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 我が家の暖房は基本的に石油ファンヒータを使っていますが、昔の石油ストーブと違って石油ファンヒータは室温が設定値になるように燃焼レベルを変えて調節しているようです・・・と言うかそれが当り前ですね。

 ところが、例えば6畳くらいの部屋ですと、それなりの小型の石油ファンヒータを使用してもすぐ設定温度になってくれるのはいいのですが、その後燃焼レベルが最低(所謂「種火」・「とろ火」状態)になったとしてもそれでも発熱量が大き過ぎ、設定温度を通り過ぎてしまうことがあります。

 ものすごく寒い時、例えば外気との差が10℃以上ある時はそれでも温度調節がうまく働いてくれるのですが、外気との差が3、4℃とかでちょっとだけ温めたい時などは設定温度22℃とかにしておいても30℃近くまで上がったりします。それで暑くて仕方ないので一度完全に消火して寒くなったらまた付けると言ったことを繰り返す・・・と言うはめになってしまいます。
 その度に消火時のいやな匂いに悩まされますし、第一、これでは何のための温度調節機能かわかりませんね。

 メーカーに直接この件について問い合せると、暑すぎる場合は換気をして室温を下げろとか言われます。
 しかしながら、換気と言うものは本来、温度調節のために行うものでなく、汚れた空気を入れ替えるために行うものです。それにどちらかと言えばファンヒータの燃焼レベルが大きい時こそ空気が汚れるので頻繁に換気が必要であり、種火状態の時はさほど空気が汚れないのでさほど頻繁な換気は必要ないと思われます。
 それなのに種火状態の時に温度調節をして頻繁に換気をすると言うのも矛盾するように思いますし、無駄に暖房した分を必要以上の換気で逃がすと言うのも、エネルギー効率の面、あるいは二酸化炭素排出の面での矛盾を感じてしまいます。

 このような矛盾を感じていらっしゃる方はどのように対処していますでしょうか?
 また、上記種火状態の燃焼レベルが極端に小さくて外気との差が小さくても十分温度調節できるような機種などがありますでしょうか?

 以上、宜しくご回答のほどお願い致します。

A 回答 (12件中11~12件)

>石油ファンヒータの温度調節機能について




メーカー・機種によって違いますが、値ごろ感と需要の減少により現在の商品は概ね下記のような温度調節・温度検知をしております。

◇灯油の供給量(ポンプで送られて来た灯油をヒーター又はファンで霧状にバーナー部に吐出)と吸気ファンの回転数で新鮮空気(燃焼用空気)の取り入れ&バーナー部への送風量を調節して、燃料と風の組み合わせで燃焼量を決めています。

◇さらに、送風ファンと風向グリルの角度調整によって燃焼によって暖められた温風の供給を調節して温度・送風量・吹き出し角度の組み合わせで、ユーザーの設定(希望)温度の近傍で運転を制御しております。
それを、無段階調節とか3段階調節とかインバーター調節と称し、燃焼&送風調節をしております。

◇室内温度は、石油ファンヒーターの背面又は側面等の、機械の燃焼部から離れた部位で測った室内空気を以って室内温度としております。

◇それ故に、お部屋の位置や高さによって、空気の温度による比重が床面と天井では約7~13℃も異なり、温風からの到達距離で、体感&測定地点では
吹き出した温風が上昇したり、室内空気で熱交換(冷やされる)ので、離れるほど低くなります。

また、隙間風や換気、人の出入りによる冷気も比重が重い為に足元に入り込むので石油ファンヒーターから、遠く高いほど低温帯になります。

◇従って、機械の検知する温度とユーザーが体感する温度では温度センサーの性能精度にもよるが、測定位置の違いが大きい。
その上、燃焼制御の可変幅(カタログや取り扱い説明書・仕様銘板の燃焼幅の表示で示す)、能力可変の信号のタイムラグ等から、電気暖房に比べON/OFFや能力切り替え時のファン制御等のリレー音があり、臭いや騒音の問題が起こります。

◇新規や買い替えならば、燃焼可変幅の大きい(特に最小能力の低い商品、ホットキープとか微燃焼として→ON/OFFハンチングによる不快感を防止)商品を選ぶ。

現在温度と希望&設定温度の差が小さい場合、気密性の良い小部屋等には、現在は3KW以下の小型機がありませんし、エアコンに押されて高機能高付加価値商品(インバーターや高性能バーナーによる超微燃焼)が有りませんので、電気セラミックファンヒーターや小型石油ストーブの火力調節可能なタイプに切り替える事を検討下さい。

