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簿記一級 連結会計における子会社株式一部売却時の修正仕訳
連結会計で親会社が子会社と支配関係を継続している場合に子会社株式の
一部売却を行ったときの連結修正消去仕訳がよく分かりません。
テクストでは
子会社株式 xx 少数株主当期変動額 xx
子会社株式売却損益 xx のれん       xx  となっています
特によく分からないのは子会社株式が借方に計上されているという点においてです。
修正仕訳という事はこれは個別会計上で行われたと思われる売却時に子会社株式を
貸方に計上したものを取り消しているんですよね?
でもそうだとすれば子会社株式の帳簿価額は売却後も売却前の簿価と変わらないという事に
なってしまいます。どうかご教授お願いします。

A 回答 (1件)

>修正仕訳という事はこれは個別会計上で行われたと思われる売却時に子会社株式を


貸方に計上したものを取り消しているんですよね?//

違います。個別会計と連結会計は分けて考えましょう。
連結会計の場合、連結開始仕訳を思い出して下さい。

子会社の純資産  xxx  子会社株式  xxx
評価差額     xxx  少数株主持分 xxx
のれん      xxx

上のようにして子会社の純資産項目と相殺消去した子会社株式勘定を、今回の一部売却によって売却分だけ控除しているのです。その控除分は、お書きになった仕訳で分かる通り、少数株主持分の増加になります(自社以外の株主に売却するのですから当然ですね)。だから、子会社株式勘定が借方に来るのです。


ちなみに、お分かりとは思いますが、この子会社株式の一部売却を個別会計としてみた場合、
現金         xxx  子会社株式  xxx 
子会社株式売却損益  xxx  

と、子会社株式勘定が貸方にきます。
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この回答へのお礼

あくまで連結会計上で繋がっていたのですね
確かに開始仕訳と照らし合わせてみると大いに納得できました。
とても分かりやすいご説明、誠にありがとうございました。

お礼日時:2010/03/02 07:38

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