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都市開発がされて、ビルや家が立ち、街が出来ていきますが、そこにお寺や神社はありません。
新しくお寺や神社を作る為にはどうすればいいのでしょう?

新興宗教ではなくて(決して否定している訳ではありません)昔からある日蓮宗とか浄土真宗とか、何処にでもある宗派で説明して頂くとわかりやすいと思います。

また、神社は、厄除けとか、学業とか、安産とか、いろいろありますが、例えば学業のご利益がある神社を作ろうと思ったらどうすればいいのでしょう?
誰でも勝手に作っていいのでしょうか?
役所に届は必要でしょうか?
他にどんな手続きが必要でしょうか?

教えて下さい。

A 回答 (6件)

 ただし、宗教法人格を有さない個人所有の宗教施設で問題になるのは、税金と相続ですね。

宗教施設って所有する土地面積に対して、収入は微々たるものがほとんどだし(宗教法人に対して固定資産税が優遇されるのもそのような理由ですね。そればなければ都心部の寺院や神社・教会なんか税金だけで破産してしまいますよ)、所有者の死後はだれがその宗教施設を相続するかで、問題が起きやすいですね(宗教法人格を有している場合だと、施設や財産は法人のものであって、住職、神職、神父・牧師などの個人のものではありませんから。その辺、誤解されているも面も多いでしょうね)。もちろん宗教法人格を有しても維持・運営する人がいなければ最悪の場合、法律の基づいて法人が解散させられますし。
 ですから現実問題でいうと、法律上・制度上では宗教施設を個人で作るのは自由であっても、それを実際に維持・運営していくのであれば、よほど熱心な信者が多数いないかぎり難しいですね。特に「高野山真言宗○○寺」とか「浄土宗△△院」みたいに伝統的宗団に包括されて運営していくとなれば、なおさらですね。つまり新興宗教のように“突飛な行動”を取って信者獲得がしにくいですからね。もちろん特定の宗教団体に所属しなくても宗教活動を行うのは「自由」ですから、そのように運営していくこともできますが、それだといわゆる“新興宗教”と大差がなくなるし… 難しいですね。

早い話、箱ものを作っても拝む人がいなけりゃあ無意味ってことですね。
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この回答へのお礼

重ね重ね、お返事ありがとうございました。

本当に難しいですね。
お金が絡みますからね。

お礼日時:2005/09/01 23:03

 質問者さんが所有する土地に寺院や神社・教会を建立する。

例えば寺院を建てて、そこに阿弥陀如来や地蔵菩薩・不動尊・弘法大師などをお祀りするのは自由なのです。憲法に保障される「信教の自由」です。そして知り合いの僧侶にお願いして法会を行ったり、布教してもらうのも自由なのです。

 ただし、その宗教施設が「高野山真言宗○○寺」とか「浄土宗△△院」などと勝手に名乗るのは不可です。その際は包括される宗教団体の許可が必要なのです。いうなれば会社を設立するのは個人の自由ですが、勝手に「三井物産Ryokucha社」と名乗るのはできないし、会社を設立しても法人格が取得できるかどうかは別問題であるのと同じ事です。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

土地さえあれば、お寺や神社にお願いしてみるとか、
建物建ててしまって、中身だけなんとか手配してもらえば
なんとかなりそうですね。

お礼日時:2005/09/01 10:52

 伝統的宗派の仏教寺院を建立するのであれば、まず初めにその宗派で定めるところの修行や勉強を修めて、僧籍を取得しなければいけません(いわゆる神社神道でもそれは同様です)。


 そしてその宗教団体の規則・制規で定めるところの手続きに従って寺院・教会・説教所などを建立します。多くの場合はその寺院の運営規則・信者数・土地財産目録の提出などを求められます。ここまではあくまでも個人的宗教行為なので、包括される宗教団体の(高野山真言宗・浄土宗・臨済宗妙心寺派とか神社本庁など)許可が必要であって、公的機関の許可は必要ありません。このような寺院・教会などは一般的に「非法人教会」と分類されます。

 そのような非法人教会での宗教活動の実績が認められると、「宗教法人」にすることも可能です。非法人教会では財産・資産などはあくまでも設立者個人のものですが、宗教法人となることによって、財産などは法人のものとなります。そのためには規則の変更・責任役員の設定などを行い、包括される宗教団体の許可を受けたうえで、地方自治体あるいは文部科学省から法人となることの許可を受けて、寺院規則・財産などの登記を行います。ただし現在では宗教法人格を取得するのは困難です。