◇その他、種火とか燃焼が小さい時には空気が汚れないというのは、必ずしも正しくありません。
灯油(CnHm)が酸素(O2)と温度とにより燃焼する時,一酸化炭素(CO)や二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)とか炭化水素(HC)が発生し、その中で酸素濃度の減少(通常は21%程度)が起こり、有害物質の一酸化炭素や窒素酸化物が発生する。
酸素供給率や燃焼状態で、高温で酸素供給が過剰な強燃焼時、通常は空気中に75%前後の窒素(N2)が酸素と結合して二酸化窒素(NO2)や亜硫酸ガス(NO3)等の光化学スモッグとかの原因といわれる窒素酸化物に成る。
逆に低温・酸素不足の燃焼状態では、煤や炭化水素が多く出る可能性が高い。

このように、良く燃えても窒素酸化物が多くなったりするので、燃焼時には空気と灯油とファン制御がバランス良く運転していない時or無理な運転の絞込みや長時間運転により空気汚染と燃焼空気の変化が加速度的に悪循環でガス中毒&酸欠が起こるケースもあります。

換気は暖めた空気熱量を排出し、冷気を取り入れるので、仰る通り熱効率からは無駄・ロス行為ですが、室内空気の汚染、燃焼環境の維持の点からは避けて通れないものです。
安全安心の為には、約30分に一度はお部屋の空気を入れ替える程の汚染空気の排出と新鮮空気を取り入れる必要があります。

その、ロスの低減策は、安全安心の投資&保険とする事と空気の入れ替え時の入りと出を効率的に行う事や、加湿器による相対温度のアップで、潤い暖房による設定温度の1~2℃低減や扇風機やサーキュレーター、シーリングファンの利用による天井付近の暖気を循環させ室内温度の均一化を図る等の工夫があります。

拙文で、上手く説明・表現が出来ませんが、石油暖房のメリットである高能力・高温吹き出し・(経済性は薄れてきている)を活かしながら、使い方や置き場所・換気・温度設定を上手に工夫される事です。

damyack様に於かれましては、皆様からの情報・アイデア・アドバイスを活かされ、快適で安全安心な、ホットライフを過ごされますよう、心より祈念申し上げております。

この回答への補足

 できましたら仰るような「最小能力の低い商品」と言うのを具体的にどこのメーカの何と言う商品名かご紹介頂けませんでしょうか。私もいろいろカタログを見たりして検討したのですが、なかなかどれがどうなのかわからないものですから。宜しくお願いいたします。

 あと、換気に関してですが、私も燃焼レベルの低い時は必要ないなどとは申し上げておりませんし、それなりに適度な空気の入れ換えは必要だと思っております。しかしながら、汚れた空気の入れ換え以上に頻繁な、温度調節のための換気はどうなのかと思います。
 換気は仰るような30分に一度くらいならさほど苦にならないかと思いますが、10分に一度とか5分に一度とか(実際に外気温との差が小さいとそのくらいになります)だと煩わしいと言うか面倒なことこの上なりません。
 と言いますか、何かファンヒータと言う便利過ぎる(かどうか微妙ですが)機械に人間の方が振り回されているような感じさえしてしまいます。それ故、意見させて頂いた次第です。

補足日時:2009/11/12 00:42
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/12 00:41

石油ファンヒーターの温度センサーは、大半が本体の裏側にありますから


サーキュレーターのようなもので室内の空気を循環させると、正しい温度調整をしてくれます。
石油ファンヒーターを壁際に寄せ過ぎてませんか?
ファンヒーターの温度表示は、あくまでもセンサー周辺の空気温度です。
設定温度に達すると、燃焼が弱くなるはずですが、設定温度は何℃にしてるのでしょうか?
また、ファンヒーターの吹き出し口周辺に物が置いてあると温風が跳ね返ってくるので、正しい温度調整が出来なくなります。
壁から離して吹き出し口に注意すれば異常な温度調整はしなくなります。
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この回答へのお礼

 せっかくご回答頂いたのに恐縮なのですが、tpg0様も下記のnonlinia様と同様、私の質問の趣旨を誤解なさっているように思います。どのような誤解かはnonlinia様の項をご覧下さい。

お礼日時:2009/11/12 00:46

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