プロが教えるわが家の防犯対策術!

教育テレビなどでコンクールが時々中継されますが,
あの生徒たちは,なぜ,目を剥いたり,無理な笑顔を作ったり(エアロビほどでないですが),
過剰なまでの「感情移入のまねごと」をやらされているのでしょうか.
(と私は感じてしまって,不快でなりません)

私はクラシックが好きで声楽曲も良く聴きます.
第九やメサイヤなどNHKの放送も良く見ます.
合唱団も映りますが,プロの合唱団はそんな顔はしていません.
(ウィーン少年合唱団だってしていません)

中高の合唱指導者の問題でしょうか.
審査員の問題でしょうか.
もしかすると,全く審査には関係ないのに,習慣のようになっているのでしょうか.
ご存じの方,教えて下さい.

昔,西六郷の子たちが,うたの時間に出ていましたが
よっぽど活き活きしていて本当の意味での表情があったと思います.

A 回答 (2件)

海外で、合唱と声楽をやっています。


日本の合唱界特有の発声方法に、ほおの筋肉を持ち上げ(微笑むような顔)、目を見開くと、良く響く声が出るという、通説があります。
日本の合唱界は、大昔にドイツ唱法を取り入れてから、世界の進歩に取り残された、日本独特の発声方法を、金科玉条の様に守り続けているようです。
恐らく、教える先生方も審査員も、皆、自分で真剣に発声を研究したこともなく、昔から伝わる方法を無批判に絶対正しいと思い込んで、子供たちを指導しています。
みんながやっているから正しいという、不合理な理由で、いつまで経ってもおかしな伝統が続きます。
ドイツでさえ、古い物を捨て、新しい物を選択しているのに、日本では、全く変化が無い様です。

私は、以前、オペラ歌手は、何か非常にわざとらしい歌い方をしているものとして、大嫌いでした。
しかし、海外で機会があって、本物のオペラ歌手の肉声を目と鼻の先で聞いて、そのすばらしさに驚愕しました。
リラックスして、軽々と歌うその声の張りと艶と迫力、そして声の表情に圧倒されました。
私が、以前にわざとらしい歌い方だと感じていたのは、日本人のまがい物のオペラ歌手だったのでしょう。
本質ではなく、表面をなぞって、似せようとしているため、わざとらしくなるのです。

合唱のおかしな表情は、外圧が無い限り、いつまで経っても変わらない、変わることのできない、日本的村社会の例の一つだと思います。

私が気に入って、しょっちゅう見ている、ボイストレーナーの方のブログを参考URLに添付します。
この方の言っていることは、絶対ではないが、おおむね正しいと思います。

参考URL:http://ameblo.jp/molto-piu-acute/
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審査員の心証でしょう?



たぶんTV映りのいい表情してたら、減点になるんじゃないかとすら思います。

もしかしたら、歌よりも重視されているかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました.

歌より重視されている! 同感です.
たぶん,画面を消して聴いてみると大したことないんでしょうね.

この日本特有の現象は,
ご回答者様は審査員のせいだと思われるのですね.
審査員はどんな面々なんでしょうね.
糾弾したい気持ちです.

お礼日時:2011/06/12 00:40

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