
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
面白い質問なので答えます。
ニワトリは少し飛べる理由。
進化生物学からニワトリを分類すれば、ニワトリの祖先はキジである事に当たる。遺伝子的にニワトリはキジ肉なのである。
よく考えて下さい。キジも少しは飛べるでしょう。つまり、キジ科にとって空中を飛ぶ必要がなくなり、また少し飛ぶことで逃げるときに有利なら残ります。だから、羽は空中を飛ぶ羽から、地上で跳ねる程度の飛ぶに目的に変えたのです。ですが、ニワトリは地面を走っているイメージがありますね。つまり、彼らは陸地での環境がよく、天敵がいなかったら陸に棲むようになった。
棲み分けという複雑な言葉を使ったので説明します。鳥は水辺に棲む合鴨や白鳥、陸を走るダチョウ、木に止まるワシやタカやカラスやスズメ、氷の上を歩くペンギンがいます。彼らは棲む場所が違うため、生物間競争がなく強い種だけが一種残るなんて事は起きません。棲み分けをし、違う場所に棲んでいるから生態系が多様、つまり弱肉強食というか、強い種のみが生き残るなんていう事が起きないのです。
ハトは天敵がいるから飛ぶ。ツバメは渡り鳥で、自分に都合のよい気候を旅してまわり生活している。ダチョウは天敵がいなかったから飛ぶことを止めた。
飛ぶ事が進化で、飛ばないことが退化という考えは捨てましょう。自分たちが飛ばない選択を選んだ種は、自分たちが安心して住める場所を手に入れ固定して住めるようになったという事です。ペンギンは陸で棲み飛ばなくなったのは、南極が彼らの天敵がなく棲みやすかったからです。
生物進化は、生物が都合がよい方しか進化しません。進化とは、ある部分の退化を伴います。
あなたの「少し飛ぶ分のエネルギーが、無駄な気がする」は、ニワトリの戦略を無視した話です。ニワトリは、少し飛ぶことで敵から早く逃げられると思ったからです。
ついでに、チャボが好きならキジの生態を観察してきなさい。行動がよく似てますよ。
No.3
- 回答日時:
no.2で回答した者です。
ハブは肉食で哺乳類や鳥類も食べますが特にネズミを好みハブの獲物の9割はネズミだそうです。なので他に天敵となる肉食動物が少ない土地柄だったので飛んで空中に逃げるエネルギーを使わなくても生きていける生態系となっていたんですね。
では何故今ヤンバルクイナが絶滅危惧種になっているのか?
それは1970年頃に人間が持ち込んだマングースや飼われていたネコが野性化したものがヤンバルクイナの天敵となり数が激減してしまいました。
No.1
- 回答日時:
飛べた方が有利な場合があるからだと思いますよ。
昔矮鶏を飼っていましたが、家の裏が崖だったので、猫に襲われたときにその崖の木に飛んで逃げていました。また、寝るときに高い木に飛び上がって寝る個体もいます。
ダチョウほど大きくなれば、まるで飛ばなくても相手を蹴り殺すという保身方法もあるでしょうが、鶏などのサイズですと捕食される方が多いサイズです。飛べると言うことはムダではなく逃げて生き延びるための重要な能力だと思います。
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