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例えば、学校の教諭、医師、保母などは一律に「先生」と呼ぶのが一般的だと思います。

お寺の住職、や奥様はなんと呼ぶのでしょうか?
宗旨宗派、または地方によっての違いがあるかもしれませんが、教えていただけますでしょうか?
一応仏教で、本願寺の場合でお願いします。

テレビドラマでは、「ご住職」などと言ってますが正解ですか?

お坊さん本人がいないときの、一般人同士会話では「お寺さん」奥様を「おくりさん」と呼んでいますが、これをそのまま本人に向かって言って良いものとは思えないのですが、いかがでしょうか?

父方の親戚の女性は、お坊さまに対し、「おそうさま」「おそさま」などと、呼んでましたが、他では聞いたことがないため、なんだか、間違っているようにも思えます。これは、いかがなんでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

大変失礼しました。



確認してみたところ、浄土真宗では、「ご住職さん」が正式とのことです。和尚さんは、仏教一般には通用するのですが、浄土真宗は、宗教的意味もあってこれを使わないようです(師と弟子という関係を嫌うようです)。

「ごえんさん(ご院さん、の訛りだそうです)」、「ご院家さん」は、使います。奥様に関しては、坊守と言いますが、あまりこの言い方を効きませんので、他の方が坊守さんと呼んでいたらそれで良いかと思います。

混乱させて済みません。
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amida3@本願寺の坊さんです。



もう答えが出ていますが、「住職」は職名です。したがって住職と呼んでも間違いではありません。
ただ、門徒さんからは「ご院家(ごいんげ)さん」と呼ばれることが多いです。略して「ご院さん」、なまって「ごえんさん」と。そして関西では「お住持(じゅうじ)」、略して(なまって)「おじゅっさん」と呼ばれています。

なお、和尚「おしょう、かしょう」は、一般には呼ばれません。他宗派の呼び方です。(一部地域では他宗の影響でそのように呼んでいる地域もあるようですが)

浄土真宗本願寺派の高僧(勧学、司教)は和上(わじょう)さんといわれますが、通常の住職の呼称としては用いません。(大谷派さんでも高僧はわじょうです。)

奥さんのことは、宗門法規上も「坊守」(ぼうもり)と定められており、そのように一般に呼んでいます。(本願寺派、大谷派ともに坊守です)「お庫裏さん」は、長年浄土真宗の僧侶をしていますが聞いたことがありません。
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この回答へのお礼

本職の方からの回答大変ありがたいです。
なまっているらしい「ごえんさん」も時々、耳にします。それでいいのですね。漢字もわかって勉強になりました。
お寺関係の言葉は、耳にするけれど、漢字も意味もさっぱり浮かばない言葉が多いです。
近所のおじいさんは、報恩講を「ほんこうさん」と言ったりするので、初めて聞いたときは「??何?誰?」でした。講の字も線香を炊くから、香の字だと長く思い込んでいた時がありました。

みなさん、ありがとうございました。
地方や宗派によって、いろいろとある事がわかり勉強になりました。自分の知らない呼び方でも、きっと、それはそれで、間違いでないことも多いのでしょうね。

お礼日時:2004/05/17 14:00

親しみをこめて、「お住(じゅっ)さん」と家では呼ばせてもらっています。

「ご住職さん」という意味でしょう。ご本人も了解済みですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。初めて聞きました。いろいろな呼び方があるものなのですね。大変参考になります。

お礼日時:2004/05/16 15:42

何度もぶつ切りですみません。



和尚は坊さんの位と言っていますが、僧正や権僧正とは違って、もっと自由な幅のある尊称ですので。

僧正とか権僧正というは、まさしく僧階なのですが、これらは我が国では朝廷の認証によって授けたものです。紫の衣を着るような人たちです。

和尚というのは、本来は、お坊さんが出家するときに、戒律を授ける資格を持った方を、和尚と言います。鑑真和上の場合は、まさしくこの本来の使い方になります。僧正や権僧正、僧都のような宗派固有の位はなくて、仏教の最初の頃からあった、お坊さんの位置の一つです。その意味では、厳密な位ではありません。誤解を招く表現になりましたが、仏教入門の先生になることの出来る人、先生を和尚と呼んだのだと、訂正させてください。当然、弟子からは、和尚という呼び名になるわけで、これが今のように、在家一般からお坊さんに対して誰でも使って良いような大衆化された言い方になりました。

浄土真宗でもごく普通に用いられます。
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この回答へのお礼

何度も丁寧な回答をありがとうございます。
大変仏教に詳しいのですね。ひとつひとつ納得できるお話でした。
浄土真宗では、普通に「和尚さま」と、お呼びすればいいのですね。これからは、そうしようと思います。
「おそうさま」「おそさま」の件も、発音からotorisanの説がピッタリくるような気がします。

寺社関係の事はわからないことが多くて、いつも困ってます。また、相談することがあると思いますので、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2004/05/16 16:12

 少し難しい言葉を使いましたので、補足します。


僧侶の階級(僧階)というのは、お坊さんの位のことです。いろいろな位があります。

和尚というのは、この位の一つで、本来はそれなりに高いくらいです。鑑真和上と言いますね。和尚と和上は、同じ意味です。元は中国の言葉だったのですが、中国音で読むと両方、同じ発音になり、区別がないのです。ですから、「鑑真和尚」と書いてもいいのです。ただ慣習上、鑑真さまに対しては、和上と用いるだけです。本来は、尊敬の意味のこもった言葉だということが分かるでしょう。

