はじめまして!来年にウィーンに行こうと思っています。最近オペラに興味持ちはじめまして本場のオペラが見てみたいと思いました。なぜ行こうと思ったかといいますとある本でウィーン国立歌劇場とかだと当日券を日本円でかなり安くみられると書いてあってこれだと思ったからです笑 2週間ほどの予定でその間毎日コンサート、リサイタル等を見て過ごしたいと思っています。最近声楽を習い始めたので出来れば歌い手がいるオペラ、コンサートなどが好ましいです。教えてほしいのは行くタイミングとおおよその料金とあとウィーンでの見どころとか教えて頂けるとありがたいです。来年、春から秋でオペラなどが豊富に上演される時期とかありましたらぜひ教えて頂きたいです。詳しい方からのアドバイスお待ちしています。宜しくお願いします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
オペラ大好きなオバサンです。
> 2週間ほどの予定でその間毎日コンサート、リサイタル等を見て過ごしたいと思っています。
うらやましいです~。
> ある本でウィーン国立歌劇場とかだと当日券を日本円でかなり安くみられると書いてあって
う~ん、これはちょっと言葉が微妙なような…。
一般席が当日ならば安くなる訳ではなく、「当日発売になる立ち見席」が特に安いんです。
それ以外でも充分安いとは思いますが、「安い」席は、舞台の一部や殆どを「見ることができない」ということもありますので(シュターツ・オーパーの座席表の注意書きにも書いてありますよ)、ご覚悟のほどを(平土間の真正面の立ち見席ならいいんですが、バルコンやガレリエですとかなり遠いです)。
ですから、「見たい!」と思う演目ならば、多少「いい席」を予約購入した方がいいと思います。
そうすれば、ゆっくりと座ってオペラを堪能することができます。
立ち見席は、文字通り「立って」見ることになりますから。
オペラの上演時間を考えますと、いくら安くても、毎日立ちっぱなしはつらいと思います。
> 教えてほしいのは行くタイミングとおおよその料金
> 来年、春から秋でオペラなどが豊富に上演される時期
料金については、ウィーン・シュターツ・オーパーの「最も『いい』公演」を「最もいい席」で観るとしても240ユーロだったと思います(フォルクス・オーパーは160ユーロだったかな)。
一番安いのは、立ち見席の3ユーロですね(フォルクス・オーパーは2ユーロ)。
ウィーン・シュターツ・オーパーは、日本円換算すると、高くても35,000円程度、安いと500円程度ですからね。
日本でウィーン・シュターツ・オーパーの「引っ越し公演」でも観ようとしたら、指揮者や歌手が『いい』よかったりすると、S席で6万円なんてこともありましたもの(数年前に東京であった、小澤征爾指揮、トーマス・ハンプソン出演のオペラがこんな価格だったと記憶しています)。
これを比較すれば、行きたくなりますよね。
時季については、#3さまも書いていらっしゃいますが、夏はオペラはオフシーズンです。
そして、9月以降は「来シーズン」になりますから、まだ、どの歌劇場で何を上演するかなど、全く分かりません。
来年の春から秋について「今」アドヴァイスを差し上げるとしたら、来年の6月末までのお話になります。
今シーズンで、自分の好みの出演者、演目から時季を決めていいならば、私の場合は、来年のゴールデンウィーク明けになりますね。
2010年5月
8日:トスカ(シュターツ・オーパー)
9日:カルメン(シュターツ・オーパー)
10日:ウィーン・フィルのコンサート(シューマンの「マンフレッド」序曲とマーラーの交響曲第5番。ムジーク・フェラインの大ホール)
11日:セビリアの理髪師(シュターツ・オーパー)
12日:3つのオレンジへの恋(フォルクス・オーパー)
13日:マクベス(シュターツ・オーパー)
14日:バレエ・コッペリア(シュターツ・オーパー)
15日:陽気なニーベルンゲン(フォルクス・オーパー)
16日:トスカ(フォルクス・オーパー)
17日:地獄のオルフェ(フォルクス・オーパー)
18日:マノン(シュターツ・オーパー)
19日:アルジェのイタリア女(シュターツ・オーパー)
2週間には足りませんが、こんなカンジでスケジュールを埋めると思います。
トスカが2公演ありますが、一方はシュターツ・オーパーで、一方はフォルクス・オーパーなので、「違い」が楽しめます。
シュターツ・オーパーとフォルクス・オーパーでは、演出も違えば出演者も違い、出演者のレベルも違えば、客のレベルも違うので(笑)
同じ公演を短期の内に何度も観れるのはいいですね。
ただ最後のシュターツ・オーパーとフォルクス・オーパーの違いがあるのはより一層面白そうで是非とも観てみたいです!
