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親会社が子会社株式を売却した際に
借方には、「S社株式」と「S社株式売却益」
貸方には、「少数株主持分」と「のれん」   
という仕訳をします。

ですが、貸借の差額を「S社株式売却益」
として処理するのは何故しょうか?

S社株式が借方に出て、貸方にのれんと
少数株主持分が出る理由は分かります。

そうなると、S社株式売却益が借方に出る
理由(貸借の差額が答えという裏付け)が
あると思うのです。

その理由を教えて下さい!

A 回答 (1件)

こんにちは。



>貸借の差額を「S社株式売却益」として処理するのは何故しょうか?//

ご質問分の最初に書かれた仕訳が連結修正仕訳だという事はお分かりですか?
親会社が子会社株式を売却した際に、親会社の個別会計上では、


現金預金xxx  /S社株式   xxx
         /S社株式売却益xxx

という仕訳をしています。


今度は同じ取引を連結会社として仕訳を切っているとしたらどうでしょう?

現金預金xxx  /少数株主持分xxx
         /のれん   xxx
         /S社株式売却益xxx

になるはずです。ところが、実際には上記の仕訳を直接切ることはありません。なぜなら、連結会社と言うものを最初から存在させて、そこを取引主体とした仕訳を想定していないからです。「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号)第10項には、
「連結財務諸表は、企業集団に属する親会社及び子会社が一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成した個別財務諸表を基礎として作成しなければならない。」
とあります。つまり、先ず個別財務諸表があって、そこから連結財務諸表作成のための修正仕訳が切られます。
ということは、genkeikaikeiさんが質問冒頭で言及された仕訳は、

現金預金xxx  /少数株主持分xxx
         /のれん   xxx
         /S社株式売却益xxx

という仕訳が最終的に出来上がるように、

現金預金xxx  /S社株式   xxx
         /S社株式売却益xxx

という親会社の個別会計上の仕訳を修正する仕訳なのです。これが、

S社株式   xxx /少数株主持分xxx
          /のれん   xxx
S社株式売却益xxx/

なのです。そうなると、この連結修正仕訳のなかで登場する借方のS社株式売却益の金額は、個別会計上で計上し、連結時にも特別利益として計上されているS社株式売却益を減少させる(借方にあるから)金額なのです。
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