【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

子供のころ読んだある怪談に、ある屋敷で夜中の決まった時刻になると、自動的に部屋のピアノが「エリーゼのために」を弾きだす、というものがあったのです。今なら自動演奏機能付きのエレピでそういう設定もできるのかもしれませんが。まぁ19世紀かあたりの大きな屋敷の話らしい。
で、なぜ鳴るかというと、若くして死んだそこの女の子がポルターガイスト的に鳴らすらしい。で、供養みたいのをしてやるとそのときから鳴らなくなったと。

で、問題は、どうも読んだときから「エリーゼのために」が引っかかったのです。なぜこの曲なのか。もちろんその女の子が普段よく弾いていた曲だからと言うことなのですが、もしその子が例えばその代わりに「悲愴」の第二楽章をよく弾いていたらどうだったか?夜中になったら怪談になるかどうか?疑問だったわけです。もちろんその創作段階で、悲愴の第二楽章よりも「エリーゼのために」のほうがより怪談にふさわしい雰囲気を持つ、というイメージがあったのではないかと思う。実際あの短調が夜中に無人の部屋で鳴り出したらちょっとぞっとする、でも、もし「悲愴」第二楽章だったら?大分怪談になりにくいのでは?

それをもっと拡張解釈して、もしこの曲だったら、この怪談に当てはめられるものでしょうか?と言うのが質問です。例えばもし自動演奏で弾かれる曲が

(1)メンデルスゾーン「春の歌」
(2)ショパン「別れの曲」or
(3)同「子犬のワルツ」
(4)サティ「官僚的なソナチネ」
(5)同「ジムノペティ第一番」
(6)ラヴェル「夜のガスバール」より「絞首台」or「スカルボ」
(7)同「ラ・ヴァルス(ピアノソロ版)」
(8)ドビュッシー「前奏曲集」より「雪の上の足跡」
(9)同「アナカプリの丘」
(10)プロコフィエフ「トッカータ」
etc.

だったらば、怪談として成立するのでしょうか?
また、もしこの曲だったらもっと効果があると言うものがありましたら教えていただきたいです。
(4)

A 回答 (1件)

自分だったらどの曲が怖いか・・思わず考えてしまいますね。



挙げられた曲では(2)かなあと思います。全体にショパンの湿っぽい曲は割と雰囲気が出るのではないでしょうか。もちろん、ドンぴしゃの「葬送」もありますが、「雨だれ」も何となく怪談と相性が良さそうな。

夜中に静かに聞こえてくる雨だれの曲。そーっとピアノの部屋の前までやってきて、ドアのノブをおそるおそる回そうとすると、ぴったりのタイミングで、音楽の方もあの不気味な中間部に移っていきます。そしてひとりでにギギーッと扉がきしみながらゆっくりと開いていく・・と言うイメージです。
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この回答へのお礼

すばらしいイメージですね。
私も「雨だれ」の中間部には背筋が凍りつきました。あのどうしようもない絶望感は何なのでしょうか。
「別れ」は案外ドライな面も持っていますから、それほどの効果はあげない気がします。あまりにぴったりな「葬送」ではかえって失笑させるのではないかと言う気も。

お礼日時:2009/12/17 07:52

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