プロが教えるわが家の防犯対策術!

ヘッドホンのホワイトノイズについての質問です。
昨日、ポータブルヘッドホン(AKG K414P)を購入したのですが、ホワイトノイズが目立ちます。
ポータブル機器やプリメインアンプのヘッドホンOUTで試してみても同じ結果でノイズが乗ります。
試しに同社のk240sで聴いてみたところノイズは全く乗りませんでした。
バラード曲などを聴くとどうしてもホワイトノイズが目立ってしまうので少しがっかりしております。
自分ではポータブル用のヘッドホンの為、能率がいいのでノイズが乗ってしまうのかな なんて思っておりますが、その辺の知識はあまり兼ね備えていないので、万一、初期不良だったらいけないなと思い、質問させていただきました。
ホワイトノイズといえば音源や再生機器に依存するものだと思っておりましたので、もしそうであれば見当違いの質問になってしまいますが、どなたか回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

「アッパレ」って、曲がりなりにも(自称)専門家ですから「正答を書いてむしろ当然」「間違ったことを書いてしまったら即謝罪」くらいの心づもりでおります。




・・・と偉そうに前振りしておいて、「ごめんなさい」補足です。
厳密には、「単純な能率(感度)のみの比較」でなく、ヘッドフォンの入力インピーダンスも考慮しなければなりません。
(更に厳密さを追求するなら、アンプ側の出力インピーダンスも考慮する必要があります)

例えば、同じ能率91dB/mWのヘッドフォン同士であっても、一方のインピーダンスが32Ωで、他方が64Ωであった場合、
・アンプの出力インピーダンスが小さいと、(見かけ上の)能率は「32Ω」のヘッドフォンの方が大きくなる
・アンプの出力インピーダンスが大きいと、(見かけ上の)能率は「64Ω」のヘッドフォンの方が大きくなる
ことを追記しておきます。
(#5さんの「インピーダンスの違い」への着目も決して間違ってはいない、ということです)

但しこの場合の「(見かけ上の)能率の差」というのは、最大(←アンプの出力インピーダンスによって違ってくる)でも「インピーダンスに比例」した分のみですので、K414P(32Ω)とk240s(55Ω)でも「2倍未満」しか生じません。
一方、インピーダンス差以外の「(純粋な)能率の差」は、前述の通り100倍近くありますので、
・K414Pとk240sの「残留ノイズの大きさの違い」の原因は、概ね「純粋な能率の差」に起因している
と言って間違いはないでしょう。
※以上、読んでいて訳が分からなければ、全て無視して頂いても大丈夫です。あくまで補足ですので。


もしアッテネーターを自作するのであれば、単純にはアンプ~ヘッドフォン間に、アンプから見てヘッドフォンと直列になるように「290Ω位の抵抗」を接続すれば、(アンプの出力インピーダンスが低い場合には)それだけで大体20dBの減衰が得られます。
但し、この場合はヘッドフォン側から見たアンプの出力インピーダンスが上昇し、音質が悪化(というか変化)するので、
・ヘッドフォンと並列に3.3Ω位の抵抗を接続
・上記の「ヘッドフォン+抵抗」に、更に直列に29Ω位の抵抗を接続
すれば、「純電子的」にはアンプ出力直結とさほど変わらない出力特性を維持しつつ20dBくらいの減衰が得られます。(それでも「オーディオ的」には音質が変化・劣化する可能性はあります)
※「変換ケーブル」の形状で左右計4本の抵抗を組み込むのは難しそうなので、小箱に抵抗とジャックを組み込んで「変換ボックス」の形状にした方が良いと思います。
※「**Ω位」と書かれた抵抗値は、最大1.5倍(1/1.5倍)程度違った値を使っても問題ありません。


あと蛇足ですが、ヘッドフォン出力から20dB(程度)の減衰であれば、抵抗の熱雑音も歪の発生も問題ないと思います。
    • good
    • 1

特性の違いです。


優れているとも言えます。
音楽自体の解像機能に注目してみて下さい。
    • good
    • 1

ヘッドホンで発生ノイズが変わるとすると、ヘッドホンのインピーダンスの違いぐらいかな、とか考えてしまいましたが、確かにNo.3さんの回答が正解ですね。

アッパレです。

で、結果的に
1.ヘッドホンの効率が悪い
2.同じ音量で聴くにはボリュームを上げる必要が有る。
3.パワーアンプ(ボリューム以降の回路)の残留ノイズはボリュームに(ほぼ)無関係
という流れで高効率のヘッドホンの方が残留のノイズが目立つと。

という事は、これを逆手に取って高効率のヘッドホンを使う場合はパワーアンプ(ヘッドホンアンプ)の出力にアッテネータを挿入して見かけ上の効率を下げると残留ノイズも減衰され、同じノイズレベルで聴くことが出来そうですね。

#アンプ(アクティブ素子)の残留ノイズより、パッシブアッテネータ(の抵抗の熱雑音など)のノイズの方が少ないという前提で。
#あまり減衰させるとアンプのボリュームを上げることになり歪みは増えるかもしれませんが
    • good
    • 0