正直席は何処でもいいと思ってまして、感動するものには感動するので日本円で数百円の席でもいいんですが、やっぱり一日ぐらいは一番いい席座ってみるのも悪くないかもと思います!一番見たい作品で♪
No.6
- 回答日時:
#5です。
> オペレッタというのはまだ観たこともないので想像もつかないです。
という、他の回答者さまへのお礼に横から失礼をいたします。
私が挙げたスケジュールのなかでは、『陽気なニーベルンゲン』(オスカー・シュトラウス)と『地獄のオルフェ』(オッフェンバッハ)がオペレッタです。
『地獄のオルフェ』は、日本では『天国と地獄』というタイトルで上演されることが多いです。
運動会などでよく聞いた、おなじみの曲ですよ。
他には、『こうもり』(ヨハン・シュトラウス2世)、『チャルダッシュの女王』(カールマン)、『メリー・ウィドウ』(レハール)などが有名です。
オペレッタは、日本では、「喜歌劇」とか「軽歌劇」と訳されていますが、オペラほどシリアスではなく、重くもないものです。
オペラが「すごく」軽くなったもの…と考えていただいていいと思います。
軽妙洒脱で、ドタバタしたコメディタッチのものも多いので、オペラ以上に気軽に楽しんでいただけると思います。
私は、例示した中では『陽気なニーベルンゲン』だけをまだ見たことがないんです。
あらすじ等を読んで、すごく興味を惹かれたんですが(「ニーベルングの指環」のパロディ作品なんですが、超現実的で現代のテイストがちりばめられていて面白そうなんですよ~)、DVD等のソフトも殆どなく、ぜひ見に行きたいと思っているのですがスケジュール的に難しいので…(泣)。
> やっぱり一日ぐらいは一番いい席座ってみるのも悪くないかもと思います!一番見たい作品で♪
私は、まだ「一番いい席」で観たことがありませんが(シュターツ・オーパーのシートカテゴリーで言うと、「5」か「6」あたりの席ばかり。日本円に換算すると、5,000円~10,000円程度の席ですね)、確かに一度は座ってみたいです。
> シュターツ・オーパーとフォルクス・オーパーの違いがあるのはより一層面白そうで是非とも観てみたいです!
本当に是非ともそうしてください。
> 感動するものには感動するので
はい、本当に感動できるものは、素直に染み入ってきて感動できます。
ですが、「ウィーンだから全ていいはず。」と思っていると悲しくなってしまうこともありますよ。
私がフォルクス・オーパーへ行ったのは、1度だけで、モーツァルトの『魔笛』を観に行ったのですが、はっきり言って「酷い出来」でしたので…。(一緒に行った声楽家の友人は、「日本の音大の卒業公演の方がどれほどマシか…。」と怒っていたほどでした。)
パミーナを、日本でも出演の機会が増えてきた某日本人ソプラノが演じられたのですが、この方が一番「マシ」だったというカンジで(でも、納得できる出来ではなかったです)。
せっかくのモーツァルトのきれいな曲がガタガタでした。
オケはコケまくるわ、オケと歌が合っていないわ、アンサンブルなのにアンサンブルになっていないわ(これは大変気持ち悪い)、ソロでも音を外す歌手が続出するわ…。
演出は好みの問題なので何とも言えませんが、私的には「…。」でした。
客側の、前の方の席の客が帰った後、後ろの席の客が勝手に前の席を移動する…という行動はまだマシの方かもしれません(日本では自由席でないかぎり、このようなことはないと思いますが、ウィーンのフォルクス・オーパーでは当たり前のことなんでしょうか)。
上演中も結構おしゃべりが続いていたし、カーテンコールもヤジや口笛が飛んでいました(まあ、あの出来ではヤジは仕方ないかとも思いますが…)。
クロークの前で立ち話し、他のお客さんが荷物を預けるのの邪魔になっても平気でいた日本の女子高生たちもいましたね(日本語を話し、制服を着ていたので、多分、日本の女子高生…)。
