この人頭いいなと思ったエピソード

今までの私は、宮部みゆきさんや東野圭吾さんの作品を中心に読んできました。
しかし、本好きの上司に「はやりものだけじゃなくてきちんとした文学も読んでおいたほうがいいゾ」と言われました。
上司のオススメは、フォークナーの『アブサロム!アブサロム!』とメルヴィルの『白鯨』でした。
前者はちんぷんかんぷんで読み切れず、後者はどこがいいのかさっぱりわかりませんでした。
もちろん、上司にはつまらなかったとは言えません。

こんな読書力のない私に、面白くて読みやすい名作文学を教えてください。
(日本でも海外でもいいです)

A 回答 (4件)

こんにちは。



まず、いわゆる「名作」と言われる古典の類で読み難いと感じるのは、読み手の理解力に大きく影響してくる別の一因がある場合もあります。それは「使われている言葉・文章表現」の問題です。
海外文学であれば同じ作品でも訳者次第だし、使われている言葉が日常的な文かどうか次第で読みやすさが違います。名作は古典ということになりますから、その性質上、親しみのない言葉・表現で威厳を与えることに成功はしても、理解し難いために敬遠されてしまっているなと感じます。勿体ないですよね。

という一般人の声を受けてなのか、最近では名作を現代の言葉で出版しようという動きが活発のようです。特に、光文社古典新訳文庫は「いま、息をしている言葉でもう一度古典を」というコンセプトで数多く新訳がなされています。本当に読みやすいのでオススメです。

(光文社古典新訳文庫について)
http://www.kotensinyaku.jp/about/index.html

(ラインナップ)
http://www.kotensinyaku.jp/books/index.html

私は『罪と罰』を読み比べてみたのですが、断然こちらが読みやすかったです。ラインナップには名作ばかりです。興味のある本を読んでみてはいかがでしょう。

(アドバイス その1)
また、人それぞれで訳者(表現)との合う合わないがあります。カフカの作品では池内紀氏の訳は私には合いません。池内氏は他の方には評判は良いようなのですが。なので、質問者さまもこの訳者は読みやすいと思ったら、その方の訳されている本から選んでみるのも一つの方法です。

(アドバイス その2)
それと、巻末には「解説」がある場合がほとんどです。先にそちらを読んでおくと全体像・テーマ・注目すべき部分などがつかめるので、理解力の手助けになりますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

海外文学の訳に馴染めないかもしれません。光文社のものも試してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/22 17:52

私も今東野圭吾や宮部みゆきさんにハマっているところです。


過去の名作では次のはいかがでしょう。

遠藤周作の「沈黙」「侍」「イエスの生涯」
「沈黙」と「侍」は中学のときに読んだのですが、とても感動しました。クリスチャンの話しですが、悲しい感動が描かれています。

三浦綾子「塩狩峠」
これは感動的です。書くとネタバレになってしまうので書けませんが、列車が峠にさしかかったとき‥。

太宰治「走れメロス」「人間失格」
「走れメロス」は短編ですが、読んでさすが名作だ!と思いました。
「人間失格」も太宰治の文学に触れるのに大切です。

あと、これは私がこれから読もうとしている名作なのですが、浅田さんの「ぽっぽや(鉄道員)」が感動的みたいです。

柳田邦夫の「犠牲(サクリファイス)」もお勧めします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私が思う名作とはちょっと違うようですが、どれも面白そうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/22 17:54

東野圭吾さん読むなら古今東西の名探偵モノ小説の元祖である


コナン・ドイルのシャーロックホームズシリーズや、
アガサクリスティのポアロシリーズがスラッと読めるはずだよ。
古典の名作だし…

まぁなんつうか、本なんて好きなの読んだらいい。
フォークナーやメルヴィルの古典文学なんて
あらかた読むもの無くなってから手を出しても
遅くは無いですわ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

探偵シリーズがありましたね。私は推理小説が好きというよりも、流行ってて読みやすい本を読んでいただけです。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/22 17:49

新聞小説上がりの大作家の作品は、言えば「昔のラノベ」ですから、実に


読みやすいですよ。例えば司馬遼太郎の「坂の上の雲」や「翔ぶが如く」
あたりは、ラノベと同じ感覚で読めますし、夏目漱石の「吾輩は猫である」
あたりも、仮名遣いを除けば殆ど最近のラノベそのものです。

まずはその辺から入ると良いんじゃないですかね。どっちも「世間的には」
十分大作家で通用しますから、内容を論じてケムに巻けば、後は何とでも。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。司馬遼太郎に夏目漱石ですね。ラノベっぽいんなら、私にも読めそうな気がしてきました(^^)v読んでから質問を締め切りますね!

お礼日時:2009/08/19 20:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!