再び iBook-2001 です♪



お礼を戴き、ありがとうございます。
この内容からホワイトノイズの類で有る事は間違い無さそうです。

「ホワイトノイズといえば音源や再生機器に依存するものだと思っておりましたので」
ハイ、正しい理解と存じます。

結論から言いますと 回答#3の JT190 様がおっしゃる通り、今までは聴き取れなかったノイズまで聞こえてしまっているんでしょう。

周辺の騒音等が多い場合は埋もれて気にならないかもしれませんが、静かな環境だと気になってしまいますね(>o<)

多少音質が犠牲に成る可能性が有っても抵抗でレベルダウンと思いますが、ちょいと探しまわりましたが適当な抵抗入りの物が見当たりませんでしたので、がんばって抵抗入り延長ケーブルを自作するか、利用場所など割り切って使い分けるしかなさそうですね。
    • good
    • 0

アンプには「残留ノイズ」というものがあって、ボリュームを0に絞っても、ごく僅かに「サー」とか「ブーン」とかいうノイズが常に出力されています。


で、K414Pは能率が高い(110dB/mW)ので、この「残留ノイズ」をより大きな音で再生してしまうのです。
もちろん音声信号もその分大きな音になりますが、音声信号の方はボリュームで適量に下げてしまいますよね? 「音声信号の音量は下がっても残留ノイズは大きいまま」ですので、相対的に「ノイズが目立ってしまう」のです。

・K414P:110dB/mW
・k240s:91dB/mW

能率(感度)が約20dB違いますので、K414Pの方が「残留ノイズが(電力比で)約100倍大きい!」のです(電圧比では10倍)。したがって、(残留)ノイズが大きく聴こえても決して故障ではありません。

これを改善するには
・もっと残留ノイズの少ないヘッドフォンアンプを使う
・もっと感度の低いヘッドフォンを使う(K414Pはあきらめる)
・アンプ~ヘッドフォン間にアッテネーターを入れる(ノイズを減らせる代わりに、音質が劣化する可能性があります)
※プレーヤ~アンプ間にアッテネーターを入れても無駄です(「アンプ」の残留ノイズは減りません)。
    • good
    • 1

#1の方のおっしゃるとおり、ノイズが発生するのはあくまでアンプ側の問題です。


ヘッドフォン自体は、単に電気エネルギーを振動エネルギーに変換しているパッシブデバイスなので、それ自体がノイズの発生源にはなりえません(歪むということはありますが)。

ヘッドフォンの周波数特性(f特)はかなり凹凸が激しく、ピークとディップで20~30dBくらい凹凸があることはザラですし、外耳道の大きさ・形状は一人ひとり違うし、装着状態によってf特のあばれがひどくなることもあります。
たまたまf特のピーク辺りでミュージックソースの分布が少ないためノイズ成分が目立っていると思われます。
逆にピーク辺りにエネルギーが集中しているようなソースの場合、かなりクセが強い音色に感じられるのではないでしょうか。
FM放送の局間ノイズ(ほぼホワイトノイズ)だけを聞いてみてください。他のヘッドフォンとはかなり違う音色に聞こえるかもしれません。
    • good
    • 0

はじめまして♪



ヘッドホンやスピーカーは与えられた電力で動きますから、単体でノイズは動作時に特定の異音が出るとき以外ありえませんね。

ましてや「ホワイトノイズ」、、、
ポータブル機器やプリメインアンプの異常としか思い当たりませんね。

本当に「ホワイトノイズ」(又は聴いた感じが似ているピンクノイズ)なのでしょか?

ノイズの確認をもう一度聞き直してみて、間違いが無いようでしたら、アンプやポータブル機器が悪い と言う結果でしょうし、AKG K414Pがそう言った環境で使うべきではない機種なんでしょうか?(そんなハズは無いように思いますが、、)
    • good
    • 2
この回答へのお礼

迅速な回答ありがとうございます。

>本当に「ホワイトノイズ」(又は聴いた感じが似ているピンクノイズ)なのでしょか?
オーディオが趣味で、スピーカーやヘッドホンもいくつか購入しましたが、ヘッドホン(スピーカー)をかえてノイズが入るのは初めてのことでして、何ともいえません。
ただ、「サーーーー」と音がかすかに流れる感じですので、ホワイトノイズかなと勝手に判断いたしました。

>AKG K414Pがそう言った環境で使うべきではない機種なんでしょうか?(そんなハズは無いように思いますが、、)
この機種はiPod等のポータブル機での使用を想定して販売されていると思いますので、そういった機器に直刺しで使うのが本来の使用方法だと思います。


現在所持している他のヘッドホンやイヤホンではサーノイズが入らないのに、k414pつないだ途端にサーノイズが入ってしまうのでそこが一番気がかりな点です。
このような場合、購入店に問い合わせなどしたほうが宜しいのでしょうか?

お礼日時:2010/03/15 02:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!