ですから、寺院・神社を建立するのは個人の自由な宗教行為なので、包括される宗教団体の規則に基づいて行えば役所などへの届け出は必要ありません。それを宗教法人にする際には「宗教法人法」に基づく手続きが必要となるのです。


 
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補足しておくと、、、、



日本には新規参入を防ぐ組合や談合組織は無数にあります。
お寺や神社はそのルーツというべきものです。

奈良時代に日本が公地公民の官僚制を行おうとしても骨抜きにしましたし、個人間の売買は基本的には今でもタブーの雰囲気が濃いです。
昔は神社や寺の境内で市を開いて商業の独占をしていましたし、道路の通行権も独占し、勝手に通行料をとったりしていました。
もちろん武力を持って殺人や戦争、威嚇、政府への強訴など自由自在でした。

日本が神社や寺の独占が解放されたのは、織田信長の大きな成果です。それによって自由に商業を営むことができ、その成果として大阪は今でも商業の町として栄えています。

こうした背景があるので、お寺や神社の世界は、利権の保護に非常に敏感なので、素人が太刀打ちできるような業界ではありません。
だから謎も多く興味は湧くのですが。

>いつかは無くなってしまう寺や神社もあれば新しく出来るところもあってもいいのではないかと思っています。

同感です。しかし、伝統宗教の信者は増えてる訳ではないので、他の寺と信者の取り合いになるのです。
真言宗や日蓮宗のように、一部の新興宗教化したもの以外は、それほど布教は熱心ではないですね。
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この回答へのお礼

重ね重ね、お返事ありがとうございます。

縄張り(言い方が悪いけど)があるんですよね。
歴史もあるんですよね。
難しいそうですね。

でも、この地域は人が増えたので、支社(支店?)を作ろうかとか、
逆に人が減ってきたので、移転しようとか・・・
簡単には行かないんですよね^_^;

お礼日時:2005/08/30 17:27

宗教法人は特権に守られているので、誰でも参入できる業界ではありません。


坊主の資格のある人の協力と、田舎の廃寺を移すということなら、何とかなるかも知れないですね。

神社なら、どこかの神社の支社?という事も出来るかも知れません。

どちらにしても、利権を持っている人を使うわけですから、大金が必要です。

しかし、ご利益があると言うからには、その根拠が必要です。

質問者さんが、ご利益を補償できるだけの能力を持っているなら、それは新興宗教になるのではないでしょうか?

気軽にやりたいなら、宗教法人ではなく、NPO法人や健康食品販売や、人格改造セミナーやネズミ講などをやっている人は多いですね。

いずれにしても、神さん仏さんの世界は素人がやるには極めてハードルが高いということだと思います。
適当なことをやってると右翼が訪ねてくるかも知れないですし。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

決して自分で経営したいとか、出家したいなんて思っていないんです。すいません、説明不足で。m(__)m

お金も掛かるんですよね。
新しいお寺や神社が最近近所に出来た・・・なんて話聞いたことないし、勝手に作っていいものなのかも知らないので質問してみました。

でも、いつかは無くなってしまう寺や神社もあれば
新しく出来るところもあってもいいのではないかと
思っています。

お礼日時:2005/08/30 15:10

お寺や神社を建てるだけなら自由(といっても建築基準法にのっとった建設許可は必要になります。

)ですが、それでは誰にも相手にされませんので、世間に認めてもらう必要があります。
質問にあるように学業にご利益ある神社でしたら、まず祭神さんを菅原道真とて既存の天満宮などからご神体を勧請させてもらうのがいいのではないでしょうか。
お寺の場合は、まず出家して住職の資格をとり、修行した宗派に所属すればいいでしょう。
ただ、そういうふうにしても檀家や氏子を紹介してもらえるわけではありませんので営業努力は必要です。
また、お寺で墓地などを経営するのは都道府県か市町村の許可が必要です。
また、お寺や神社を法人化して宗教法人になるには都道府県の認可が必要ですが、これはオウム事件などもあってかなり難しくなっています。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

決して自分で経営したいとか、出家したいなんて思っていないんです。すいません、説明不足で。m(__)m

単に近くになかったら、何処かに頼めば作って
もらえるとか、勝手に鳥居や境内を作って
しまっていいのかなとかと思って質問しました。

でも、結構手間だし、大変そうですね。^_^;

お礼日時:2005/08/30 15:04

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