなのでしょうか」
がご質問でしたら、No1さんが言われるように「三十三回忌法要まで」が通常です。「五十回忌法要」や「百回忌法要」もお寺に頼めば執行してくれるでしょうが、普通は実施しません。
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