事前に下調べをしてこなかったのか、「何が何だかさっぱりわからなかった。」と話していたお嬢さんもいらっしゃいました(『魔笛』って、結構有名で、よく知られているオペラだと思うんですけれど…。確かに途中から善悪が入れ替わってしまうような印象を受けるので、解りにくいところがあるのかもしれませんが…)。
対して、シュターツ・オーパーにいらっしゃる方の中には、「素材からして違う!」と分かるお仕立てのお召ものの方もいらっしゃいますし、しぐさ、雰囲気からして洗練された方もいらっしゃいます(もちろん、私のような一般庶民も混ざっていますけれど)。
建物、調度などもすばらしいです。
本当に話のタネになると思います。
ぜひ楽しんできてくださいね。
No.4
- 回答日時:
本当に初心者に、本当に初めての方にお勧めします。
将来もオペラ好きになると思いますよ。1.有名なオペラ、ごくクラッシックなオペラにする。
2.具体的には、モーツァルトとか、ヴェルディーなどがよい。ワグナーは避ける。
3.日本で解説書/筋書きを読んでおく。出来れば、DVDを見ておく。東京近辺にお住まいですか。初台の東京オペラシティーに行けば、無料で、DVDの試聴が出来ます。
4.確認が難しいのですが、古典的な演出のものを選ぶ。特にドイツ系の演出家は現代的演出が好きで、たとえて云えば、弁慶が機関銃を持って出てくるような舞台です。弁慶は薙刀が似合いますよね。
5.話の種になるのは、Wiener Staatsoper ウィーン国立オペラ劇場です。他にも沢山ありますから。
6.スケジュールによってはオペレッタという手もあります。手軽ですし、楽しい物です。
オペラシティー来月行く予定あるので一度DVDが観れるコーナーがあるのなら観ておきたいと思います。オペレッタというのはまだ観たこともないので想像もつかないです。ちょっと楽しみです!
No.3
- 回答日時:
No.2です。
追加します。ご質問をよく見たら、「来年、春から秋で」とありました。
ご存知と思いますが、オペラシーズンは、9月から翌年6月までで、7・8月はオペラはお休みです。まっとうなコンサートもありません。(要するに、音楽会のシーズンオフです)
観光客相手の「音大生のアルバイト・コンサート」のようなものはありますので、7・8月でも何がしかのコンサートは聴けると思いますが、本格的に音楽を聴きたいのなら、7・8月は避けた方がよいと思います。
ご参考まで。
No.2
- 回答日時:
ウィーン国立歌劇場のホームページから、公演スケジュールを確認し、そこからインターネット経由でチケットを購入できます。
座席表、料金表もあります。(ただし、日本語は最初の入口のみ。中はドイツ語または英語です。オペラを聴こうというなら、そのぐらいはへっちゃらですよね!)チケットは仲介業者を介さないので、定価そのもので買えます。すでに来年6月までのチケットが発売されています。ただし、ちょっとシステムが複雑で、高い方の2クラスは発売済、3ランク目以下の安い席は1ヶ月前発売です。予約(Stand-by ticket)しておけば、1ヶ月前の発売時に席を確保してくれます(予約が多い場合は、先着順または抽選)。
格安の当日券とは、「立ち見」のことと思います。当日並んで先着順で入手できます。場所取りも早い者勝ちです。平土間の真正面の素晴らしい位置で4ユーロ、バルコニーなどは3ユーロです。
参考URL:http://www.staatsoper.at/Content.Node2/index1.php
詳しい説明ありがとうございます。凄く参考になりました。
本当に格安の席もあるんですね!滞在の半分はこっちで予約して後はそれを狙いたいと思います!笑
No.1
- 回答日時:
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