ただし、先程も申しましたように、現在では和尚というのは、昔のようにひれ伏すような高僧に用いるようなものではなく、広く尊敬の言葉として用いて差し支えありません。

住職というのは、僧階ではありません。役職名に近いものです。その他の宗派の呼び名に関しては、他の方から出ていますが、一般的には和尚で間違いありません。阿闍梨などは密教の師に使いますが、阿闍梨と呼ばれて困る場合もありますから注意がいりますが、和尚には通常そういう心配はありません。
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実家が関西の都市郊外にあるのですが、「おぉっさん」とうちでは呼んでいました。

きっと他ではそう言わないのだろうと思っていましたが、ちょっと離れたところにある神戸市内のお寺さんに、生け花を習いに行っていましたら、そこのお寺でもご住職さんのことを「おぉっさん」と呼んでらしゃいました。

関西弁の「オッサン」とは明らかに違うイントネーションなのですが、なんとなく広くは使われてないような気がします。私も正解がしりたいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「おぉっさん」ですね。「おっさん」と同じような感じですね。関西方面はそうなんですね。
こちら中部ですので、ちょっと使えない感じ(大失敗しそう)ですが、参考になりました。

お礼日時:2004/05/16 16:02

真宗・浄土真宗の場合は、「御院さん」「和上(わじょう)」ではないでしょうか。



宗派によって、
天台宗:和尚(かしょう)  
真言宗:和尚(わじょう)・方丈さん
日蓮宗:上人(しょうにん) 
浄土宗:和尚(おしょう)・上人(しょうにん)  
臨済宗・曹洞宗:和尚(おしょう) のような呼称があります。

その他にも寺によっては、「隠家」「御前」「尊師」「教務さん」
さらには「老師」「御老僧」「阿闍梨さん」等も使われる場合があります。

なんと呼んだら解らないときは、「ご住職」または「方丈さん」
尼僧に対しては「庵主さん」で良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
よくご存知ですね~。
寺社関係の事はわからないことが多くて、いつも困ってます。また、機会がありましたお願いします。

お礼日時:2004/05/16 15:57

都内で真宗であるうちのお寺では、ご住職は「ご住職」と、お手伝いに来たりする身分のわからない出家の方は「お坊さん」と呼んでいます。

住職というのは一つのお寺を任されている社長(?)のようなものらしく、跡継ぎさんが本山で勉強して資格をとって戻られてから「副住職」と名乗り始められました。
和尚さんというのは仏門に入られた方全体に使えるようなので、あるお寺のトップ(?)以外は和尚さんでいいのではないでしょうか。
奥様のことは普通に「奥様」と呼ぶか三人称的には「大黒さん」と呼んでいるみたいです。台所の神様だからとか色々な説はあるようですが…。

ちなみに、主人の家は浄土宗で関西方面ですが、仏事の時などは「お寺さん」ご本人には和尚さんが縮んだ感じに「おっさん」と呼んでいました。さが強いおやじのおっさんではなく「お」にイントネーションのある「おっさん」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
奥様のことは「奥様」と呼べば間違いないようですね。
「おっさん」初めて聞きました。発音を間違えると大変な言葉ですね。大変参考になりました。

お礼日時:2004/05/16 15:51

ちなみに、大谷派北陸門徒の場合(具体的地名は伏せさせてもらいます)ですと、和尚様を「ごえんさま」「ごえんさん(ご縁さん?)」と呼んでおりました。

しかし、あまり一般的ではないと思います。
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この回答へのお礼

何度も回答ありがとうございます。
「ごえんさん」も時々聞いた事があります。
夫の父方の人達が時々使ってました。

お礼日時:2004/05/16 15:45

 和尚さんで良いのではないでしょうか。


本来は、僧侶の階級で、誰でも和尚さんではないとは思いますが、現在では住職をしている人は、通常それで差し支えないと思います。

 おくりさんは、お庫裡(庫裏)さんと書きます。寺の台所のことです。これで、特に奥様を指しますが、浄土真宗では一般的ではないかもしれません。

浄土真宗では、一般的に、奥様を「坊守(ぼうもり)」と言います。ですが、坊守さまなどと呼ぶのは、あまり私は聞いたことがないです。普通に、奥様で良いのではないでしょうか?「坊守」は、ご自身が、自分のことを「坊守をしています」と自己紹介するようなものだと思います。その点では、住職という言葉についても、これを丁寧に言っても、言葉自体には、尊敬の意味がこもっていませんが、和尚様と言うと宗教家としての尊敬が感じられるのと似ていると思います。

もし、和尚ではないから違う呼び名にしてくれと言われても、敬称ですから、失礼ではないです。そう読んでいる場合も普通にあります。

>「おそうさま」「おそさま」

これは、和尚様(おしょうさま)のどちらかの方言ではありませんか? 和尚様を、方言で言うと「おそうさま」、早く言うと「おそさま」に聞こえませんか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。なるほど「和尚さん」ですね。
なんだか、昔のアニメ「一休さん」を思い出してしまいました。みんなが、「和尚さん」と呼んでましたね。

お礼日時:2004/05/16 15:38

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